司法書士試験 試験情報

10分で分かる!司法書士試験

司法書士試験の概要、その難しさ=目指す価値の高さ等について、Wセミナー司法書士講座 姫野寛之講師がご説明します。

司法書士試験に関するお問合せ先

各都道府県の法務局または地方法務局の総務課
【法務局ホームページ】

筆記試験 概要・日程<令和6年度(2024年度)>

受験資格 年齢、性別、学歴等に関係なく誰でも受験できます。
出願期間 令和6年度:5/7(火)~5/17(金)
試験日 令和6年度:7/7(日)
基準点発表日 令和6年度:8/13(火)
※基準点については下記「司法書士試験の合格ライン」をご参照ください。
筆記試験合格発表 令和6年度:10/3(木)
試験科目 【午前の部】
科目:憲法、民法、商法(会社法・その他の商法分野に関する法令)、刑法
出題形式:マークシートによる多肢択一式
出題数:35問
【午後の部】
科目:民事訴訟法、民事保全法、民事執行法、司法書士法、供託法、不動産登記法、商業登記法
出題形式:マークシート方式による多肢択一式および記述式(書式)
出題数:多肢択一式/35問、記述式(書式)/2問
※記述式は不動産登記法1問、商業登記法1

筆記試験科目・出題数・配点<令和5年度(2023年度)>

【午前の部 9:30~11:30(2時間)】

科目 多肢択一式 記述式
憲法 3問 -
民法 20問 -
刑法 3問 -
商法(会社法を含む) 9問 -

【午後の部 13:00~16:00(3時間)】

科目 多肢択一式 記述式
民事訴訟法 5問 -
民事保全法 1問 -
民事執行法 1問 -
司法書士法 1問 -
供託法 3問 -
不動産登記法 16問 1問
商業登記法 8問 1問

筆記試験科目の配点

科目 出題数 配点
午前の部 多肢択一式 35問 105点満点
午後の部 多肢択一式 35問 105点満点
午後の部記述式 2問 70点満点

【令和5年12月4日発表】令和6年度以降に実施する司法書士試験筆記試験午後の部の記述式問題の配点が、「2問で70点満点」から「2問で140点満点」となることが法務省より発表されました。詳細は法務省Webページをご覧ください。

多肢択一式試験・記述式試験答案用紙
多肢択一式試験はマークシート方式です。午前・午後の部、各35問です。記述式は午後の部のみで実施され、不動産登記法・商業登記法、各一問です。

※令和5年度(2023年度)司法書士試験 記述式・不動産登記の答案用紙です。

口述試験 概要・日程<令和6年度(2024年度)>

受験資格 筆記試験合格者
試験日 令和6年度:10/15(火)
試験科目 不動産登記法、商業登記法、司法書士法の他、司法書士業務を行うのに必要な知識について問われます。
試験形式 口述式/2人(例年)の面接官が1人の受験生に口頭で回答を求めます。
試験時間 1人約15分(例年)
最終合格発表 令和6年度:11/5(火)

司法書士試験の合格率(過去5年間)

司法書士試験の合格率は例年4%~5%程度。毎年約600人が合格しています。

令和5年度司法書士試験は、受験者数13,372人のうち合格者は695人、合格率は5.2%でした。近年、受験者数は減少傾向にありますが、合格者の人数はほぼ変わっていません。そのため、合格率は微増しています。

試験年度 受験者数(人) 最終合格者数(人) 合格率(%)
令和5年度(2023年度) 13,372 695 5.2%
令和4年度(2022年度) 12,727 660 5.2%
令和3年度(2021年度) 11,925 613 5.1%
令和2年度(2020年度) 11,494 595 5.2%
平成31年度(2019年度) 13,683 601 4.4%

受験者数は午前の部及び午後の部の双方を受験した者の数

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司法書士試験の合格ライン

令和5年度試験の合格点は211.0点。基準点を乗り越えれば合格が見えてきます!

司法書士試験には「3つの基準点」と合格ラインとなる「筆記試験合格点」があります。午前の部・午後の部両方の択一式試験の基準点を超えた人のみが、記述式答案の採点対象となります。また、各基準点の合計が合格点ではなく、各基準点をクリアしたうえでプラスαの得点が合格には必要です。令和5年度試験では、各基準点の合計が183.5点に対し、合格点は211.0点でした。

一見するとかなり難しい試験に見えますが、基準点を乗り越えれば合格が見えてきます。令和5年度試験においては、午前・午後の択一式試験の「基準点」を超えた受験者(実受験者の中の約18%・2,442人)のうち、約28%の方が合格しました。合格率が約5%ととても低い司法書士試験ですが、午前・午後の択一式試験の基準点を超えることができると合格する確率がグッと高まります。

【令和5年12月4日発表】令和6年度以降に実施する司法書士試験筆記試験午後の部の記述式問題の配点が、「2問で70点満点」から「2問で140点満点」となることが法務省より発表されました。詳細は法務省Webページをご覧ください。

合格までの流れ

▼各年度の基準点と合格点

試験年度 択一式基準点
(各105点中)
記述式基準点
(70点中)
基準点合計
(280点中)
合格点
(280点中)
令和5年度
(2023年度)
午前の部:78点
午後の部:75点
30.5点
183.5点
211.0点
令和4年度
(2022年度)
午前の部:81点
午後の部:75点
35.0点
191.0点
216.5点
令和3年度
(2021年度)
午前の部:81点
午後の部:66点
34.0点
181.0点
208.5点
令和2年度
(2020年度)
午前の部:75点
午後の部:72点
32.0点
179.0点
205.5点
平成31年度
(2019年度)
午前の部:75点
午後の部:66点
32.5点
173.5点
197.0点

合格へのポイント

合格者の年齢分布〈令和5年度(2023年度)〉

合格者の年齢分布

30代~40代の方が6割以上を占める!セカンドキャリアにぴったり!

司法書士試験は受験資格が特になく、幅広い年代の方が受験していることが特徴です。その中でも、合格者は30代~40代の方が6割以上を占めています。司法書士は定年がなく、生涯現役で働くことができる職業です。そのため、セカンドキャリアとして司法書士の資格を取得されている方がたくさんいらっしゃいます。
実際に60歳以上でも現役で活躍されている方が多く、まさにセカンドキャリアにぴったりな職業です。

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短大を卒業し、一般事務職として働いた後、31歳で司法書士をめざした音島恭子さん。自身で道を切り開くとともに、人との出会いを大切にしてステップアップを実現してきた音島さんの実体験と今後の夢について、お話をお聞きしました。

若手司法書士が未来を開く
実務家インタビュー

在学中から学習をはじめ、合格後約2年、26才という若さで独立開業し、司法書士として活躍されている小松勇太さんに司法書士としての仕事について語っていただきました。

小松勇太さん

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