USCPA試験 合格体験記｜金子　正規さん

金子　正規さん
勤務先：生命保険会社

DATA BANK

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

ファイナンス関連に興味があり、折角勉強するなら何か資格を取りたいと考えたため。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：日商簿記3級、CFP
英語知識：TOEIC®L&R TEST：500点
但し、ステイグリッツやポールクルーグマンの経済学の原書を読みこなす程度の英語力はあり。

TACをお選びいただいた理由は？

・アメリカで合格者の定評の高いBECKERと提携していたため
・テキストの質（極めて高いと考えられる）

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

もともと短期合格にも興味がなく、ただファイナンスの勉強をするために、資格試験を活用したいと考えたため、。TACのテキストは各科目、基本的な理論骨子が確立されており、十分な量のトピックが網羅されていたので、BECKERの活用と併せて、十分に勉強を楽しむことができました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

通信
①下準備（2年間）
講義のDVDを視聴。
学部が経済学部であったため、会計関連の単位取得に費やす。
また、BECKERには一切手を付けず、TACのテキストと問題集だけを活用。
この間は短期集中型というよりも長期継続的な学習を行う。
（余暇時間をすべて学習に充てるのではなく、趣味のゲームやDVD鑑賞など、約半々のペースで時間を使う。）
②中断期間（1年間）
転勤に伴い、仕事が忙しくなったので、ワシントン州の受験に必要な会計単位を全て揃えたところで1年間学習を中断。
③受験対策期間（1年半）
BECKERの問題にひたすら取り組む。

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

①TACのテキストが秀逸なので、英文で記載のあるポイントをルーズリーフに転記し、重要単語、会計概念などを体に染み込ませた。
②BECKERオンライン演習を一周する。（マルチ・TBSとも）
③上記①・②の過程を受験日までに4周する。
④TAC・BECKERのテキスト以外に自分でまとめノートを作るなどは時間の無駄のため、一切行わず。また、REG以外の科目についてはBECKERのテキストは一切読まず、TACのテキストだけを使って基本学習を行いました。（TACのテキストだけで十分に合格できますが、95点以上の点数で合格を目指すのであれば、BECKERのテキストに目を通す必要があるかと思います。

受験手続・受験時のエピソードなど

特にありません。

勉強したことが仕事に役立っていることは

・現在、会計や監査に直接かかわる仕事にはついておりませんが、例えば趣味のファイナンスや経営戦略の教科書（MBAのテキスト）などを読むとき、その理解度が格段向上したような気がします。
・仕事をする上で、体系的な論点整理能力、意思決定能力が向上した様な気がします。

これから合格を目指す方へのアドバイス

他校のことは全くわかりませんが、少なくともTAC&BECKERの組み合わせを学習すれば、この試験は必ず合格できる試験だと思います。あれこれ手を付けるのではなく、この教材・問題集の組み合わせを信じて、皆さんも合格してください。