資格試験・資格取得の情報サイト>公務員>2024年度合格体験記| 池袋校合格者塩原七海さん

2024年度公務員講座合格者の声

バランス良く息抜きしつつが秘訣

池袋校合格者

塩原七海さん

Profile

公務員を目指したきっかけ・理由: 　大学時代に留学にいった経験の中で、日本の良さを再認識したことがきっかけです。生まれ育った地域で、安心かつ安全な人々の生活の根幹には、密着した行政サービスが必要不可欠であり、どんな状況においても人々に求められる仕事がしたいと考え、公務員を志望しました。

池袋校のおすすめポイント: 　私が所属していた池袋校のオススメポイントは、法律系科目を担当されている講師が、毎回の講義で配布してくださる教材です。重要判例や抑えるべきポイント、該当範囲の過去問などがピックアップされており、簡潔に復習することができました。またホームルーム（HR）では、時事に絡めた注目の判例をあげてくださり、時事と、出題可能性の高い判例を抑えることができます。このような教材は通信講義ではなかなか集めることができないので、おすすめです。

面接試験対策: 　面接では、自己分析を行い自分の強みや希望職種に当てはまる適性が自分自身に備わっていると感じた部分を、あげることを行いました。最初の面接で、職務適正を調べすぎてしまい、そこにあてはまるような人物像を意識したために、自分の良さを上手く伝えられず、面接官の方の反応があまり良くなかったことを反省して、2回目から意識して行いました。
　最も大切なことは、功績のあるエピソードをあげることではなく、面接官の方に等身大の自分自身の良さを知ってもらえるよう、一生懸命に楽しく伝えることであると思います。無理に取り繕うと、どうしても面接官の方々は、違和感や、疑問を感じてしまうと思いますので、これを大切にした方が良いと思います。
　またエピソードを話す時には、状況を詳細に整理し、自分がその場面においてどのようなことを感じて、なぜその行動を行ったかを言語化することで、面接の際に、自分自身の人柄をわかりやすく、面接官の方に伝えることができると思います。集団と個人のエピソードそれぞれで伝えたい強みと結びつけると整理しやすいと思います。

論文対策: 　特別区が論文の割合が高いので、特別区対策に重点を置きました。本番の限られた時間の中で自分自身がスムーズに書くことができるよう、論文の構成の骨子を意識して、分野ごとに紙に課題点やそれに対する実際の施策などを書き上げていました。すべての分野を網羅しようとするとキリがない部分があるので、分野横断的なアウトソーシングやDXなどから汎用性を意識して、分野の選定を行いました。複数回添削していただくためには、期間が必要なので、計画的に進めることをオススメします。

これから受験する人へのアドバイス: 　公務員試験は長丁場であり、筆記対策、面接対策両方において自分自身と向き合うことが多いと思います。この時にどうしても自分自身だけで、戦おうとすると限界がきてしまうと思います。時には周囲を頼り、うまく息抜きをしながら向き合っていくことが大切だと思います。多くの科目の学習があり、短期間で面接を迎える公務員試験において自分自身の得意不得意を見極めることは大切だと思います。自分自身は数的処理がどうしても苦手だったので、簡単な問題だけを解けるように割り切りました。限られた時間の中で、合格をするためには、講師の方にも相談しつつ得意不得意を見極め、時間をどこにかけていくかを、考えることも大切だと思います。