USCPA試験 合格体験記｜松沢 美咲さん

松沢 美咲さん
ご出身大学：同志社大学
2014年ご卒業
勤務先：機械部品の
専門商社 海外課

DATA BANK

USCPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは？

育児休業中で今後の働き方について考える中、会計知識と英語力を同時に高められるUSCPAという資格 があることを知り、惹かれました。結婚・出産を経て働き続けるにあたり、勤務時間や勤務地が制限されるため、専門性を一つの武器にして働きたいと漠然と考えていました。USCPAは国際的な会計資格として、高いレベルの会計知識の証明となることはもちろん、幅広いビジネス知識を網羅しており、結婚・出産を経ても活躍できると考え、USCPAにチャレンジしました。

学習開始時の英語力・会計知識は？

会計知識：日商簿記2級
英語知識：TOEIC ®L&R TEST 860点

TACをお選びいただいた理由は？

主人が日本の公認会計士の資格取得でTACの通信講座で勉強していました。普段から勉強している様子を見て話を聞き、働きながらでも資格取得を目指せると思い、挑戦してみたいと思うようになりました。講義も充実していて分かりやすく、安心できると思いTACを選びました。USCPAに関しても実績が多数あること、Beckerと提携して多くの演習を積むことができることもTACを選んだ理由の一つです。

TACの講座でよかったところ（講師、教材、カリキュラムなど）

TACの講義は要点が分かりやすく説明され、勉強方法に関しても講義の中で具体的に紹介されており、短期間で効率的に必要な知識を身につけられたと思います。Becker Online演習ソフトには多くの演習問題が用意されており、出題パターンに慣れることができました。Web通信での講義は場所を問わず勉強をすることができ、分かりにくい分野はもう一度遡って復習できる点もよかったです。教材は英語/日本語が両方記載されており、日本語で理解を深めつつ、英語での表現も学ぶことができました。

通学・通信どちらで学習されましたか？合格までの学習期間は？

Web通信 / 勉強を始めてから1年1カ月で合格しました(2020年10月~2021年11月)
約1500時間

合格までの学習法（全般的なこと／科目別）

仕事に復帰するまでの半年間で追加単位の取得と2科目（FAR, BEC）を勉強し、ともに一発合格しました。MC（4択）問題は2～3周繰り返し、間違った問題はそれ以上に何度も繰り返しました。TBS（シミュレーション）問題はBecker Online演習ソフトで一通り解き、時間配分や出題形式に慣れました。間違った問題は、間違った部分のみをノートにまとめ、隙間時間に見返しました。仕事復帰後は家事・育児で忙しく、体力的にも思うように勉強できないと感じることが多かったです。往復の通勤時間2時間少しを丸々勉強にあて、主にMC問題や教科書の復習をしました。家事の最中は直前対策総まとめの講義音声のみを復習で聞き、知識を整理するのに役立てました。子供が寝ている朝晩に計算問題や総合問題を集中して解きました。時間の使い方を工夫しながら勉強を継続し、1年で合格することができました。育休中に計算メインのFARやWC（記述問題）のあるBECを勉強し、復帰後は通勤中にも勉強しやすい読解メインのAUDをやったことは結果的に良かったと感じます。

受験手続・受験時のエピソードなど

職場復帰する前に可能な限り出願手続きを進めたいと思い、早め早めに準備をしました。事前に必要な書類は取り寄せ、追加単位取得後はすぐに出願しましたが、コロナの影響で書類の到着や連絡が遅れ、2カ月ほど不安を感じながら待っていました。不明な部分はその都度TACへ問い合わせしましたが、分かりやすく丁寧な回答をいただき、とても心強かったです。

勉強したことが仕事に役立っていることは

機械部品の専門商社で営業事務をしており、海外の現地法人とやり取りをしています。現在は監査や会計に直接関係する仕事はしていませんが、今後キャリアの幅が広がればと思います。具体的にはこれからですが、学んだことを仕事で活かし、経験値を高めていきたいです。

これから合格を目指す方へのアドバイス

仕事・育児をしながらでも地道に努力を継続すれば必ず合格できる資格だと思います。時間のやりくりには苦労しましたが、資格取得までは勉強の優先順位を高くし、通勤時間等の隙間時間を活用しながら計画的に勉強を進めました。日常の中に埋もれている時間をいかに活用できるかがポイントだと思います。両立に悩まれている方も、是非一歩前に踏み出してみてください。合格に向けてやるべきことを着実に進めていけば、結果は必ずついてくると思います。応援しています！