資格の学校TACだからできる! 【国家総合職】試験の対策・勉強法を徹底解説!

試験の対策法

このページでは、公務員試験の国家総合職に絞って、出題傾向と対策方法・勉強法などを解説します。

公務員試験のキホンを知りたい方は、「公務員試験とは?」を、一般的な公務員試験の内容を知りたい場合は、「公務員試験の内容と種類」をご覧ください。

採用試験のスケジュール

最終目的は官庁訪問で内々定をもらうこと。まずは「官庁訪問のチケット」を手に入れるために、春または秋に行われる国家総合職試験で最終合格する必要があります。

大学3年・4年で受験する場合

大学3年・4年で受験する場合

大学4年・既卒で受験する場合

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Point!

  • 最終目的は官庁訪問で内々定をもらうことです。
  • まずは「官庁訪問のチケット」を手に入れるために、春または秋に行われる国家総合職試験で最終合格する必要があります。
  • 春試験と秋試験で内容や傾向が違いますので、それぞれの対策が必要です。
  • 最終合格すれば、官庁訪問に挑む権利が3年間与えられます。

1.春試験の内容と攻略ポイント

大卒程度試験(法律/経済/政治・国際)

1次試験 [4/28(日)|2019年度]

基礎能力試験(択一式) [3時間/40題解答]

  • 配点比率

    2/15

配点比率は低いが科目の種類と問題数が多いため、効率よく解く必要がある。 数的処理は独学では点が伸ばしづらい試験。

  • 必須解答

    数的処理・文章理解・自然科学・人文科学・社会科学・時事

知能分野(27問)

  • 文章理解(11 問): 現代文 ・ 英文の内容把握 、空欄補充 、文章整序
  • 判断推理、 数的推理 、空間把握、資料解釈(16 問): 数学+算数のパズル

知識分野(13問)

  • 自然科学(物理、化学、生物、地学)
  • 人文科学(思想、日本史、世界史、地理)
  • 社会科学(法律、政治、経済)
  • 時事

Point!

  • 5割程度が目安!
  • 知能分野が最重要科目。積極的に点を固めていこう!
  • 知識分野は効率的に点を拾っていく。

2019年 国家総合職本試験 基礎能力試験出題表

番号 科目 出題内容
No.1 文章理解 現代文(内容合致)
No.2 文章理解 現代文(内容合致)
No.3 文章理解 現代文(文章整序)
No.4 文章理解 現代文(空欄補充)
No.5 文章理解 英文(内容合致)
No.6 文章理解 英文(内容合致)
No.7 文章理解 英文(内容合致)
No.8 文章理解 英文(内容合致)
No.9 文章理解 英文(内容合致)
No.10 文章理解 英文(文章整序)
No.11 文章理解 英文(空欄補充)
No.12 判断推理 論理と命題
No.13 数的推理 集合
No.14 判断推理 順序関係
No.15 判断推理 数量推理
No.16 判断推理 位置関係
No.17 判断推理 順序+位置関係
No.18 空間把握 平面パズル
No.19 空間把握 14面体の展開図
No.20 数的推理 確率
No.21 数的推理 場合の数
No.22 数的推理 約数の個数
No.23 数的推理 最適化(線形計画法)
No.24 数的推理 ニュートン算
No.25 判断推理 規則性
No.26 資料解釈 実数の内訳表
No.27 資料解釈 実数と割合の相関図
No.28 時事 我が国の世界遺産等
No.29 時事 近年の法改正等
No.30 時事 近年の金融・情報通信の動向
No.31 物理 電流・電磁波
No.32 化学 身の回りの化学物質
No.33 生物 遺伝
No.34 日本史 明治時代における我が国の政治
No.35 世界史 19~20世紀の世界情勢
No.36 思想 近代の西洋思想
No.37 地理 世界の農林水産業
No.38 法律 人権の国際的保障
No.39 社会 資源・エネルギー問題
No.40 経済 金融

専門試験(択一式) [3時間30分/40題解答]

  • 配点比率

    3/15

大学の学部で学ぶ科目。配点比率はやや高め。

1.法律区分

  • 必須解答

    憲法・民法・行政法

  • 選択解答

    商法・刑法・労働法・国際法・経済学/財政学

2.経済区分

  • 必須解答

    経済理論・財政学/経済政策・経済事情・統計学/計量経済学

  • 選択解答

    経済史/経済事情・ 国際経済学・経営学・憲法・民法

3.政治・国際区分

  • 必須解答

    政治学・国際関係・憲法

  • 選択解答

    行政法・民法・経済学・ 財政学・経済政策・行政学・国際法・国際事情

Point!

  • 6割~ 7割が目安!
  • 専門試験は2次の記述試験でも使うので、重複する科目に力を入れて学習すれば効率的!

2次試験 [5/26(日)~6/14(金)|2019年度]

専門試験(記述式) [4時間/3科目解答]

  • 配点比率

    5/15

択一で出題された内容を文字に書き起こせるかが問われる試験。配点比率が高いため筆記試験での山場となる。

1.法律区分

  • 次から3科目

    憲法、民法、行政法、国際法、公共政策A 、公共政策B

公共政策は1 題のみ選択可能

2.経済区分

  • 必須解答

    経済理論

  • 次から2科目

    財政学、経済政策、公共政策A 、公共政策 B

公共政策は1 題のみ選択可能

3.政治・国際区分

  • 次から3科目

    政治学、行政学、憲法、国際関係A 、国際関係B 、国際法、公共政策A 、公共政策B

Point!

  • 6割が目安!
  • 専門択一試験と重複する科目が受験しやすい
  • 知識の丸暗記では文章に書き起こすことは難しい。 理解 が必要。
  • 答案を書く・添削を受けるの繰り返しでコツを掴みましょう 。

政策論文試験 [2時間/1題]

  • 配点比率

    2/15

政策の企画立案に必要な能力、その他総合的な判断力 、及び思考力についての筆記試験 。問題のほかに資料が3種類程度出される。

Point!

  • 6点が目安!
  • 資料の使い方が大切

人事院面接 [15分~20分程度]

  • 配点比率

    3/15

面接官3名 対 受験生1名の形式で実施。人柄や対人能力の評価

Point!

  • C評価(5段階)が目安!
  • 面接官と楽しく会話ができるか?

院卒者試験(行政)

1次試験 [4/28(日)|2019年度]

基礎能力試験(択一式) [2時間20分/30題解答]

  • 配点比率

    2/15

解答数は大卒程度試験より10題少ない30題。知能分野が24題(80%)、知識分野が6題(20%)と、極端な偏りを見せているため、数的処理と文章理解の2科目でほぼ勝負が決まる試験。

  • 必須解答

    数的処理・文章理解・自然科学・人文科学・社会科学・時事

知能分野(24問)

  • 文章理解(8 問)
  • 判断推理、 数的推理 、空間把握、資料解釈(16 問)

知識分野(6問)

  • 自然科学
  • 人文科学
  • 社会科学
  • 時事

Point!

  • 大卒程度試験と共通の問題が出題される
  • 数的処理と文章理解の2科目でほぼ勝負が決まる!
  • ある程度科目を絞った効率的な学習がオススメ

専門試験(択一式) [3時間30分/40題解答]

  • 配点比率

    3/15

大卒程度試験と共通の問題が出題され、出題数や必須・選択解答の区分も同一。大学の学部で学ぶ科目。配点比率はやや高め。

1.法律区分

  • 必須解答

    憲法・民法・行政法

  • 選択解答

    商法・刑法・労働法・国際法・経済学/財政学

2.経済区分

  • 必須解答

    経済理論・財政学/経済政策・経済事情・統計学/計量経済学

  • 選択解答

    経済史/経済事情・ 国際経済学・経営学・憲法・民法

3.政治・国際区分

  • 必須解答

    政治学・国際関係・憲法

  • 選択解答

    行政法・民法・経済学・ 財政学・経済政策・行政学・国際法・国際事情

Point!

  • 大卒程度試験と共通の問題が出題される
  • 6割~ 7割が目安!
  • 専門試験は2次の記述試験でも使うので、重複する科目に力を入れて学習すれば効率的!

2次試験 [5/26(日)~6/14(金)|2019年度]

専門試験(記述式) [4時間/3科目解答]

  • 配点比率

    5/15

専門記述試験も大卒程度試験と基本的に共通の問題が出題されますが、選択の幅は各段に広く、全14科目から3科目を選択できる。大卒程度試験には出題されない、院卒者試験独自の科目として、商法・刑法・民事訴訟法の3科目が含まれる。
配点比率が高いため筆記試験での山場となる。

全14科目中3科目の選択解答制

  • 次から3科目

    政治学、行政学、国際関係(2)、公共政策(2)、憲法、行政法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、国際法、経済理論、財政学、経済政策

国際関係または公共政策を含む選択の場合は、2科目または3科目解答

Point!

  • 大卒程度試験と基本的に共通の問題+αの14科目から3科目を選択解答
  • 専門択一試験と重複する科目が受験しやすい
  • 知識の丸暗記では文章に書き起こすことは難しい。 理解 が必要。
  • 答案を書く・添削を受けるの繰り返しでコツを掴みましょう 。

政策課題討議試験 [概ね1時間30分程度]

  • 配点比率

    2/15

<官僚候補としての総合力が試される討論試験>
与えられた課題についてのグループ討議。筆記試験では計れない、受験生のプレゼンテーション能力やコミュニケーション力が評価される試験。院卒者としての高度な知識に加え、官僚候補としての総合力が試される。

課題に関する資料には英文によるものが含まれています。

  1. 6 人1 組のグループ
  2. レジュメ作成 25分
  3. 個別発表 3分/1人
  4. グループ討議 30分
  5. 討議を通じて考えたことを個別発表 2分/1人

人事院面接 [15分~20分程度]

  • 配点比率

    3/15

面接官3名 対 受験生1名の形式で実施。人柄や対人能力の評価

Point!

  • C評価(5段階)が目安!
  • 面接官と楽しく会話ができるか?

2.秋試験の内容と攻略ポイント

大卒程度試験(教養)

1次試験 [9/29(日)]

基礎能力試験(択一式)

Ⅰ部 [2時間/24題解答]

  • 科目

    数的処理、文章理解

Ⅱ部 [1時間30分/30題解答]

  • 科目

    自然科学、人文科学、社会科学、時事

総合論文試験 [4時間/2題解答]

  • 政策の企画立案の基礎となる教養・哲学的な考え方に関するもの

  • 具体的な政策課題に関するもの

Point!

  • 教養区分の 1 次試験の合格者は、 基礎能力試験の結果によって決定される。同日に行われる総合論文試験の結果は、最終合格の決定(2次試験)に反映される。

2次試験 [11/12(火)~11/20(水)]

企画提案試験 [4時間/3科目解答]

Ⅰ部(小論文) [2時間/1題]

事前に課題と資料が与えられ、解決策を提案する。

Ⅱ部(プレゼン+質疑応答) [1時間程度]

小論文の内容について試験官に説明。その後質疑応答。

政策課題討議試験 [2時間程度]

課題に対するグループ討議によるプレゼンテーション能力やコミュニケーション力などについての試験

  1. 6人1組のグループ
  2. レジュメ作成(20分)
  3. 個別発表(3分)
  4. グループ討議(45分)
  5. 討議を通じて考えたことを発表(2分)

人事院面接 [15分~20分程度]

面接官3名 対 受験生1名の形式で実施。人柄や対人能力の評価

Point!

  • ディスカッションやプレゼンといった、筆記以外の能力が問われる試験で独学では対策しづらい。 客観的な指導を受けましょう。

3.官庁訪問の内容

開始

最終合格発表日の翌日午前 8:30 から(2019年度)

訪問のルール

官庁訪問ルール

  • 第1・第2クール

    同一クール内で同一 省庁の訪問は不可

  • 第3クール

    同一省庁に2日連続しての訪問は不可

  • 第4・第5クール

    連続訪問OK。第5クール12:00以降に「内々定」発表!
    だが、 事実上の内々定はそれ以前に暗示されてはいる

何をするのか?

原課(具体的な政策を作っているところ)、人事課を含め様々な人と面接(面談に近いものもある)をして、その省庁のカラーにあっているかどうかを判断される

難易度

この官庁訪問をクリアしないと就職できない。倍率2.5倍程度

4.どうやって勉強する?

どうやって勉強するか?

気になる職種が見つかり、公務員試験制度についても、何となくお分かりいただけたかと思います。
では、実際に公務員を目指す場合どのように勉強すればよいでしょうか?

独学で勉強する?予備校をつかって勉強する?

公務員試験も受験勉強と同じで、参考書などを自分で購入し自身でスケジュールを立てて勉強する独学と、費用がかかるものの、教材は用意してもらいスケジュールも管理してくれる予備校を利用するかの2択です。
違いを見ていきましょう。

受験対策予備校 独学
学習効率 ○頻出論点を中心に、過去の試験情報を基にしたカリキュラムで効率的に学習できる。

○出題トレンドに合った教材・情報が提供される。

○疑問点は講師に直接質問して、すぐに解決することができる。
▲教材の選定から学習計画まで、全て自分で管理して進めなければならない。

▲疑問点は、問題の解説や参考書を見ながら自分で解決しなくてはならない。
情報力 ○全国の公務員試験の情報が蓄積されており、それらが見放題。

○最新情報は担任講師が随時教えてくれるので、あとは自分なりに理解すればOK。
▲公務員試験に関する情報は、自分で探さなければならない。

▲各科目を学習しながら、試験の最新情報を自分で探して得なければならない。
面接対策 ○面接復元シートなどで、質問事項・雰囲気・形式などの情報は事前に入手できる。

○模擬面接で試験種ごとに対策できるから、本番に自信を持って臨める。
▲各試験の面接情報が手に入らず、試験種ごとの的を射た対策ができない。

▲実践練習の場が得られず、うまく話せるか不安な状態で本番に臨むことになる。

【結論】 独学は地図とコンパス。予備校はカーナビです。

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公務員になることを最終的な目標として旅に例えると、地図(教材)やコンパス(スケジュール)を自分自身で準備してゴールを目指すのが独学。自分で運転しなければなりませんが、ゴールまで最も効率的なルートに導いてくれるのが予備校(カーナビ)と言えるでしょう。

今回の受験でどうしても合格したい!と考えるならば、受験対策予備校の利用がおすすめ。

5.受験対策予備校の選び方

大事なのは合格実績

大前提が「合格すること」。そのためには、合格実績が重要です!

映画やコンサートのように、得られる結果が一緒であれば、コストパフォーマンスや立地条件などを重視しても良いかもしれません。ですが、公務員試験予備校に利用する目的は何ですか?

そう、合格することです!

コスパを重視した結果、数万円をケチって不合格となっては目も当てられません。しっかりと合格者を沢山輩出している予備校を選びましょう。

TAC/Wセミナーの合格実績は圧倒的

  • 2018年度国家総合職試験 公務員講座生 最終合格者244名!
  • 教養区分を含む様々な区分で最終合格者を輩出!
  • 主要省庁を含む全19省庁で内定を獲得!内定力でもTAC/Wセミナー!
  • 公務員講座生とは公務員試験対策講座において、目標年度に合格するために必要と考えられる、講義、演習、論文対策、面接対策等をパッケージ化したカリキュラムの受講生です。各種オプション講座や公開模試など、単科講座のみの受講生は含まれておりません。
  • 上記は2018年目標の公務員講座生最終合格者のほか、2019年目標公務員講座生の最終合格者が29名含まれています。

上記は2019年1月31日時点で、調査にご協力いただいた方の人数です。

圧倒的な合格実績は何を裏付けるのか?

1

確かな講師・教材・カリキュラムが揃っている

いわゆる受験全般にいえますが、合格者を出し続けるためには、講師・教材・カリキュラムが高いレベルで揃っていることが必要不可欠です。公務員試験業界屈指の合格者数を誇るTACは、必然的に講師・教材・カリキュラムを業界最高レベルで提供し続けていることの裏づけになります。

2

公務員試験に関する群を抜いた情報量がある

沢山の合格者がいるということは、合格者の方から、同じく沢山の試験に関するフィードバックをTACはいただいていることになります。筆記試験で出題された問題などは言うに及ばす、面接で突っ込まれて聞かれたことなど、全国の公務員試験にまつわる情報がTACに集約されていることが裏付けられます。

6.できるだけ早く学習をSTARTしよう!

その日が吉日

1

講義の復習や問題演習の時間が確保しやすい!

公務員試験本番はどの受験生にもあまねく平等にやってきます。一方で、合格レベルに達するためにやるべきことはいつ学習STARTしても同じ・・・つまり、学習STARTが早ければ早いほど、講義と講義のインターバルが長く、時間をかけて各回の講義内容を復習することができ、問題演習の時間も十分に確保でき、確実に合格への道を一歩一歩歩んでいくことができます。

2

幅広く併願受験しやすくなる

試験は水物と言われますが、本当にそのとおり。したがって、多くの受験生が万が一のリスクを回避するために 、併願受験をします。幅広く併願受験するためには、専門科目をなるべく多く学習する必要があります。早めに学習STARTすることで、重要科目の学習時間を確保しやすくなり、自分の選択肢を拡げることができ、最終的には自分を救ってくれます。