TOEIC® L&R TESTとは? 人気の理由・試験概要
学生・社会人を問わず知名度が高く、
受験者数も多い人気の試験、TOEIC® L&R TEST
TOEIC® L&R TEST とはいったいどんな試験で、どうして人気があるのでしょうか?
TOEIC® L&R TEST の試験概要や、スコアによってできることの目安などをご説明します。
TOEIC® L&R TESTとは?
TOEIC® L&R TEST 人気の理由
TOEIC® L&R TESTとは?
TOEIC® L&R TESTとは、日常やビジネスの場面での英語コミュニケーション能力を測る指標として開発された世界共通のテストです。
英語力を客観的に測ることができるテストとして多くの企業が採用、昇進、海外出張、海外赴任など幅広い目的で活用しています。
ビジネスのグローバル化が進む中、日本国内で仕事をしていても、英語力が求められる場面が多くなっています。それに伴い、学生から社会人まで幅広く認識、評価されているTOEIC® L&R TESTは今後さらに注目度が高まるテストといえるでしょう。
TOEIC® L&R TEST 人気の理由
1
学んだ英語が実際にそのまま使える!
学習することにより、日常やビジネスの場面での英語表現が身につきます。
2
スコアアップで社内での評価が上昇!
多くの企業が、採用や昇進など幅広い目的でスコアを利用しています。(採用企業団体数は約2,460社、学校は約990校)
3
学習を継続しやすい!
公開テストは年13日程(2023年度)、それ以外に企業、学校で実施する団体特別受験制度(IP:Institutional Program 以下、IP テスト)があり、受験のチャンスが多いのが特徴です。
TOEIC® L&R TEST 試験ガイド
公開テストは年13日程(2023年度)実施、990点満点のスコア制
受験資格
特にありません。
試験日程
年13日程(2023年度)(公開テスト)
公開テストの他に、企業や学校(TACでも実施中)で実施されているTOEIC® L&R IPテスト(IP: Institutional Program)があります。
テスト形式
リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計2時間前後で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません(IPテストでは約1時間・90問のオンライン方式のテストも実施されています)。
テスト問題の構成
パート | name of each part | パート名 | 問題数 |
---|---|---|---|
リスニングセクション(約45分) | |||
1 | Photographs | 写真描写問題 | 6 |
2 | Question-Response | 応用問題 | 25 |
3 | Conversations (with and without a visual image) |
会話問題 | 39 (3×13) |
4 | Talks (with and without a visual image) |
説明文問題 | 30 (3×10) |
リーディングセクション(75分) | |||
5 | Incomplete Sentences | 短文穴埋め問題 | 30 |
6 | Text Completion | 長文穴埋め問題 | 16 (4×4) |
7 | ・Single passages ・Multiple passages |
1つの文章 複数の文章 |
29 25 |
リスニング問題の発音は4種類
様々な国と地域で英語が使われている現状を考慮して、米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む)という、英語を公用語としている国々の4つの発音が導入されていますが、その国の歴史や文化に関連する固有の事象が分からなければ解答できない問題は含まれていません。
テスト結果
合格・不合格ではなく、リスニング5~495点、リーディング5~495点、トータル10~990点のスコアで5点刻みで表示されます。
結果送付
受験日から30日以内に発送(公開テストの場合)
受験料
7,810円(税込)
公開テストの詳細については公式サイトをご覧ください。
IIBC|一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
https://www.iibc-global.org/
TOEIC® L&R IPテストについて
TOEIC® L&R IPテスト(IP:Institutional Program)とは
TOEIC® L&R IPテスト(IP:Institutional Program)は年13日程(2023年度)行われている公開テストとは別に企業・学校など(TACでも実施中)で実施されているテストで、そのスコアは通常公開テストと同等に評価されています。TOEIC® L&R IPテストは公開テストよりも安く受験することが出来、結果も早く受け取ることが出来る点が魅力です。
TOEIC® L&R TESTのスコア
TOEIC® L&R TESTのスコア
テスト結果は合否ではなく、スコアで評価されます。評価の基準はつねに一定で、受験者の能力に変化がなければスコアも一定に保たれるとされています。
評価スコアは5刻みで行われ、リスニング・セクション、リーディング・セクションともに、最高スコアが495、最低スコアが5となっています。このスコアは、正答数をそのまま加算した素点ではなく、「標準化」と呼ばれる独自の計算方法によって算出された数値です。
2つのセクションのスコアを合計したスコアが正式なスコアとなります。したがって、最高は990、最低が10となります。
-
900-990
英語を話す人達が行っている最近の出来事・事件についての議論を聞いて内容を理解することができる。
自分の専門分野の高度な専門書を読んで理解できる。 -
800-895
職場で発生した問題点について議論をしている同僚の話が理解できる。
英語で書かれたインターネットのページから、必要な情報・資料を探し収集できる。 -
700-795
自分の仕事に関連した日常業務のやりかたについての説明を理解できる。
会議の案内等の社内文書・通達を読んで理解できる。 -
600-695
ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの順路を理解できる。
自分宛てに書かれた簡単な仕事上のメモを読んで理解できる。 -
500-595
打ち解けた状況で、"How are you?" "Where do you live?" "How do you feel?"といった簡単な質問を理解できる。
電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる。 -
400-495
看板を見てどんな店か、どういったサービスを提供する店かを理解することができる。
(資料提供 国際ビジネスコミュニケーション協会)
2016年5月よりテストの一部を変更し、より実践的な出題形式に!
主な変更点は以下のとおりです。
≪リスニング≫
- 得点しやすい 写真描写問題 (Part1)と 応答問題 (Part2) の数が減ります。
- 会話問題 (Part3) の問題数が増え、内容が難しくなります。
- 説明文問題(Part4) では、あらかじめ問題用紙に印刷された図やグラフなどをみながら、説明文を聴き取る問題が新たに加わります。
≪リーディング≫
- 短文穴埋め問題 (Part5) の数が減ります。
- 長文穴埋め問題(Part6) では、空欄に最も適切な一文を選ぶといった文章の全体的な構成を理解しているかを問う問題が出題されます。
- 長文読解問題 (Part7) の数が増え、OA 事務等で使用されるテキストメッセージやチャット通信を反映した設問、3つの関連文書(トリプルパッセージ)の設問が加わります。
文書の中で、ある一文を挿入するのに最も相応しい箇所を選ぶといった問題で文章全体の構成の理解が問われます。
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