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USCPA試験合格体験記｜K.Wさん

英語が苦手でも、「諦めず・続ける」ことで、必ず合格できます！

K.Wさん
出身大学　同志社大学

DATA BANK

合格実績	USCPA試験アラスカ州
合格年月	2021年3月
FAR	81点（2020年1月／　1回目）
BEC	80点（2020年11月／　1回目）
REG	90点（2021年3月／　1回目）
AUD	81点（2020年6月／　2回目）

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？: 現職で財務の仕事をする前は、金融機関でドメスティックな法人営業等をしていましたが、現職のグローバル化に伴い、英語への苦手意識を克服する必要性を痛感していました。
USCPA合格により、国際基準の財務会計知識の習得に加え、英語への苦手意識がなくなれば自身のキャリアにとって一石二鳥だと考えたからです。

学習開始時の英語力・会計知識は？: 会計知識：日商簿記2級
英語知識：学習開始時：TOEIC® L&R TEST 540点
　 2科目合格時：TOEIC® L&R TEST 750点

TACをお選びいただいた理由は？: ・初学者でも合格できるような学習教材が揃っていると感じたこと
・学生時代に別の資格講座でお世話になっており、身近に感じたこと

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）: ・AUD report集、REG直前対策まとめ等の直前期のインプット教材
・BeckerのOnline演習ソフトを中心とするアウトプット教材
・講師の皆様、事務局の皆様には、E-mail等で質問・相談に迅速・丁寧にご対応頂きました。本当に有難うございました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？: ・インプットは通学（ビデオブース講座）でした。但し、新型コロナの影響もあり、結果的に学習場所の大半は自宅となりました。
・約２年（英語基礎＋不足単位取得：8か月　本試験対策：16か月程度）

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）: 学習の基本スタンスは、以下の通りでした。
■①～⑤を一通り実施
①TACテキストにてインプット→②TAC MC問題集（2回転）→③Becker MC（1回転） →④TAC TBS問題集（1回転）→⑤Becker TBS（1回転）
■その後、苦手論点を中心に①～⑤のいずれかの方法で復習。
■本試験2週間前を目途に、AICPA Sample Test（1回）、Becker Mock Exam（3回）、AICPA Release MC（5年分）を実施、ある程度の自信を持って臨めることを心掛けました。

FAR：
1科目目ということもあり、「必ず受かる」つもりで、最も勉強時間を費やしました。財務会計は、直前期は特に仕訳を意識して問題を解くよう心掛けました。公会計は得点源と捉え、問題を解いて正答率を上げることに専念しました。
AUD：
BECのWCに自信が持てなかったこともあり、BECとAUDのインプット講義後に、AUDを2科目目とすることに決めました。学習方法は基本スタンス通りですが、1回Failした後はTACのインプット講義に戻った上で、監査実務をイメージして問題を解くことを意識しました。
BEC：
基本スタンス通りに学習した上で、余裕を持ってWC対策の時間が取れるようにスケジューリングしました。学習当初、英語力に相当の課題があった自身にとって、「WCは最大の難関」と捉えていました。但し、振り返ってみると「各分野の重要論点がどれだけ自分の中で整理できているか」が重要で、後はMemoの大枠に当てはめるという作業ができれば、合格に必要な点数はもらえると思います。
REG：
REGだけは、基本スタンスとは異なり、TAC MC問題集1回目直後にTAC TBS問題集を解き、論点整理しながら問題を解くことを心掛けました。Basisは特に重要論点と捉え「本当に理解しているか？応用問題に対応できるか？」と問いかけるように復習しました。
反省点としては、1科目目受験までの期間（約1年）を短縮することは可能だったと考えます。

受験手続・受験時のエピソードなど: 【本試験の結果について】
試験制度（配点、pretest等の要因）により、本試験結果と受験後の感覚（出来具合）が異なることがあります。 FAR受験後は、出来なさに落胆していましたが、結果は合格。
AUDの1回目受験後は、FAR合格の経験を踏まえ、Failするとは思いませんでした。その他は感覚と結果がイメージ通りでした。
【モチベーションの維持について】
2020年3月にAUDがFailとなった後、新型コロナウイルス感染拡大を背景にテストセンターが閉鎖する等、モチベーションの維持が難しくなる時期がありました。しかし、NTSの有効期限の延長措置や、Continuous Testing制度の開始等、受験生にとって前向きになれる制度もあり「今がチャンス」と捉え気持ちを切り替えることができました。 2回目のAUD以降、比較的スムーズに学習・科目合格を重ねることができたのは、振り返ってみるとモチベーションがキープできていたことが要因であると思います。

勉強したことが仕事に役立っていることは: ・英語への苦手意識がほぼ無くなりました。英文メールやチャット等も業務上使えるようになりました。
・学習により得た知識や、全科目合格の事実をより活用すべく、英語でのコミュニケーション能力は高めていく必要があると考えています。

これから合格を目指す方へのアドバイス: USCPAの受験生に、会計or / and英語の知識を備えた人が多いのは事実だと思います。
一方で、「諦めず、続ける」ことができれば、そうでない人も合格を手にできる試験とも考えられます。そして、TACの教材や講義は、合格までに必要な知識のインプット、アウトプットの手助けをしてくれます。受験を検討されている皆様の一歩と、受験へ向け学習されている皆様の合格をお祈り申し上げます。