資格概要
【無料】IT国家資格がまるわかり!まずはここから「情報処理技術者試験の歩き方レジュメ」
今やITを利用していない企業はなく、様々な業種の至る場面でIT知識が活躍します。それらIT知識の具体的な活用シーンやスキルを証明する国家資格・情報処理技術者試験について、合格のための効率的な学習法をはじめとして、タイプ別の受験プランもご紹介しているのがこの「情報処理技術者試験の歩き方レジュメ」です。
なんとなくIT国家資格に興味を持った方から受験を決めた方まで、必見の内容です。自由に閲覧・印刷できるだけでなくPDFダウンロードも可能です。以下のフォームからご請求いただき、すぐにご覧いただけます!
【無料】ご請求フォームはこちら!すぐにご覧いただけます!
お申込いただいた場合、個人情報の取り扱いにご同意いただいたものとして取り扱わせていただきます。
-
情報処理技術者・情報処理安全確保支援士とは?
-
試験情報
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定水準以上であることを認定する国家試験です。情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人が活用できる試験として実施されています。
情報処理技術者試験のポイント
-
IT系で唯一の国家試験
特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる技能について、幅広い知識を総合的に評価し、スキルに応じて全12区分の試験が実施されています。ITの学習が初めての方から、高度なスキルを証明したい方まで、ニーズに合わせて学習していただくことができます。
-
働きながら合格を目指せる
情報処理技術者試験合格者の多くは、仕事を持っている社会人ですので、働きながらでも合格が目指せます。試験はコンピュータを用いる方式の試験(ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者)または筆記による方式の試験(応用情報技術者、高度試験区分、情報処理安全確保支援士)で実施されます。
-
キャリアアップに役立つ
ITに関することはもちろん、経営戦略、会計、法務、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなど、業務で活かせる幅広い分野のスキルを証明できるのが情報処理技術者試験です。職種や業種を問わず、幅広く認知・活用されている試験なので知識レベルを客観的に証明することができ、キャリアアップ、就職・転職の際にも役立ちます。
情報処理安全確保支援士試験のポイント
-
サイバーセキュリティ分野において初の国家資格
サイバー攻撃の件数は増加傾向にあり、情報漏えいなどの被害も多くなっています。そのサイバー攻撃対策の専門知識を備えたサイバーセキュリティ分野における初の国家資格となるのが「情報処理安全確保支援士」です。
-
「士」を名乗るには
「情報処理安全確保士となる資格を有する者」が登録簿へ登録することで、「情報処理安全確保支援士」という資格名称を使用することができます。なお、資格を維持するためには毎年講習を受講する必要があります。
-
情報処理安全確保支援士登録のメリット
情報セキュリティについての高度な知識を有する証明として、「情報処理安全確保支援士」の名称を使用することができます。また、継続的に講習を受講することで、情報セキュリティについての知識のアップデートが可能です。
IT知識は技術者だけに求められるものではありません
日々の生活、仕事で今や無くてはならないのが、ITを活用したシステムです。銀行のATM、駅の自動改札や、会社における様々な数字や情報をパソコンを使って管理、活用するにもIT技術は欠かせません。そのため、少なくとも日常的に活用するレベルのIT知識は、「全ての社会人」に求められています。
現代社会においては、知らないではすまされない、常識としてITの知識を身につけていることが求められています。
スキルを証明する全12区分の情報処理技術者試験
ITパスポート試験(IP)すべての社会人に必要なITスキルが身につく資格
ITパスポート試験とは
情報セキュリティマネジメント試験(SG)ITの安全な利活用を推進するための知識
情報セキュリティマネジメント試験とは
基本情報技術者試験(FE)ITを戦略的に活用できる能力が身につく定番資格
基本情報技術者試験とは
応用情報技術者試験(AP)ITを活用して問題解決する能力が身につく資格
応用情報技術者試験とは
データベーススペシャリスト試験(DB)ビッグデータ時代を担う専門家
データベーススペシャリスト試験とは
プロジェクトマネージャ試験(PM)ITプロジェクトを成功に導く請負人
プロジェクトマネージャ試験とは
システム監査技術者試験(AU)システムの信頼性を見定める専門家
システム監査技術者試験とは
エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)IoT時代に技術を組込む専門家
エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは
ネットワークスペシャリスト試験(NW)ネットワーク社会を担う専門家
ネットワークスペシャリスト試験とは
ITストラテジスト試験(ST)ITを駆使した経営戦略を組み立てるコンサルタント
ITストラテジスト試験とは
システムアーキテクト試験(SA)システム開発の中心を担う上級エンジニア
システムアーキテクト試験とは
ITサービスマネージャ試験(SM)ITサービスの安定供給を担う専門家
ITサービスマネージャ試験とは
サイバーセキュリティ分野で初の専門家となる情報処理安全確保支援士
情報処理安全確保支援士試験(SC)ITの安全を担うセキュリティの専門家
情報処理安全確保支援士試験とは
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験ガイド
試験スケジュール
試験区分 | 試験日 | ||
---|---|---|---|
ITパスポート |
随時実施(CBT試験) |
||
基本情報技術者 |
随時実施(CBT試験) |
||
情報セキュリティマネジメント |
随時実施(CBT試験) |
試験区分 | 試験日 | ||
---|---|---|---|
春期(4月) | 秋期(10月) | ||
応用情報技術者 | 春期 | 秋期 | |
高度試験 | ITストラテジスト | 春期 | |
システムアーキテクト | 春期 | ||
プロジェクトマネージャ | 秋期 | ||
ネットワークスペシャリスト | 春期 | ||
データベーススペシャリスト | 秋期 | ||
エンベデッドシステムスペシャリスト | 秋期 | ||
ITサービスマネージャ | 春期 | ||
システム監査技術者 | 秋期 | ||
情報処理安全確保支援士 | 春期 | 秋期 |
※ CBTとはComputer Based Testingの略。コンピュータを利用して実施する試験方式のことです。受験者は試験会場に赴いてコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。
試験体系図
情報処理技術者 (ベンダ側/ユーザ側) |
高度な知識・技能 高度(プロフェッショナル)試験 |
ST | ITストラテジスト試験 Information Technology Strategist Examination |
|
SA | システムアーキテクト試験 Systems Architect Examination |
|||
PM | プロジェクトマネージャ試験 Project Manager Examination |
|||
NW | ネットワークスペシャリスト試験 Network Specialist Examination |
|||
DB | データベーススペシャリスト試験 Database Specialist Examination |
|||
ES | エンベデッドシステムスペシャリスト試験 Embedded Systems Specialist Examination |
|||
SM | ITサービスマネージャ試験 Information Technology Service Manager Examination |
|||
AU | システム監査技術者試験 Systems Auditor Examination |
|||
応用的 知識・技能 | AP | 応用情報技術者試験 Applied Information Technology Engineer Examination |
||
基本的 知識・技能 | FE | 基本情報技術者試験 Fundamental Information Technology Engineer Examination |
||
ITを利活用するもの (ユーザ側) |
ITの安全な利活用を推進する者 | ITの安全な利活用を推進する ための基本的知識・技能 |
SG | 情報セキュリティマネジメント試験 Information Security Management Examination |
全ての社会人 | ITを利活用するための共通的基礎知識 | IP | ITパスポート試験 Information Technology Passport Examination |
安全な情報システムを設計、開発、運用するための 情報セキュリティに関する知識、技能 |
SC | 情報処理安全確保支援士試験 Registered Information Security Specialist Examination |
【合格率】ITパスポート試験(IP)
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
令和4年4月~令和5年3月迄累計 | 231,526名 | 119,495名 | 51.6% |
令和5年4月~令和6年3月迄累計 | 265,040名 | 133,292名 | 50.3% |
令和6年4月~令和6年8月迄累計 | 91,228名 | 45,999名 | 50.4% |
【合格率】情報セキュリティマネジメント試験(SG)
令和5年度
受験年月 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和5年4月~令和6年3月迄累計 | 36,362名 | 26,398名 | 72.6% |
令和6年度
受験年月 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和6年4月~令和6年8月迄累計 | 13,781名 | 9,930名 | 72.1% |
※ 令和2年度から、情報セキュリティマネジメント試験(SG)は、CBT(Computer Based Testing)方式により実施されています。詳細は情報処理推進機構(IPA)のウェブサイト(https://www.ipa.go.jp/shiken/)をご覧ください。
【合格率】基本情報技術者試験(FE)
令和5年度
受験年月 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和5年4月~令和6年3月迄累計 | 121,611名 | 57,278名 | 47.1% |
令和6年度
受験年月 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和6年4月~令和6年8月迄累計 | 49,207名 | 21,095名 | 42.9% |
※ 令和2年度から、基本情報技術者試験(FE)は、CBT(Computer Based Testing)方式により実施されています。詳細は情報処理推進機構(IPA)のウェブサイト(https://www.ipa.go.jp/shiken/)をご覧ください。
合格率(情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験)
試験区分 | 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
応用情報技術者試験(AP) | 令和6年度春期 | 36,730名 | 8,677名 | 23.6% |
情報処理安全確保支援士試験(SC) | 令和6年度春期 | 14,342名 | 2,624名 | 18.3% |
ネットワークスペシャリスト試験(NW) | 令和6年度春期 | 11,089名 | 1,704名 | 15.4% |
ITストラテジスト試験(ST) | 令和6年度春期 | 5,327名 | 842名 | 15.8% |
システムアーキテクト試験(SA) | 令和6年度春期 | 3,666名 | 549名 | 15.0% |
ITサービスマネージャ試験(SM) | 令和6年度春期 | 2,000名 | 300名 | 15.0% |
データベーススペシャリスト試験(DB) | 令和5年度秋期 | 8,980名 | 1,664名 | 18.5% |
プロジェクトマネージャ試験(PM) | 令和5年度秋期 | 7,888名 | 1,066名 | 13.5% |
システム監査技術者試験(AU) | 令和5年度秋期 | 2,039名 | 335名 | 16.4% |
エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES) | 令和5年度秋期 | 1,841名 | 305名 | 16.6% |
※ 詳細は情報処理推進機構(IPA)のウェブサイト(https://www.ipa.go.jp/shiken/)をご覧ください。
受験資格
特になし
受験手数料
7,500 円
(情報処理技術者試験は消費税込み。ただし、情報処理安全確保支援士試験は非課税)
試験地
札幌、函館、帯広、旭川、北見、青森、盛岡、仙台、秋田、山形、郡山、水戸、つくば、宇都宮、前橋、埼玉、千葉、柏、東京、八王子、神奈川、新潟、長岡、富山、金沢、福井、甲府、長野、岐阜、静岡、浜松、名古屋、豊橋、四日市、滋賀、京都、大阪、神戸、奈良、和歌山、鳥取、松江、岡山、広島、山口、徳島、高松、松山、高知、福岡、北九州、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇
※ ITパスポートの試験会場は全国47都道府県に1ヵ所以上設置
出題形式と試験時間
ITパスポート(CBT方式)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) |
---|---|---|
120分【※】 | 四肢択一式 | 100問(100問) |
※ CBT試験のため試験会場ごとに実施日及び試験時間が異なります。
情報セキュリティマネジメント(CBT方式)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) | |
---|---|---|---|
科目A・B試験 | 120分【※】 | 多肢選択式 | 60問(60問) |
※ CBT試験のため試験会場ごとに実施日及び試験時間が異なります。
出典:情報セキュリティマネジメント試験 サンプル問題セット
出典:情報セキュリティマネジメント試験 令和5年度 公開問題
基本情報技術者(CBT方式)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) | |
---|---|---|---|
科目A試験 | 90分【※】 | 多肢選択式(四肢択一) | 60問(60問) |
科目B試験 | 100分【※】 | 多肢選択式 | 20問(20問) |
※ CBT試験のため試験会場ごとに実施日及び試験時間が異なります。
出典:基本情報技術者試験 サンプル問題セット
出典:基本情報技術者試験 令和5年度 公開問題
応用情報技術者(筆記方式)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) | |
---|---|---|---|
午前試験 | 9:30~12:00(150分) | 多肢選択式(四肢択一) | 80問(80問) |
午後試験 | 13:00~15:30(150分) | 記述式 | 11問(5問) |
高度試験区分【1】(筆記方式)
データベーススペシャリスト(DB)、ネットワークスペシャリスト(NW)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) | |
---|---|---|---|
午前Ⅰ試験 | 9:30~10:20(50分) | 多肢選択式(四肢択一)共通問題 | 30問(30問) |
午前Ⅱ試験 | 10:50~11:30(40分) | 多肢選択式(四肢択一) | 25問(25問) |
午後Ⅰ試験 | 12:30~14:00(90分) | 記述式 | 3問(2問) |
午後Ⅱ試験 | 14:30~16:30(120分) | 記述式 | 2問(1問) |
高度試験区分【2】(筆記方式)
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) | |
---|---|---|---|
午前Ⅰ試験 | 9:30~10:20(50分) | 多肢選択式(四肢択一)共通問題 | 30問(30問) |
午前Ⅱ試験 | 10:50~11:30(40分) | 多肢選択式(四肢択一) | 25問(25問) |
午後Ⅰ試験 | 12:30~14:00(90分) | 記述式 | 2問(1問) |
午後Ⅱ試験 | 14:30~16:30(120分) | 論述式 | 3問(1問) |
高度試験区分【3】(筆記方式)
プロジェクトマネージャ(PM)、システム監査技術者(AU)、ITサービスマネージャ(SM)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) | |
---|---|---|---|
午前Ⅰ試験 | 9:30~10:20(50分) | 多肢選択式(四肢択一)共通問題 | 30問(30問) |
午前Ⅱ試験 | 10:50~11:30(40分) | 多肢選択式(四肢択一) | 25問(25問) |
午後Ⅰ試験 | 12:30~14:00(90分) | 記述式 | 3問(2問) |
午後Ⅱ試験 | 14:30~16:30(120分) | 論述式 | 2問(1問) |
高度試験区分【4】(筆記方式)
システムアーキテクト(SA)、ITストラテジスト(ST)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) | |
---|---|---|---|
午前Ⅰ試験 | 9:30~10:20(50分) | 多肢選択式(四肢択一)共通問題 | 30問(30問) |
午前Ⅱ試験 | 10:50~11:30(40分) | 多肢選択式(四肢択一) | 25問(25問) |
午後Ⅰ試験 | 12:30~14:00(90分) | 記述式 | 4問(2問) |
午後Ⅱ試験 | 14:30~16:30(120分) | 論述式 | 3問(1問) |
情報処理安全確保支援士(筆記方式)
時間 | 出題形式 | 出題数(解答数) | |
---|---|---|---|
午前Ⅰ試験 | 9:30~10:20(50分) | 多肢選択式(四肢択一)共通問題 | 30問(30問) |
午前Ⅱ試験 | 10:50~11:30(40分) | 多肢選択式(四肢択一) | 25問(25問) |
午後試験 | 12:30~15:00(150分) | 記述式 | 4問(2問) |
一部免除制度について
●高度試験及び支援士試験午前の一部における免除制度の導入
高度試験及び支援士試験の午前試験において、スキルセット方式の考えを取り入れ、高度試験及び支援士試験に共通して必要とされる知識を問う午前I問題と、当該試験区分に関する専門知識を問う午前II試験に分離する。このうち午前I試験については、次の条件1~3のいずれかを満たせば、その後2年間受験を免除する。
- 【条件1】応用情報技術者試験に合格する。
- 【条件2】いずれかの高度試験又は支援士試験に合格する。
- 【条件3】いずれかの高度試験又は支援士試験の午前I試験で基準点以上の成績を得る。
最新の試験要項について
最新の試験要項につきましては下記にお問い合わせください。
情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者・応用情報技術者・高度試験区分・情報処理安全確保支援士試験についてのお問い合わせ
お問い合わせ先:情報処理推進機構(IPA)
お問い合わせフォームはこちら
ITパスポート試験についてのお問い合わせ
お問い合わせ先: ITパスポート試験 コールセンター
電話:03-6631-0608
問合せ時間 : 8:00 ~ 19:00 (年末年始等の休業日を除く)
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 受験に関するお問い合わせ
お問い合わせ先:株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 受験サポートセンター(専用窓口)
電話:03-4500-7862
電話受付時間:9:30〜17:30(年末年始は休業)
お問い合わせフォームはこちら