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特別区でⅠ類【早期SPI枠】が新設されます!

東京23区

特別区の採用試験に、Ⅰ類【早期SPI枠】が新設されます!民間就活でもよく使用されるSPIを用いた試験で、民間就活と公務員試験の併願をしやすくなりました。公務員試験のために特別な勉強をする必要がなく、より多くの人に受験していただくことができます。

 特別区職員とは

特別区とは、東京23区のことをいいます。
一般的な市町村と同じように、「基礎的な自治体」として位置づけられており、区民にもっとも身近な行政を担っています。 

令和7年度の試験日程

内容 実施時期 詳細
出願

2月5日(水)10:00

~2月18日(火)17:00

第2次試験(口述試験)で参考資料として使用する「面接カード」も申込時に入力をします。
第1次試験 3月4日(火)~3月17日(月)のうち各受験者が選択する日
適性検査(SPI3-U)<テストセンター方式>
・性格検査(約30分)
…基礎能力検査の受験前に、自宅等のパソコンやスマートフォンで受験します。性格検査の結果は合否に関係ありません。

・基礎能力検査(約35分)
…言語分野、非言語分野
第1次合格発表 3月27日(木)10:00
第2次試験①

4月20日(日)9:30集合~11:55終了予定 

・プレゼンテーションシート作成
…行政課題に関するプレゼンテーションシートの作成(課題式(1題必須回答))
第2次試験②

5月12日(月)~5月14日(水)のうち指定する1日 

・口述試験
…プレゼンテーション及び人物についての個別面接
最終合格発表 5月29日(木)10:00
試験内容
  • 第1次試験
    性格検査

    約30分で基礎能力検査の受験前に、自宅等のパソコンやスマートフォンで受験していただきます。
    ただし、性格検査の結果は、合否に関係ありません。
    性格検査の結果は、採用候補者の提示の際に特別区等へ提供します。

  • 第1次試験
    基礎能力検査

    約35分で言語分野・非言語分野のテストを行います。
    テストセンターにてパソコンで受験する形式です。

  • 第2次試験
    プレゼンテーションシート作成

    提示された複数の資料(統計や記事等)から、設問に基づきプレゼンテーションシートを作成します。(A4版1枚で解答。形式自由)
    プレゼンテーションシート作成を欠席した場合、口述試験は受験できません。
    プレゼンテーションシートは口述試験と一体的に評価します。ただし、無解答の場合は、口述試験の対象となりません。作成したプレゼンテーションシートは回収されます。

  • 第2次試験
    口述試験

    プレゼンテーションシート及び面接カードに基づき、個別面接を行います。
    作成したプレゼンテーションシートに基づき、面接の冒頭でプレゼンテーションをします。
    作成したプレゼンテーションシートの写しは、口述試験当日に渡されます。

  • 最終合格後

    人事院面接の後に、最終合格者は全員、いずれかの区へ高得点順に提示され、採用面接を受験します。23区ごとに行われる面接を経て正式に内定が決まります。

(1) 試験案内は、告示日に特別区人事委員会ホームページで公開予定です。
(2) 平成6年(1994年)4月2日から平成16年(2004年)4月1日までに生まれた人が申し込めます。
(3) 日程等は現時点(令和6年12月現在)での予定であり、今後変更となる可能性があります。
(4) Ⅰ類採用試験【春試験】及び経験者採用試験・選考との併願はできません。

参考:令和6年度Ⅰ類【春試験】事務(一般事務)区分の試験日程

内容 実施時期 詳細
出願

3月8日(金)10:00

~3月25日(月)17:00

第2次試験(口述試験)で参考資料として使用する「面接カード」も申込時に入力をします。
第1次試験 4月21日(日)9:30~16:45(予定)
・教養試験(択一式、120分、48問中40問選択解答)
…一般教養についての五肢択一式の試験を実施します。

・専門試験(択一式、90分、55問中40問選択解答)
…一般行政事務に必要な基礎知識についての五肢択一式の試験を実施します。

・論文試験(記述式、80分、2題中1題選択解答)
…課題式の試験を実施します。
第1次合格発表 6月14日(金)10:00
第2次試験

7月8日(月)~7月18日(木)の間で指定する1日 

・口述試験
…人物及び職務に関連する知識等についての個別面接
最終合格発表 7月30日(火)10:00
試験内容
  • 第1次試験
    教養試験

    120分で、48問中40問を解答する択一式の試験です。主に高校までで学習した分野が出題されます。出題分野は以下の通りです。
    【出題分野】
    知能分野(28問必須解答)…文章理解、英文理解、判断推理、数的処理、資料解釈、空間把握
    知識分野(20問中12問選択解答)…人文科学4問(倫理・哲学、歴史、地理)、社会科学4問(法律、政治、経済)、自然科学8問(物理、化学、生物、地学)、社会事情4問

  • 第1次試験
    専門試験

    90分55問中40問を解答する択一式の試験です。大学で学習するような高度な専門的知識が出題されます。出題分野は以下の通りです。
    【出題範囲】
    憲法、行政法、民法①[総則・物権]、民法②[債権・親族・相続]、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、政治学、行政学、社会学

  • 第1次試験
    論文試験

    特別区が抱える社会・経済問題などの一般的な課題について、自分の考えを手書きで論述することが求められます。解答時間は80分、文字数は1,000字以上1,500字程度です。

  • 第2次試験
    口述試験

    出願時に提出した面接シートに基づき、職務に関連する専門知識及び人物についての個別面接を行います。
    個別面接の冒頭では必ず面接カードの1番目の記入項目である『あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機も含めて具体的に記入してください。』について、受験者が3分間でプレゼンテーション(口頭による説明)を行うことになっています。その後、プレゼンテーションの内容に関する質疑応答が行われ、その他の記入項目に関する質疑応答に移っていきます。

  • 最終合格後

    人事院面接の後に、最終合格者は全員、いずれかの区へ高得点順に提示され、採用面接を受験します。23区ごとに行われる面接を経て正式に内定が決まります。

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最後に特別区職員になるために

 いかがでしたか。特別区職員になるためには、採用試験に合格する必要がありますが、令和7年度より早期SPI枠が新設されることにより、より多くの人が目指せるようになりました。

自治体ごとに試験が異なり何をすればよいかわからない、大学、大学院や仕事と両立しながら採用されるためにはどういった準備が必要なのかなど疑問点を解消いただくためにTACでは講座説明会や個別相談を実施しています。ぜひお気軽にご相談ください。