簿記学習者のSTEP UPランキング 第3位
公認会計士
日本経済を支える会計のプロフェッショナル
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学習期間
1.5~3年
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簿記関連度
★★★★★
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稼げる度
★★★★★
公認会計士とは
会計コンサルティング会社、上場企業の財務・経理部、独立開業など、幅広い活躍フィールドが広がる
公認会計士は『会計のプロフェッショナル』として、独占業務の「財務諸表監査」を行います。財務諸表監査とは、企業が作成した財務諸表が「企業の実態を適正に表しているか」を、第三者の立場からチェックし、信頼を保証する仕事です。企業の「社会的信用」を保証することで、投資家・銀行・取引先などの利害関係者は、様々な取引を安心して行うことができます。
合格後は監査法人に就職するのが一般的です。NEXTキャリアとして、会計コンサルティング会社、上場企業の財務・経理部、独立開業など、幅広い活躍フィールドが広がっています。

公認会計士資格を取得するメリット
1
安定性が抜群
すべての上場企業や大企業は公認会計士による監査を受けなければならないことが、公認会計士の独占業務として法律により保証されているため、安定性が抜群です。また、金融・資本市場がある限り、公認会計士の需要は常に存在します。新規上場企業の増加や企業のグローバル化に伴い、公認会計士に対するニーズは年々高まっています。
2
安心の収入
平均年収は約1,000万円と、高収入が得られる点もメリットです。監査法人勤務の場合、合格初年度の年収は500万円前後となります。「稼げるプロフェッショナル」として、安定して高収入が見込める資格です。
3
将来性が豊か!
会計系資格の最高峰に位置するため、業務フィールドが幅広く、自分の理想とするキャリアを描きやすい点もメリットです。世界的に見ても、公認会計士が勤める監査法人(会計ファーム)は非常に人気のある就職先です。
公認会計士試験のココがポイント
1
日商簿記と公認会計士試験は関連性が高い!
日商簿記で学習した知識は、公認会計士試験科目「財務会計論」「管理会計論」の学習においてアドバンテージがあります。当科目は会計士試験の主要科目であり、「簿記を極めたものが会計士試験を制する」とも言われます。今お持ちの簿記の知識を活かす、極めるのに最適な資格です。
2
短答式試験の受験チャンスは年2回!
公認会計士試験は「短答式」・「論文式」の2段階試験です。「短答式」は年2回の受験チャンスがあり、合格率も年々上昇傾向にあります。また、一度短答式試験に合格すると、その年も含めて3回まで論文式試験を受験できるなど、努力が報われやすい試験制度です。
3
最短で1年間での合格が可能
試験合格には、一般的に1.5~2年程度の学習期間が必要です。しかし受験専念できる環境をお持ちの場合、1年間で合格する方もいらっしゃいます。受験資格がなく誰でも受験できるため、「今すぐに、短期決戦で稼げる資格を取りたい」という方にもお勧めです。
日商簿記から公認会計士へ!「合格者の声」

簿記の学習を通して、公認会計士の学習を決意!
日商簿記3級学習後に公認会計士試験へ!
2022年公認会計士試験合格
田中 一輝さん
大学4年生の時、就職について考えていた時に、資格を用いて専門的な仕事がしたいと感じました。そこで資格について調べ始めて公認会計士を知り、経済的な安定、仕事内容、資格を用いた職の幅広さ等に魅力を感じました。まずは簿記3級を学んでみようと思い、勉強し始めると、会計の面白さ、奥深さをさらに感じ、公認会計士を目指そうと思いました。

簿記を学習後、会計の面白さに
惹かれた!
日商簿記級学習後に公認会計士試験へ!
2022年公認会計士試験合格
藪波 由布佳さん
公認会計士を志してTACに入ることを決めたのは大学3年生の冬です。大学1年生の時の授業で簿記3級を学んだことがきっかけで簿記のおもしろさを感じ、大学2年生では独学で2級も取得していました。その後就活をして進路を考え始めたときに、自分が生きていく上で強みになる資格を取ろうと決意し、公認会計士試験の勉強を始めました。
公認会計士講師からのメッセージ

日商簿記受験生はスムーズに会計士受験を開始できます!
財務会計論講師
槇 和樹
公認会計士試験は、簿記で学習した知識が活かせる資格です。試験科目の一つである会計学(財務会計論・管理会計論)は、簿記に始まる学問であり、簿記と非常に密接な関係を持っています。また、簿記の知識が定着していれば、その分他の科目に時間を割くことができ、他の科目でもアドバンテージを取りやすくなります。皆さんも、簿記の学習で身につけた基礎体力を活かし、公認会計士試験を目指してみてはいかがでしょうか?
「公認会計士」をもっと詳しく知りたい方は!
簿記学習者のステップアップ資格ランキングBEST5!
【その他の注目資格】社会保険労務士