現役官僚インタビュー 警察庁
いつの時代も変わることのない使命のために

藤井 あゆみ
Ayumi Fujii 長官官房人事課
入庁後の略歴と職務内容
・2013年 入庁、警察大学校
京都府伏見警察署
京都府警察本部捜査第一課
(交番や刑事課の一員として現場を走り回る。警察官としての原点)
・2014年 警察庁長官官房総務課(現:企画課)
(警察庁内の総合調整や法令案の審査等に従事)
・2016年 警察庁刑事局組織犯罪対策部組織犯罪対策企画課(現:組織犯罪対策第一課)
(暴力団対策をはじめとした組織犯罪対策の企画・立案に従事)
・2017年 神奈川県南警察署刑事第一課長
(凶悪事件や盗犯事件等を扱う第一線の現場での捜査指揮に従事)
・2018年 防衛省統合幕僚監部首席参事官付専門官
(陸上自衛隊の部隊運用に係る調整に従事)
・2020年 福岡県警察本部公安第一課長
(国内公安に係る情報収集、サイバー攻撃対策を指揮)
・2022年 警察庁サイバー警察局サイバー企画課
(発足直後のサイバー警察局において、サイバー事案への対処体制の強化等に従事)
・2024年 現職
Q1 国家総合職(入庁先)を志した理由を教えてください。
あらゆる人の生活の基盤である安全・安心を守ることに携わりたいと考え、国家公務員を志望しました。
なかでも警察庁は、「交番から官邸まで」と言われるように、私たちにとって身近な安全から、国家としての在りよう・秩序の維持まで、幅広い業務のフィールドを持ちながら、どの分野においても、「国民の生命・身体・財産を守る」という、普遍的で社会に必要不可欠な使命のために働けることに魅力を感じました。
犯罪によって傷つけられる人を一人でも減らし、目まぐるしく変化する社会の中で、治安という国の根幹を守り続ける。これは一生を懸けるに値する仕事だと心の底から感じ、入庁を決意しました。
Q2 今まで経験されたお仕事で、最も心に残っていることはなんですか?
2022年に新設されたサイバー警察局でサイバー事案への対処体制の強化に携わったことが印象に残っています。サイバー空間が日常生活と切り離せないものとなる中で、サイバー空間における脅威は技術の進歩と共に日々変化し、容易に県境や国境を越えます。これまで警察が主なフィールドとしてきたリアルな空間における犯罪への対策と異なる難しさを日々痛感しつつも、警察の組織や体制を社会情勢の変化に応じて柔軟に変化させていく、という新たなミッションに挑戦しました。これまでの都道府県警察における勤務で得た知見を施策の立案に生かすことができたことも含め、非常に印象に残っています。
Q3 これから取り組みたいお仕事はどんなことですか?
現職では、「人」の組織である警察を支えるべく、未来の警察組織を担う人材の採用業務等、人的基盤の充実に向けた業務に取り組んでいますが、少子高齢化の進展等、人口動態が大きく変化し、次々と新たな治安上の課題が生じる中で、警察組織もこれに応じた変化が求められていると感じています。都道府県警察においても、警察庁においても、前例にとらわれることなく、柔らかい頭で、将来にわたって国民の安全・安心を守り続けるため警察組織の在り方を考えながら仕事をしていきたいと思っています。
Q4 キャリアをめざす受験生へ熱いメッセージをお願いします。
皆さんはこれから職業選択という人生の大きな岐路に立つことになります。職業選択に当たっては、自分が職業人生を懸けたいことは何なのか考え抜き、そして主体的に選択することを大切にしてほしいと思います。
私たち総合職警察官の仕事は、この国で日々起こっている事件や事故で苦しむ人の痛みに寄り添い、当事者として立ち向かい続けることです。治安を守るという責任を果たし続けることは、決して容易ではありませんが、私たちには志を同じくする全国30万の仲間がいます。こうした生き方に共感してくれる皆さんが、仲間に加わってくれることを心待ちにしています。
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