資格試験・資格取得の情報サイト>公務員>2024年度合格体験記| 札幌校合格者 牧口碧天さん

2024年度 公務員講座 合格者の声

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公務員試験を振り返って

札幌校合格者

牧口 碧天さん

Profile

最終合格先 ●国家一般職(大卒)
出身校 金沢大学 人間社会学域 卒業
コース 総合本科生
受講校舎 札幌校
入学年月 2023年3月
民間就活経験 なし
最も力をいれた科目 数的処理
公務員を目指した理由・キッカケ
 尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事件を機に、自らが平和の受け手ではなく担い手になりたいと考えたので、防衛省を志望しました。国防に携わりたい思いが強かったので、国家一般職の防衛省一本で受験しました。詰まるところ、「職種は何でも良いから公務員になりたい」というよりもむしろ、基本的に国防に携わるには公務員にならざるを得ない、という考えから、公務員を目指しました。
TACを選んだ理由・良かったところ
 「公務員試験は情報戦」ということ言葉を聞いたことがあり、大手の予備校であれば情報を豊富にもっているだろう、と考えたのがTACを選んだ理由です。実際、この点はTACを選んで良かった理由にもなりました。たとえば、専門試験においてどの科目を選択して学習するか迷っていた際には、TAC講義を受けた学生がどの科目でどれくらいの点数を取っているか詳細なデータを見ることができたので、平均点の低い科目を避けることができました。また、面接対策をしている際には面接復元シートを閲覧することで、志望先特有の質問内容を事前に知ることができました。実際、面接復元シートに載っていた毎年聞かれているであろう質問が本番でもあったので、非常に助かりました。
札幌校のおすすめポイント
 札幌校のおすすめポイントとして挙げられるのは、面接対策の充実さだと思います。面接カードの執筆から模擬面接の実施まで、安心して頼ることができます。もちろんまずは自分で準備することが重要だとは思うのですが、足りない部分は講師が全力で応えてくれます。実際、模擬面接で問われたことが本番の面接でも登場し、スラスラと答えることができました。
面接試験対策
 私が実施していた人物試験対策は主に2つあります。1つ目は想定問答集の作成です。どの質問が来たらどう答えるのか事前に考えておくことによって頭が整理されますし、実質的な自己分析になります。私はWordで10ページ程度の想定問答集を作成し、質問を見て答えが即座に言えるように練習していました。ただし、書いた文章をそのまま話そうとするとどうしても冗長になってしまうので、本番では質問されたことに対して結論だけ回答することを意識し、詳細は追加質問があった場合に述べるようにしていました。2つ目は模擬面接の活用です。想定問答集の作成がインプットだとすれば、模擬面接の実施はアウトプットに当たります。その際、本番さながらの面接を体験することによって、自分では気づかない修正点を発見することができます。「これだけやったんだから大丈夫だ」という意識は、本番のパフォーマンスに大きく影響を与えます。TACを活用して、本番前に必ず模擬面接を実施することをおすすめします。
択一試験対策
 多くの受験生が苦手とするのが、数的処理だと思います。そこでここでは、数的処理が含まれる教養試験で点数を確保するために私がどういった戦略を立てていたか説明します重要なのは、数的処理で満点を取ることではなく試験全体で点数を確保することです。まず、教養試験全体で6割は取るという最低限の目標を立てました。幸い文章理解と時事は得意だったので、目標点を取るためには残りの数的推理・判断推理・資料解釈で5割取れば充分だ、という戦略を立てて学習を進めました。具体的には、数的推理と判断推理はできるようになるまで時間がかかるので、資料解釈を優先的に学習し本番では満点を狙ったほか、本番で出題されても時間がかかる上に難易度の高い数的推理と判断推理の問題は、1周目は触れたものの2周目からはスルーしていました。また、教養試験の問題を解く順番も工夫しました。全ての問題を解ききるには時間が足りないことがわかりきっていたので、本番は得意な順に文章理解→時事→資料解釈→数的推理→判断推理の順で問題を解きました。結果として、本番では教養試験全体で7割程度の点数を確保することができました。苦手な問題を解けるように努力する行為自体は素晴らしいのですが、時間は有限ですし、本番では試験全体で点数が確保できなければ元も子もありません。試験全体で点数を確保する自分なりの戦略を考えると、気が楽になると思います。
これから受験する人へアドバイス
 これから受験する方々に意識していただきたいのは、後悔がないようにやりきることです。公務員試験は民間就活と比較して長丁場ですから、途中でだらけてしまうことがあるかもしれません。そんなときは、自分が志望先に行きたい理由を考えてみてください。予備校の費用は安くありません。何か理由があって学習を始めたはずです。理由が見つからなければ、説明会等に参加しましょう。合格したい理由があれば、モチベーションが湧いてくるはずです。直前期だけでも良いので、全力で取り組んでみてください。きっと合格をつかむことができるはずです。頑張ってください!

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