警察官・消防官 合格体験記2022年度

R.Sさん

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消防官を目指した理由

　消防官を目指したきっかけは、大学１年生の頃に自宅の近くで火災が発生したことです。その際、被害に遭われた方の悲しむ姿をみて、消火活動を見守ることしかできなかった自分自身の無力さを感じました。この経験から、消防官になってこのような被害に遭う方を少しでも減らし多くの命を救いたい、と思い消防官を志望しました。

TACを選んだ理由

　TACに足を運びお話を伺った際に、講師の方の丁寧な説明と様々なサポートがあるところに魅力を感じたからです。私は通信講座を受講していたのですが、わからないことがあった時は質問メールなどですぐに回答をいただけたり、疑問点があっても優しく教えていただいたりと、とても有難かったです。TACを選んで本当に良かったです。

担任講師・講師について

　講義が本当にわかりやすく、おかげで１番苦手としていた数的処理も少しずつではありますが克服することができました。また、論文の添削もしていただき、講師からのアドバイスを活かし何度も書く練習を重ねるうちに、論文も得意科目にすることができました。面接練習についても細かいアドバイスをいただいたおかげで合格に繋がったと思っています。

教養試験対策

　教養試験はとにかく科目数が多いので、まずは大まかな計画を立てるのがいいと思います。そのあとに１ヵ月ごとといった細かい計画を立てていくようにしましょう。私は前日に次の日の学習計画を立てるようにしていました。毎日コツコツと学習を続けることで確実に力を付けていくことができます。

論文試験対策

　私はこれまで論文を書く機会があまり多くなく、文章を構成するのがとても苦手でした。しかし、過去の出題テーマを基に数十枚もの論文を書き、講師に添削をしていただき貰ったアドバイスをしっかり理解し次の論文に活かすことで、少しずつ文章を書くことに慣れていきました。論文試験の対策も面接試験対策と同じで、練習あるのみだと思います。私は、友人にも自分が書いた論文を添削してもらうようにしていました。そうすることで、自分では気付けなかった間違った言葉遣いなどに気付くことができ、より良いものへと改善していくことができました。論文試験対策は、とにかくたくさん書くこと、講師や友人など多くの方に添削してもらいフィードバックを受けることが何より大切です。

面接試験対策

　面接対策として、TACの面接対策講義で配付される教材に記載されている、過去の質問に対する模範解答をまずはノートに書き出していました。その際、ノートの文章を暗記するのではなく、自分が面接官に伝えたいことをキーワードとして頭の中に入れ、そこから文章を組み立てることを意識していました。面接では、「消防官になりたい」という強い思いを面接官に伝えることが１番重要です。そのため、本番では、何より堂々とすることをまず意識していました。面接試験の対策は練習あるのみです。TACでたくさん模擬面接を受けて経験を積んでください。

苦手科目克服法

　私は、数ある教養試験の科目の中でも数的処理が最も苦手でした。しかし、数的処理は教養試験の中でも大きなウエイトを占めるため、諦めるわけにはいきません。そこで私は、苦手科目を長時間学習するのは精神的にも厳しかったので、朝の短い時間で毎日学習を継続しました。短時間でも毎日継続して学習を続けていると、解ける問題も増えていき徐々に苦手意識も薄まっていきました。何事も毎日続けることが大事だと改めて気付かされました。さらに、朝に苦手な科目を潰しておくことで、その日の負担が減り少し気が楽になるという効果もありました。こうした経験から、皆さんにも「苦手科目だからこそ毎日学習する」ということをオススメします。

これから受験する人へ

　私は、たくさんの公開模試を受験しましたが、いずれも合否判定が悪く、なかなか合格できる自信を持てないでいました。しかし、最後の１日まで諦めずに毎日コツコツと学習を続けたことで最終的に合格を勝ち取ることができました。これを読まれている皆さんも、来年の公務員試験に向けて毎日の「少しずつ」を積み重ねて合格を勝ち取ってください。応援しています。