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USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけ

もともと日本の公認会計士試験を受験していましたが、論文式試験に合格することができませんでした。
その後、監査法人にて内部統制監査/システム監査業務に従事しており、第一子の育児休業を1年間取得しました。
そこで、育児をしつつ、資格取得を目指しました。

学習開始時の英語力・会計知識

英語知識：英検2級
会計知識：日本の公認会計士試験の受験経験あり、日商簿記検定2級

TACをお選びいただいた理由

日本の公認会計士を受験する際に、TACの本科生コースを受講していました。
他の資格学校へ入会しなかった理由は、TACの質問コーナーのフォロー体制の良さと、全国各地に校舎があること、それに加えて、USCPA受講生情報サイトのクオリティが高いことです。
サイト内では改正論点、諸手続方法など、幅広く掲示されています。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

講義はとても分かりやすかったですが、わからないことがあれば質問コーナー(受講相談)を積極的に利用しました。
特に、Zoomを利用して講師へ受講相談が可能であるため、働きながらでも質問ができる点がよかったです。
また、受講が一通り終わり、アウトプット期に入ると、Becker Online演習ソフトの使い勝手の良さは特に良いと感じました。
Becker Online演習ソフトはスマートフォンでも問題を解くことができるのと、自分の苦手な問題がログで残るので、隙間時間にBecker Online演習ソフトにアクセスすることで、苦手領域を克服することが簡単にできました。私は電車の待ち時間にアクセスして、問題を解いていました。

受講形態　学習期間

受講形態 ： Web通信講座

学習期間 ： １年間
2023年6月　全科目合格

学習情報 ：
・総合学習時間　：　1,345時間程度
・各科目の学習割合（※総合学習時間＝100％とした場合）
FAR：36％ 484時間　、BEC：17％　226時間　
REG：15％ 199時間　、AUD：32％　436時間

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

私はFARを最初に受験しました。最初ということもあり、英語の問題を解くことに慣れるまでに時間がすごくかかった印象です。
しかし、TACの「講義→問題集→Becker」というサイクルを終えると、着実に力がついている実感があり、Beckerの問題の正答率でどれくらいを取れれば本試験で合格するかを意識し、その他の科目も同様に進めることで全科目合格しました。
最初の1科目めの合格が一番難しく感じると思いますが、2科目め以降は学習法が確立できるのではと思います。
また、スマートフォンの勉強時間管理アプリで勉強時間のログを残しました。勉強に充てられる時間は有限であることを意識して、各科目の合計勉強時間、残り勉強時間をモニタリングしました。
（このアプリにはUSCPA受講生が沢山いるので、受かっている方がどれくらい勉強時間を確保しているのかわかる点もとても参考になりました。）

受験手続・受験時のエピソードなど

受験手続：単位取得、受験手続など、とにかく英語で進める場面が多いのですが、TACの受講生情報サイトにすべて進め方が示してあります。また、迷うことがあった際はすぐに受講相談を予約し、アドバイスをもらいました。
受験時：Becker Online演習ソフトを使って、本番同様の問題数、時間、配分を意識して模擬試験を何度か解きました。練習は本番のように、本番は練習のようにと聞きますが、Becker　Online演習ソフトがあればそれができます。

勉強した中で役立っていること　今後役立てようと思っていること　

私はもともと監査法人のシステム監査(内部統制監査)チームに入っていましたが、USCPAの取得/登録をきっかけに会計監査チームに転籍しました。
私がいた法人ではUSCPAもJCPAも会計監査チーム内では同様に業務にあたり、待遇も全く変わらなかったので、取得して本当によかったです。
また、会計基準や法人内の監査基準を参照する際には英語で表記されることも多く、USCPAの学習を通じて“英語を読む“ということに抵抗感が全く無くなりました。

これから合格を目指す方へのアドバイス

私の考えですが、以下4点を実行できたのがよかったと思います。
1.勉強時間の記録を残す
2.受講相談の積極的な利用
3.USCPAの受講生との繋がりを持ち、モチベーション維持
4.TAC/Becker以外の教材に手を出さない

時間を正しい方向に使えば必ず合格する試験だと思います。
定期的にTACの講師に受講相談し、正しい方向に向かっているか確認することをお勧めしたいです。