社会人必見!働きながら司法書士を目指す!

司法書士は社会人の方にとても人気の資格です。令和4年度の合格者は、30~40代の方が6割以上を占めています。社会人に人気の理由として、①受験資格がない②定年なし③独立しやすいことが挙げられます。

この記事では、司法書士が社会人に人気の理由を解説するとともに、働きながらTACを受講して合格した方の声をご紹介します。

司法書士が社会人に人気の理由

1

受験資格なし

司法書士試験は、年齢・性別・学歴・国籍等に関係なく誰でも受験することができます。

合格者の年齢層を見ると、令和4年度試験では30~40代の方が合格者の60%以上を占めています。また、司法書士白書2022年度版によると、司法書士会員の平均年齢は54.0歳です。これらのことから、社会人の方がセカンドキャリアとして司法書士を選んでいることが分かります。

2

定年なし

司法書士は、会社員や公務員のように定年がありません。実際に60代以上の方でも活躍しています。司法書士白書2022年度版によると、司法書士全会員のうち35%の方が60代以上の方です。

年を重ねることによる人生経験や実績、人脈がものを言う仕事ですので、生涯現役として働き続けることができます。

司法書士会の年代構成比

3

独立しやすい

司法書士試験は実務家登用とも呼ばれており、学習内容が実務に直結しているものも多いです。さらに合格後の研修制度も充実しているため、比較的短い時間で独立開業することが可能です。

司法書士は独立開業にかかる費用も比較的安いです。特別な機材や設備が必要なく、パソコンやプリンター、ネット環境、電話、デスクなどがあれば十分だからです。このことも独立開業しやすい点であるといえます。

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司法書士が社会人に人気の理由・
社会人が司法書士を目指すメリット

フルタイムで働きながら合格し、司法書士として活躍中の中山慶一講師が、なぜいま社会人に司法書士が人気なのか、また社会人が司法書士を目指すメリット等について実体験を交えて解説します。

働きながら合格!社会人学習体験記

司法書士試験に合格するためには、多くの学習時間が必要です。仕事との両立は簡単ではないですが、Wセミナーでは仕事との両立を前提とした効率的なカリキュラムを提供しており、実際に多くの社会人が合格されています。


毎日コツコツ続けて勉強時間を確保!

大村 淳輔 さん(2022年度司法書士試験合格)

 司法書士試験の受験期間を通して公務員や会社員として働いていたため、学習スタイルとしては、平日は仕事が終わった後2~3時間程度(講義の受講時間を含む)、土日祝日は午前10時頃から午後9時頃までの間で適宜休憩を入れながら勉強するというものでした。
 私は、働きながら司法書士試験の合格を目指していたため、とにかく日々の勉強時間を確保することに苦労しました。また、仕事が終わった後勉強をしようと思うと、椅子に座って少し時間がたつとその日の疲れが出て眠くなるなど、勉強に集中することにも苦労しました。そこで私は、毎日の勉強時間を長時間確保することは諦め、その代わり、勉強を全くしない日は作らないと決め、どれだけ疲れていても、どれだけ時間がなくても、毎日必ずテキストを読んだり問題を解くなどして日々の学習を積み上げていきました。
司法書士試験は、短期間で膨大な量の知識を覚え、それを本試験当日の短い試験時間に出し切ることが求められる試験であることから、自分の知識量のピークを本試験当日に持ってくることが重要となります。そのためには、私個人としては、年内の学習は根を詰めすぎることなく、直前期に知識量を指数関数的に増加させるようなイメージを持つことも大切なのではないかと考えています。皆様が、それぞれご自分の学習方法、学習ペース・スケジュールを確立し、司法書士試験に合格できることを祈っております。


通勤時間に講義の音声を聞いてスキマ時間を有効活用!

渡辺 将太 さん(2021年度司法書士試験合格)

 家庭があったのでこれまで通り仕事は続けながらの受講になりました。また、講義が始まる同時期に子供が生まれたので、仕事に育児と勉強になりました。仕事に育児もあったので、どうしても一発合格したいと考えたときに、効率良く勉強をするカリキュラムが出来上がっている予備校を利用するのがいいと思いました。妻や家族の支えがあり並立しながら一発合格ができました。
 平日は早朝2時間勉強をして、仕事の昼休み1時間の計3時間学習しました。車通勤だったので朝に視聴した講義を音声だけですが車内で聞き復習していました。
 仕事が休みの日も生活リズムを変えないように早朝勉強し、子供が昼に寝ている時間などを利用して平均5時間くらい学習しました。<また、私は睡眠時間を必ず確保するようにしていました。そのため大きな体調不良もなく勉強するときは集中してすることができました。
 合格率が低く難しい試験ですが、講義やテキストをしっかりやれば合格できます。私も勉強が嫌になったときはありましたが、そんなときは司法書士を目指した動機を思い出して、頑張ってください。


通勤時間を有効利用しました!

記内 義幸 さん(2020年度司法書士試験合格)

 通勤時間の2.5時間を利用して、行き帰りの電車の中で、膝の上に会社カバン、その上にDVDプレーヤーを置いて、テキストを小さく広げて毎日講義を視聴しました。通勤がある平日は、毎日欠かさずDVDを順番に視聴して勉強しましたが、基礎講義が一通り終わるまで(試験がある年の1月頃まで)は、通勤が無い週末は勉強せずに息抜きをしました。試験がある年の1月からは、記述式勉強に入り、通勤時間のDVD視聴に加えて、昼休み30分、帰宅後1時間程度、記述問題を解く時間を増やし、試験の半年前(3月)からは、更に週末も勉強する時間を入れて本格的な試験勉強を行いました。
 仕事が立て込む時期や社内外問わず会食があると遅い帰社時間になってしまう日や飲酒する日もありましたが、5分でも良いから必ずテキストを開くようにして、勉強との接点が切れないように心掛けました。その代わり、週末は一切勉強をせず家族との時間を持ち、気持ちの切り替えをして長い受験期間を過ごしました。最後の半年間は、気持ちの緩みや甘えが生じないよう、受験することを周囲の人に宣伝し、退路を断って合格に向けて自分を追い込むようにしました。
 20ヵ月コース(コロナの影響で約3か月延長)は根詰めたらもたないと思ったので、週末は勉強から離れるように意識しました。最後の3か月間は、1日勉強部屋に籠る必要があったため、事前に家族に事情を説明して、理解を得ておきました。
 合格率の低さに最初は身構えるかもしれませんが、記念受験や思考トレーニングの為に受験されている方が多いのも事実です。気負わずに、やることをしっかりやっていれば受かる試験ですので、焦らず一歩ずつ一問ずつ積み重ねていきましょう。


社会人でも継続可能なプログラムで助かりました!

黒瀧 秀一 さん(2020年度司法書士試験合格)

 始めは独学で山本先生のオートマに取り組み、それをきっかけにTACの答練だけ受けていましたが、答練はできるようになっても本番では結果が出ませんでした。この試験は科目数が多く、穴ができやすいと感じていたので、受験指導の専任講師の指導を受けることにしました。前年は姫野先生の直前出題予想講座もたまたま受講して、その講義がとても分かりやすく、また予想論点も結構的中したことに驚いていたので、迷わず姫野先生の中上級を理論編から受講しました。働きながら勉強を続ける者にも継続可能なプログラムだったことも非常に大きな要因でした。
 月並みですが、仕事との両立が大変でした。仕事が忙しいことを言い訳にはできませんが、限界を感じたことも幾度となくありました。その中でも、毎日少しでも前に進んでいる感覚を持ち続けられるよう心がけていました。平日は帰宅後あまり時間がとれませんでしたので、行き帰りの電車と昼休みを使って時間不足をカバーしていました。その分、土日は頑張るようにしました。
 カリキュラムが、社会人の学習継続に配慮された時間設定やプログラムで継続するうえでとても助かりました。また、中上級講座に関しては、その全てをやりつくせば合格が見えてくるという一気通貫のプログラムで信頼できました。
 この試験に限りませんが、難易度が結構高い分、勉強のノウハウが相当必要というのが私の実感です。どの時期に何をどこまでできるようになるべきなのか、この時期は何をするべきなのか、本番当日はどのような心構えでどのような時間配分で解いていくべきなのか等々、予備校はそうしたところを知るのにご利用されるととても良いと思います。講師と講師の教材を信頼し、ノウハウを吸収して充実した毎日を過ごしていただきたいと思います。

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雇用保険の被保険者(または被保険者であった方)のうち一定の要件に該当する方が、厚生労働大臣の指定したWセミナー司法書士講座指定コースを一定の条件を満たして修了した場合に支給されます。

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