基本情報技術者試験に合格しよう!勉強時間はどのくらい必要?

基本情報技術者試験はエンジニアになるための登竜門とされています。勉強時間の平均は200時間ほどであり、しっかりと対策をおこなうべき試験です。

この記事では基本情報技術者試験をクリアするために確保したい勉強時間を始め、効率的な学習方法なども解説します。

基本情報技術者試験ってどんな試験?

基本情報技術者試験をクリアすることは、エンジニアとして企業で働くための第一歩といえます。この試験に合格していることは、ITに関連する基本的な知識・技術を身につけていることの証明となるためです。

基本情報技術者試験は、実務経験がある人もない人も、合格しておきたい試験です。それではまず初めに、基本情報技術者試験について、基本的な概要や試験の出題内容について解説します。

試験の概要

『独立行政法人 情報処理推進機構』が運営する、国家試験である基本情報技術者試験。全体の特徴としては、午前と午後、二つの試験に分かれている点です。

どちらも試験時間は150分であり、それぞれ100点満点となっています。問題数は、午前試験が80問、午後試験が11問(5問選択)で構成されています。

資格取得の難易度としては、IT関連の試験の中では「ITパスポート試験」の次に、合格しやすい試験です。独学でも合格を狙える試験ではありますが、情報分野を学習したことがない人にとっては、少しハードルが高いかもしれません。

出題内容

基本情報技術者試験は、午前と午後に分かれて試験がおこなわれます。ここでは、それぞれの出題内容(範囲)について解説します。

まずは、以下の表で午前試験の出題内容を確認してください。

午前試験 - 出題分野 出題範囲
テクノロジ系 ・基礎理論
・コンピュータシステム
・技術要素
・開発技術
マネジメント系 ・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
ストラテジ系 ・システム戦略
・経営戦略
・企業と法務

上記のように、午前試験の出題内容は「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3つに分類されます。次に、午後の試験について解説します。

午後の試験で出題される内容は以下の通りです。

・コンピュータシステム関連
・マネジメント
・データ構造および、アルゴリズム
・情報セキュリティ関連
・ソフトウェアの設計・開発
・ストラテジ関連
・プログラミング言語・表計算

分野としては、午前と午後とで共通する部分が多くありますが、午後試験では「長文形式」の問題が出題されます。また、「情報セキュリティ関連」と「データ構造および、アルゴリズム」は必須であり、その他は選択式です。

基本情報技術者試験の勉強時間は?

基本情報技術者試験は、ITに特化した国家試験です。そのため、試験合格に向けて必要な勉強時間も、ITの基礎知識がある人とそうでない人とでは大きく異なります。

本章では基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間を「既に情報処理の知識を有している人」と「情報処理の知識がない人」とに分けて解説します。またそれぞれの基準についても説明するので、自分自身がどちらのケースなのか、確認してください。

既に情報処理の知識を有している人

このケースに当てはまる人は、以下のような人です。

・情報系の学校・学部を卒業(在籍)している人
・すでにIT業界で働いている

上記どちらかに当てはまる人は「情報処理の知識を有している」と考えて問題ないでしょう。中でもIT用語やプログラミング言語の基本知識があることは、大きなアドバンテージとなります。

このような場合は、50時間ほどの勉強時間でも試験合格を目指すことができるでしょう。「1ヶ月間、1日2時間勉強する」と考えると、国家試験の中でも合格しやすいことがわかります。

情報処理の知識がない人

反対に、以下のような人は「情報処理に関する知識がない人」となります。

・文系の学校・学部に在籍(または卒業)している人
・IT業界以外で働く人

情報処理に関する基礎知識がほとんどない人は、一からしっかりと勉強しなければ、試験合格は難しいでしょう。目安としては、200時間ほどの勉強時間が欲しいところです。

場合によっては半年以上かけて勉強しなければなりません。いきなり基本情報技術者試験は難しそうと考えている方の中には、事前に「ITパスポート試験」に合格しておく人もいます。

試験勉強のポイントは?

ただ闇雲に過去問を解いたり、暗記だけをしたりしていても、基本情報技術者試験に合格することはできません。特に、初学者や勉強時間が限られている人は、ポイントを押さえた学習を進める必要があります。

本章で紹介するのは、基本情報技術者試験に合格するための学習方法のコツ(ポイント)です。独学(テキスト学習)か講座受講、どちらを選ぶのかに始まり、午前・午後試験の効率的な勉強方法を解説します。

独学(テキスト学習) or 講座受講で勉強しよう

基本情報技術者試験の勉強方法として、「独学(テキスト学習)」や「講座受講」などが挙げられます。好きなタイミングで勉強ができ、費用を抑えられることが、テキスト学習の魅力です。

講座を受講する場合、相応の費用がかかりますが、「学習スケジュールが立てられずに勉強が遅れる」、「疑問点が解決できない」、「モチベーションが続かない」といった不安要素を解消できます。

もちろん講座受講を選択した場合でも、一人で勉強する時間は必要です。基本情報技術者試験は、講座を受けるだけで合格できる試験ではありません。

午前試験の効率的な勉強方法

まずは午前試験の合格を目指します。午前試験の特徴としては「範囲が広いこと」が挙げられます。

学習範囲も広範囲に渡るため、効率的に進めていかなければ、知識にムラが出てしまいます。午前試験をクリアする勉強方法として、「苦手分野を見つける」と「公式は意味から理解する」の2つを紹介します。

まずは苦手分野を見つける

出題範囲の広い午前試験をクリアするためには、何よりもまず「苦手分野」を見つけることが重要となります。

テキストであれば、一度通して学習し過去問を解いてみましょう。そして過去問で間違えた部分を「苦手分野」として、集中的に学習します。

苦手分野をマスターしたと感じたら、また過去問を解き、再度苦手分野を見つけます。この繰り返しによって、得点を伸ばしていきましょう。

公式ではなく、意味から理解する

午前試験は、計算問題も出題されます。計算問題をクリアするためには、ある程度「公式」を覚える必要があります。

このとき、公式をただ暗記するだけでは、実際の問題で活用することはできません。公式自体の意味から理解することがポイントです。

数学などと比べると、覚えるべき公式は決して多くありません。一つひとつの公式を丁寧に理解するよう努めましょう。

午後試験の効率的な勉強方法

次に午後試験の対策として、効率的な勉強方法を解説します。午後試験で出題される長文問題は午前試験の「応用」にあたります。

当然、午前試験(基礎)ができていなければ午後試験(応用)はクリアできません。まず午前試験をマスターしたのち、午後試験の対策を始めてください。

過去問を繰り返し解く

午後試験の対策としては「過去問を繰り返し解くこと」が第一。午前試験の対策と同様に、過去問を解き、苦手を発見し対策することが合格への近道です。

また午後試験には一部、注意点があります。それはプログラミング言語に関する問題です。

2019年までは選択することができた「COBOL」ですが、2020年度からは廃止され、代わりに「Python」となっています。過去問を解くときには、十分に注意してください。

配点の高い問題は完璧にする

午後試験は全部で11問ですが、そのうち必須科目は2問です。残りの9問は、ソフトウェア・マネジメント分野の4問から2問選択したのち、5つのプログラミング言語・表計算から1問を選択します。つまり実際に解くのは5問ということです。

この5問のうち、配点が高いのは必須科目の「データ構造および、アルゴリズム」と「プログラミング言語・表計算」の問題です。この2つは間違えると全体の得点に大きく影響するので、高得点を目指しましょう。

基本情報技術者試験とITパスポート試験の違い

基本情報技術者試験に挑む前に、準備段階として受験する人も多いのが、ITパスポート試験です。

ではなぜ準備段階として受験するのでしょうか?基本情報技術者試験との違いを踏まえて解説します。

まずITパスポート試験は、基本情報技術者試験よりも合格しやすい試験です。合格率は50%前後であり国家資格の中では、最も「易しい」とされるレベルに位置します。

出題内容は、基本情報技術者試験の午前試験とほぼ同じ。午後試験の有無が両者の違いといえます。

そのため、基礎を固める上で「ITパスポート試験」が活用されるということです。

勉強時間を確保して、基本情報技術者試験に臨もう

基本情報技術者試験について解説しました。すでに情報処理の知識を有している人は50時間ほどの学習で合格を狙えますが、初学者は200時間ほど勉強する必要があります。

また午後試験では応用問題が中心となるため、短期間で詰め込んだ知識では太刀打ちできません。基本情報技術者試験の合格を目指すならば、しっかりと勉強時間を確保しておきましょう。

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