基本情報技術者試験の難易度は?試験科目や勉強時間を徹底解説!

基本情報技術者試験は、エンジニアへの第一歩と言われています。では基本情報技術者試験の難易度は、どのくらいなのでしょうか?

また平均的な勉強時間や、同じくIT系の試験との違いはどういった点なのでしょう。基本情報技術者試験について、さまざまな疑問に本記事でお応えします。

基本情報技術者試験ってどんな試験?

ではそもそも、基本情報技術者試験とはどういった試験なのでしょうか?基本情報技術者試験は、IT系の国家試験において「レベル2」と位置付けられている試験です。

IT系の試験のなかでは2番目に難易度は低いとされています。本章では基本情報技術者試験について、試験の概要や出題内容、免除制度について解説していきます。

試験の概要

基本情報技術者試験とは「独立行政法人 情報処理推進機構」が運営する国家試験です。受験資格は設けられていないため、誰でも試験合格を目指すことができます。

試験は午前と午後に分かれており、どちらも150分で100点満点となります。試験では午前試験は80問、午後試験は11問(5問選択)が出題されます。またいずれも問題形式は「多肢選択式」です。

基本情報技術者試験は独学でも合格を狙える試験ですが、より万全を期すならばスクールや通信講座の受講がおすすめです。

試験内容

前述したように基本情報技術者試験が午前試験と午後試験に分けられた試験であるため、試験で出題される内容についても、それぞれ分けて解説します。まずは、午前試験で出題される内容についてです。

午前試験の内容は「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3つに分かれます。各分野における出題範囲は、以下の表を参考にしてください。

午前試験 - 出題分野 出題範囲
テクノロジ系 ・基礎理論
・コンピュータシステム
・技術要素
・開発技術
マネジメント系 ・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
ストラテジ系 ・システム戦略
・経営戦略
・企業と法務

次に、午後試験について解説します。午後試験で出題される内容は以下の通りです。

・コンピュータシステム関連
・情報セキュリティ関連
・データ構造および、アルゴリズム
・ソフトウェアの設計
・ソフトウェアの開発
・マネジメント
・ストラテジ関連
・プログラミング言語・表計算

免除制度について(午前試験免除)

基本情報技術者試験には、条件次第で免除される科目があります。

条件というのは、情報処理技術者能力認定試験2級における第1部に合格していること。そのうえで、IPAによって認定されている「免除対象科目履修講座(23時間)」を受講しており、最後におこなわれる修了試験に合格していることです。

上記の証明書を申請することによって、基本情報技術者試験の「午前試験」が免除されます。確実に試験に合格したい、または午後試験のみに集中したいという方は、このような方法で免除してもらいましょう。

※上記以外の方法でも免除となる場合がございます。

基本情報技術者試験の難易度

先ほど、基本情報技術者試験はIT系の国家試験のなかでは、2番目に合格しやすい(難易度が低い)試験であると解説しました。もちろん合格しやすいからといって、何の対策もせずに合格できるほど易しい試験ではありません。

では具体的に、基本情報技術者試験の難易度はどの程度なのでしょうか?基本情報技術者試験の難易度について、合格者の層や合格率などから判断していきましょう。

試験の難易度

IT系の国家試験には、基本情報技術者試験の他にも「ITパスポート試験」や「応用情報技術者試験」「ITストラテジスト試験」「情報処理安全確保支援士試験」などがあります。

基本情報技術者試験の難易度は、既出の中では「ITパスポート試験」と「応用情報技術者試験」の中間にあります。同程度の難易度の試験には、他に「情報セキュリティマネジメント試験」があります。

試験の合格率

基本情報技術者試験における合格率の累計は「25.4%」です。毎年10万人前後の受験者がいることから、基本情報技術者試験が人気資格であるとわかります。

年によって合格率は上下しますが、平均的には22〜27%とされており、試験の難易度も25%前後になるよう、設定されているのだそうです。

しかし近年(令和2年、3年)は、コロナウイルスの影響から試験日が延期になり、準備期間が延びました。そのため合格率が40%台に及んでいます。

また合格者層は、社会人よりも学生の方が多く、そのことから決して難易度の高い資格ではないことがわかります。

基本情報技術者試験の勉強時間

基本情報技術者試験の難易度は、決して高いものではないと解説しました。しっかりと対策さえしておけば、独学であっても十分に合格を狙うことができます。

しかし「しっかりと対策」と言われても、具体的にどのくらい対策をすれば良いのかわかりませんよね。そこで本章では、基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間について解説します。

平均的な勉強時間

基本情報技術者試験の合格を目指す場合、平均的な勉強時間は125時間前後です。

基本情報技術者試験は名前の通り「基本(基礎)」が理解できているのかを問う問題が多く出題されるため、覚えることが多くあります。そのため、ある程度まとまった勉強時間を確保する必要があるでしょう。

また平均125時間ですが、ITに関して、すでにある程度の知識がある人と、初めて勉強する人とでは、勉強時間に大きな差があります。次項でそれぞれについて解説します。

すでにある程度の知識がある人

すでに、ITに関する知識をある程度有している人の勉強時間は、50時間前後です。ある程度というのは、IT系の仕事に就いている人や学校に通っている人が当てはまります。

これは前述したように、基本情報技術者試験がIT系の「基礎」に重点をおく試験であるためです。仕事や学校などで、すでに基礎知識を身につけている人にとっては、かなり手軽に合格できる試験かもしれません。

イチからスタートする人

文系の学校に通っている人やITとは関連の薄い業種に就いている人が、基本情報技術者試験の合格を目指す場合は、200時間ほどの勉強時間が必要となります。出題範囲が広く、テキストなどをひと通り学習するだけでも、相応の時間が必要となるでしょう。

また覚える知識も多いため、初学者が資格取得を目指すためには、まとまった学習時間を確保してください。

似た資格との比較

IT系の国家試験は、基本情報技術者試験の他にもいくつかあります。全ての試験に合格しようとすれば、相当な時間を要するでしょう。

自分に必要な知識を身に着けるためには、どの試験が必要なのかよく検討しなければなりません。そこで本章では、基本情報技術者試験の似た試験である、ITパスポート試験と情報処理技術者能力認定試験、情報処理検定試験の3つを解説します。

ITパスポート試験(午前試験のベースとなる知識の確認)

IT系の試験のなかで、最も合格しやすいとされているのが「ITパスポート試験」です。合格率も50%ほどであり、正答率6割以上で合格となります。

同試験も基本情報技術者試験と似たように「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」などが出題されます。しかし、基本情報技術者試験の午後試験のような「長文読解」はありません。

情報処理技術者能力認定試験

情報処理技術者能力認定試験もまた、基本情報技術者試験と比較すると、少し難易度が低くなります。

情報処理技術者能力認定試験では、システムエンジニアやプログラマに求められる基礎知識が問われる試験です。この点は基本情報技術者試験と同様ですが、合格率は61%ほどと高くなっています。

問題数は1~3級いずれも50問。まずは取得しやすい試験からと考える方におすすめです。

情報処理検定試験

情報処理検定試験は、これまでに紹介したどの資格よりも取得しやすいものです。情報の活用能力やプログラミングの基礎習得などを目的とした試験となっています。

しかし情報処理技術者能力認定試験と同様に、こちらは「検定」であるため、国家試験ではありません。情報処理検定試験を受け、仕事に生かしたいという方は、1級まで合格しておくべきでしょう。

難易度を知って、基本情報技術者試験に合格しよう

基本情報技術者試験の難易度について解説しました。IT系の試験のなかでは、比較的合格しやすい試験です。

しかしそれでも200時間の勉強が必要なことや、合格率が20〜30%であることから、しっかり対策をしなければ合格できない試験であると分かります。システムエンジニアやプログラマの登竜門とされる試験であるため、勉強時間を十分に確保したうえで、合格を目指してください。

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