簿記学習者の注目資格 Pick Up！

英語によるビジネスコミュニケーション力を証明するテストとして幅広く浸透

TOEIC® Program は日本では年間延べ266万人もの人が受験する英語の試験です(2018年度)。就職活動に臨む学生、社内の従業員の英語力について、今や多くの企業がTOEIC(R) L&R TESTのスコアを参考に評価しています。海外とのビジネスが当たり前となった現在では、大変メジャーなビジネス資格の一つであると言えるでしょう。

実践的な英語を学ぶことができます！

就職を控えた学生の方は、就職後のビジネス環境を想像しながら英語を学習でき、社会人の方は、仕事の場面を思い浮かべながら問題に臨むことができます。この試験対策のために英文法や英単語などを学ぶことで、より実践的で役に立つ英語を身につけることができます。

スコアが高いと就職や転職に有利に！

英語初級者から上級者まで、受験資格はなく誰でも受験することができます。取得スコアは高ければ高いほうが望ましく、国際部門への異動を希望したり、海外駐在等を希望される方は、より高いスコア取得を目指されるようです。

試験はリスニングとリーディングのみで構成

リスニングセクション(約45分)は4つのパートで構成されています。それぞれ、パート1(写真描写問題)、パート2(応答問題)、パート3(会話問題)、パート4(説明文問題)で構成されています。リーディングセクション(75分)は３つのパートで構成されており、パート５(短文穴埋め)、パート６(長文穴埋め)、パート７(読解問題)で構成されています。いずれも知識や教養を問うものではなく、ビジネスや日常生活環境での英語のコミュニケーション力を測る内容になっています。

スコアの基準は常に一定

合格・不合格ではなく、リスニング5～495点、リーディング5～495点、トータル10～990点のスコアで5点刻みで表示されます。合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。

仕事にキャリアにダイレクトに活かせる試験

Accounts Payable, Remittance, Amotization… 簿記を学習されている皆さん、すぐに意味が分かりましたか？ 意味はそれぞれ「買掛金」「送金」「償却」です。このテストでは直接的に会計専門用語が出されることはあまりありませんが、グローバル化が進む昨今、会計事務所や企業の経理・財務の現場では、これらは頻繁に目にする英単語です。この試験への対策を契機に英語力を高め、国際的なビジネスパーソンを目指しましょう！