簿記学習者のSTEP UPランキング 第4位
宅建士(宅地建物取引士)
不動産の取引に関わるプロフェッショナル
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学習期間
2~11ヵ月
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簿記関連度
★★☆☆☆
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稼げる度
★★☆☆☆
宅建士(宅地建物取引士)とは
住宅・不動産業界における必須資格
宅地建物取引士は不動産の取引に関するプロフェッショナルです。不動産には様々な法律が関わっているため、その取引では専門的な知識が必要とされます。宅地建物取引士は円滑な不動産取引のための重要な役割を担っていて、不動産の取引における重要な場面に必ず登場します。
しかも宅地建物取引士の活躍の場は不動産取引の場だけではありません。宅地建物取引士試験の学習においては、民法、不動産の利用や取引の制限に関する法令上の制限、不動産に関する税金についてなど、幅広い知識を身につけることができます。そのため、不動産業界ばかりではなく、多くの分野でその知識を活かすことができます。

宅建士(宅地建物取引士)資格を取得するメリット
1
住宅・不動産業界における必須資格
住宅・不動産に関するさまざまな法律知識を身につけた宅建士(宅地建物取引士)として、顧客に対応することで、大切な財産である不動産取引において、顧客からの信頼を得るとともに、取引の最終ゴールである契約にも携わっていきます。
2
金融機関における必須資格
金融機関は不動産を担保にお金を貸します。担保物件の価格の査定や抵当権設定など、融資業務に不動産知識は欠かせません。また、不動産の証券化・不動産投資など、最近は不動産が金融商品として取り扱われているため、金融機関と不動産は密接な関係にあると言えます。
3
業務によっては一般企業でも有用
企業は保有する不動産(土地)を利用して不動産事業も行います(鉄道会社・商社・百貨店など)。また、企業は事業用地としてさまざまな用途の不動産を必要としています。したがって、一般企業においても事業用地などの不動産が関係する業務において、宅建士試験の知識を有していることが望まれます。
4
社会生活上でも役立つ
宅建士試験で学習する民法では、人と人との取り決めや約束事について学ぶため、不動産に関連したトラブル処理だけでなく、日常生活で発生したトラブル(商品購入の際の支払いや解約トラブル、保証人制度など)に対応できる知識を身につけることができます。
宅建士(宅地建物取引士)試験のココがポイント
1
受験資格不要!誰でも受験できます!
日商簿記検定試験と同様に受験資格なしで誰でも受験ができます。
試験は年1回ですが、「登録講習」を受けると一部科目の免除(例年5問)制度もあるため、宅地建物取引業に従事されている方であれば、講習を受け当制度を活用することもできます。
2
法律系資格の登竜門!「マークシート方式」の試験!
法律資格の勉強は難しい印象がありますが、宅建士の試験は、法律資格の登竜門として位置づけられ、法律の基礎知識から学習できます。
本試験では、「4肢択一のマークシート方式」で回答ができることもあり、比較的回答しやすく、知識レベルの確認ができる点も魅力です。
宅建士(宅地建物取引士) 講師からのメッセージ

不動産関連の企業のみならず、法律知識の習得に幅広い層で人気!
宅地建物取引士講座 専任講師
笠松 信之
日商簿記が会計系資格の登竜門なら、宅建は法律系資格の登竜門といえる資格です。毎年20万人前後の方が受験する人気資格の1つですが、その理由は「相続」や「時効」を始めとした多くの方に身近な民法等の基本知識を学べる、という魅力があるからだと思います。宅建と言うと不動産関係者の資格、と思われるかもしれませんが、実際には不動産・建設関係にお勤めの方以外にも、金融関係・保険関係・さらには営業職の方や学生・主婦の方等々、受験生層は幅広いです。難易度も手頃なため、仕事とプライベートの両方で使える一石二鳥な資格として、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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