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応用情報技術者試験対策には過去問が必須!試験内容や対策のポイントを解説

応用情報技術者試験には過去問が必須!

ITに関する国家資格のひとつに応用情報技術者試験があります。基本情報技術者試験に比べると難易度が高いため、勉強に苦戦する方も多いでしょう。

そこで今回は、応用情報技術者試験に有効な過去問対策や合格するためのポイントを解説します。

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応用情報技術者とは?

応用情報技術者とは?

応用情報技術者は、経済産業省が認定するIT関連の国家資格です。独立行政法人である情報処理推進機構(IPA)が試験を実施しています。通常、IT関する国家資格は、試験の難易度に応じてスキルレベル1~4まで4段階で設定されます。

経済産業省と情報処理推進機構が策定した共通キャリアフレームワークにおいて、応用情報技術者試験の難易度はスキルレベル3です。難易度が高い理由は出題範囲が広いことに加え、マネジメントやストラテジに関する知識が必要になるためです。

応用情報技術者試験は、ITに関する基本的な知識や技術がある者を対象にしています。ほとんどの受験者は、業務経験5~6年程度ある中堅のプログラマーやシステムエンジニアが中心です。

応用情報技術者の試験内容

応用情報技術者の試験内容

ITに関する知識だけでなくマネジメントやストラテジ分野まで、応用情報技術者試験の出題範囲は広範囲にわたります。

試験は「午前試験」と「午後試験」に分かれており、午前試験では基礎知識が問われる多肢選択式、午後試験は読解力が必要になる記述式で構成されているのが特徴です。

それぞれの試験内容について詳しく見ていきましょう。

午前試験

午前に出題される問題は全80問(四肢択一)で、正答率60%以上取れば合格です。午前試験に出題される問題はほぼ決まっているため、適切に対策すれば高い正解率を狙えます。

出題分野 問題数
テクノロジ 50問
マネジメント 10問
ストラテジ 20問

テクノロジ系の問題数が多く構成されており、問題のレベルが高いのが特徴です。着実に正解数を増やすには、情報技術における深い知識が求められます。

午後試験

午後は長文問題が全11問出題されますが、その中から5問を選択して解答します。また午後試験は必須解答問題と選択解答問題が指定されており、必須解答問題は必ず解答しなければいけません。午前試験と同じく、正答率60%以上取れば合格です。

午前試験はITに関する基本問題ですが、午後試験では基本知識を活かす応用問題が出題されます。また午後試験は問題文が長いため、正しく文章を理解するための読解力も必要です。過去問を繰り返し解いて問題に慣れることが大切といえます。

応用情報技術者試験を受けるメリット

応用情報技術者試験を受けるメリット

基礎情報技術者試験に比べると応用情報技術者試験の難易度が高くなりますが、合格者は得られるメリットも多いです。応用情報技術者試験を受けるメリットには、次のようなことが挙げられます。

・ITの基礎的な知識・スキルが備わっていることの証明になる
・進学や就職に有利となる
・資格手当・報奨金の対象資格となっている場合もある
・国家試験の一部免除を受けることができる
・高度試験の一部が免除される

それぞれのメリットを確認していきましょう。

ITの基礎的な知識・スキルが備わっていることの証明になる

応用情報技術者試験は、多くの企業が評価する国家資格です。試験に合格すれば、ITの基礎的な知識やスキルを持つ人材であることの証明になり得ます。

応用情報技術者試験の取得を支援したり採用条件に設けていたりする企業も多く存在します。プログラマーやシステムエンジニアとしてキャリアを積みたいなら、試験に合格することがおすすめです。

進学や就職に有利となる

応用情報技術者試験に合格すれば、進学や就学で有利に働きます。進学の場合は大学の推薦をもらえたり、授業費免除の特待生として専門学校に入学できたりなどのメリットがあります。

就職に関していえば、基本情報技術者や応用情報技術者の取得が採用や昇級、昇格条件になることもあるのです。難易度が高い応用情報技術者を取得していれば、転職活動にも役立ちます。

資格手当・報奨金の対象資格となっている場合もある

応用情報技術者試験は、資格手当や報奨金を受け取れる対象資格にする企業もあります。支給額は企業によって異なりますが、資格手当は5,000円~20,000円、報奨金は50,000円~200,000円が相場です。

特に、支給手当は〇〇年間など制限付きで支給される場合もありますが、中には定年や退職まで半永久的に支給する企業もあります。

国家試験の一部免除を受けることができる

応用情報技術者試験に合格すれば、国家試験の一部免除を受けられます。たとえば中小企業の経営課題に対応するための診断や助言を行う中小企業診断士の試験では、経営情報システムの科目が免除されるのです。

企業の知的財産を守る弁理士の試験では、理工V(情報)の科目が免除されます。難易度が高い国家資格の科目免除を受けられるのは、応用情報技術者を取得するメリットです。

高度試験の一部が免除される

応用情報技術者試験に合格したあと、さらに高度な試験を受験したい場合は一部免除を受けられるメリットがあります。

試験に合格した年度を含む2年以内に限られますが、ITストラテジスト試験や情報処理安全確保支援士試験、システムアーキテクト試験、ネットワークスペシャリスト試験などで実施される午前試験が免除されるのです。

応用情報技術者試験対策には過去問が必須

応用情報技術者試験対策には過去問が必須

難易度が高いといわれる応用情報技術者試験ですが、試験対策として有効なのが過去問の活用です。特に、午前試験においては過去問からの流用問題が多いといわれています。

過去問を攻略できれば、午前試験の合格率を高められるのです。ここでは、過去問対策の重要性や試験対策にオススメの無料サイト「過去問道場」を紹介します。

午前試験は過去問の流用が多いとされる

応用情報技術者試験の午前試験は、過去問からの流用問題が毎回5割程度含まれるといわれています。午前試験はテクノロジやマネジメント、ストラテジなど出題範囲が広いですが、合格するには限られた時間内に確実な正解を選択しなければいけません。

過去問を繰り返し解いて出題傾向や問題に慣れれば、午前試験を突破できる確率は高まります。

無料サイト「過去問道場」を活用する

情報処理推進機構の公式サイトには、2009年からの過去問が一覧でまとめられています。出題傾向や問題を解くことに慣れるために、これらをうまく活用するのがおすすめです。基礎から学び直したい方は無料サイト「過去問道場」を利用しましょう。

基本情報技術者試験の過去問題がまとめられています。分野や試験回を指定できるため、自分の学習状況に応じて勉強できるのも特徴です。

効率よく合格するためのポイント

効率よく合格するためのポイント

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験より難易度が高いといわれていますが、ポイントを押さえて勉強すれば取得できない資格ではありません。

しかし社会人の場合は働きながら勉強しなければいけないため、効率よく学習したい人も多いでしょう。効率よく合格するためのポイントは、次の2点です。

・過去問を繰り返し解く
・受験指導校を利用する

それぞれのポイントを確認していきましょう。

過去問を繰り返し解く

独学で効率よく合格したいなら、応用情報技術者試験の過去問を解きましょう。過去問を解いて出題傾向に慣れれば、効率よく問題に解答できます。

また間違った設問から自分の弱点も発見できるため、弱点を克服するための対策も行えます。本番と同じように過去問を解けば時間配分も掴めるため、調整しながら設問に解答できるようになるでしょう。

受験指導校を利用する

学習スケジュールの管理が苦手なら、受験指導校を利用するのがおすすめです。受験指導校なら受験者のレベルに応じた学習スケジュールを立ててくれます。

また応用情報技術者試験を熟知する講師が合格するためのポイントを解説しながら、丁寧に教えてくれます。費用はかかりますが、充実したカリキュラムで短期間での合格を目指せるでしょう。

応用情報技術者試験には過去問以外にも講座の受講を

応用情報技術者試験には過去問以外にも講座の受講を

応用情報技術者試験は難易度が高い国家資格です。特に、午後試験では基本知識を活かす応用問題が出題されます。

また問題文が長いため、正しく文章を理解するための読解力も必要です。独学では過去問を繰り返し解いて試験に出やすい出題傾向を抑え、効率よく勉強するのが合格への近道になります。

ただ受験者のレベルによっては、通信講座や通学講座で勉強したほうが結果を出しやすい方がいるのも事実です。効率よく応用情報技術者試験に合格したいなら、通信講座や通学講座の活用を検討しましょう。

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