吉田 拓真さん
DATA BANK
最終合格試験種 | 東京消防庁消防官Ⅰ類 |
出身大学 | 日本大学 スポーツ科学部 在学中合格 |
私が消防官を志望した理由は、2つあります。1つ目は、東日本大震災の際に、消防官である父が東北地方に派遣されたことがあったことです。実際に現地での活動を見たわけではありませんが、困っている人々の力になるために向かった父を見て、消防官という仕事は格好良いなと感じたからです。
2つ目は、中学2年次に実施された職場体験の際に、消防署の方々が親切な対応をして下さったことや、実際に体力錬成を体験させてもらうことで身体面の強さを知ったことなどから、私も強く優しい消防官になりたいと考えたからです。
TAC自体は、大学の友人が通っていたことで知りました。友人からは、講義の分かりやすさはもちろん、自習室や休憩室などの施設も充実していると聞きました。そして、最も大きな決め手となったのは、後から講義動画をWebで何回でも見返すことができるという点でした。実際に、講義動画を何度も見返すことで理解が深まったと実感しています。
もし独学で学習することが難しいと感じていたり、他の予備校と迷っていたりするのなら、TACに入学して間違いはないと思います。
TACの講師の方々は、どんな質問にも丁寧に対応して下さる印象が強いです。私は理数系の科目が特に苦手で、基礎の部分でつまずくことが多く、その度に講師の方に質問をしていましたが、どんな小さな質問にも快く答えていただきました。そのおかげで、苦手な科目でも頑張ろうと思えるようになり、解ける問題も徐々に増えていったと思います。
また、担任講師の方には、受験生活での悩みや困っていることなど、学習以外のことについて相談することもできます。私自身、第二志望の受験先を決めかねていた際に相談に乗っていただき、受験先を決めることができました。受験生活では様々な不安要素が出てくると思うので、担任講師に相談して早期解決し、学習に集中できるようにすると良いと思います。
私は、自宅から大学への通学時間や、自宅とTACの往復の移動時間を勉強に充てていました。電車内で特に活用したものは「ダメだしノート」でした。これは、問題を解いていくなかで間違えたり忘れたりしていた用語や公式などを、ポケットサイズのキャンパスノートに科目を問わず書き溜めていくというものです。同じミスを繰り返した場合でも、その都度書き溜めていきます。そうすることで、振り返るときに、何度も間違えたものや覚えられていないものに接する回数が増え、苦手な内容でも記憶に定着しやすくなります。また、ポケットサイズのノートにすることで気軽に取り組むことができますし、多少混雑している電車内でも開くことができます。私はこのノートのおかげで合格することができたと言っても良いくらい助けられました。
公務員試験では復習が非常に重要なので、このノートも参考にして、復習に励んでください
私は、理数系科目が大の苦手でした。公務員試験の学習を始めたばかりの頃は、数字を見るだけで気が滅入ってしまうような状況でした。しかし、逃げていては解けるようにならない、解けるようにならなければ合格することができないと考え、最低1問でも良いので毎日取り組むようにしました。すると、取り組んでいくうちに、1問始めると、意外にも何問か続けて取り組むことができることに気が付きました。そして、1日に取り組む問題数も徐々に増えていき、苦手科目の克服につながったと考えます。
何事も、始めるまでが大変だと思うので、苦手な科目でも、まずは毎日1問取り組むことから始めてみてください。
公務員試験は出題範囲が多く、簡単に乗り越えられる壁ではないと思います。今後学習していくなかで、合格するイメージが持てなかったり、なかなか実力が伸びなかったりと、精神的につらくなる時期もあるかもしれません。私自身そういう時期もありました。しかし、思い通りにならない時でも、努力を一つ一つ積み重ねていくしかありません。苦しい時には担任講師に相談するなど、TACをフルに活用して、努力を重ねていってください。
そして、合格することができれば、自分が憧れていた職業に就くことができます。「努力して手に入れた憧れの職業」、こんなに誇れる職業はないと思います。
皆さんが合格することを心から願っています。頑張ってください。