都庁の採用試験が大きく変わります
春に実施する令和7年度東京都職員採用試験(Ⅰ類A、Ⅰ類B(一般方式・新方式))の詳細が発表され、試験の前倒しや試験内容の変更、試験の新設などの大きな変更点が公表されました。このページでは、東京都庁での勤務を目指す受験生の方に向けて、採用試験の変更点について解説していきます。
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東京都職員採用試験とは
東京都庁は、市区町村単位で解決できないような広域的な行政サービスや行政課題、社会問題について担っています。東京都庁職員として働くためには、採用試験を突破する必要があります。試験種は複数用意され、自分に合わせた試験を受けることができます。今回は院卒程度の方が受験できるⅠ類A、大卒程度の方が受験できるⅠ類B(一般方式・新方式)の変更点をお伝えします。
令和7年度春試験の日程
主な変更点3つ
1. Ⅰ類B新方式(春試験)が大きく変わります!
・3月に第1次試験を実施(令和6年度は4月に大学会場で実施)
・最終合格発表は5月30日(金)(令和5年度は6月28日)
・第1次試験は適性検査(テストセンター方式)のみで、全国のテストセンターや自宅で受験できます
・従来の第2次試験と第3次試験が統合され、「第2次試験」として1日で実施します
→令和6年度まで、第2次試験で実施していた「面接(プレゼンテーション含む)」と、第3次試験で実施していた「面接(グループワーク含む)」を1日で行います
→申込から最終合格発表まで、都の試験会場に来るのは1日だけです
③試験区分が増加
・従来実施していた「行政」「ICT」「土木」に加え、新たに「建築」「機械」「電気」の6区分で実施します
2. 大学3年生も受験可能なⅠ類B新方式(秋試験)を、事務職にも拡大!
秋に実施予定のⅠ類B採用試験(新方式・第2回)では、土木・建築・機械・電気に加え、行政(事務)を実施予定です。
21歳(大学3年生相当年齢)から受験できます。 試験日程等は2月に公表予定です。
3. Ⅰ類Aの試験日程が早まります!
第1次試験は4月27日(日)に実施します(令和6年度は5月に実施)。最終合格発表は7月11日(金)です。
Ⅰ類B採用試験(一般方式・新方式)のうち、「行政」「土木」「建築」「機械」「電気」で合格した方の採用候補者名簿の有効期間は「3年」です
●試験に合格後、大学院進学・留学・民間企業への就職等、多様なキャリア選択を経たのちに東京都への就職を希望するなど、最大3年後まで採用希望年度を選択することが可能です
〇このほかの試験(選考)については、2月に公表する予定です
※ 令和7年度採用試験の日程等は、変更になる場合があります。
※ その他詳細については、採用試験ごとに作成する試験案内を参照してください。
詳細は東京都採用HPを参考にしてください
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最後に東京都庁職員になるために
いかがでしたか。試験の見直しによって、より多くの人が都庁職員を選択肢の一つとして考えられるようになりました。
自治体ごとに試験が異なり何をすればよいかわからない、大学、大学院や仕事と両立しながら採用されるためにはどういった準備が必要なのかなど疑問点を解消いただくためにTACでは講座説明会や個別相談を実施しています。ぜひお気軽にご相談ください。
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