警察官・消防官 合格体験記2020年度

松本　陽大さん

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消防官を目指した理由

　私は、高校２年生の頃に、祖母が持病で倒れ怪我をしてしまったときに、救急隊の方々にお世話になったことがあります。私は、初めての救急現場でとても動揺していましたが、救急隊の人が動揺していた私に、積極的に話しかけてくださり、私は落ち着くことができました。その時に、私もいざというときに救える側の人になりたいと思い、大学は救急救命士コースのある大学に進学しました。そして、救急の勉強をする中で、私の理想である「いざというときに救える人になりたい」と消防官の仕事が一致したことにより、消防官を目指しました。

TACを選んだ理由

　私が通っている大学の学部の人は、ほとんどが消防・警察が志望の人です。そのため、先輩も多く消防や警察に就職しました。先輩にどこの予備校が良いのか相談をしたところ、TACは他の予備校と比べて講義の進め方や講師たちの教え方がとても良いというお話も聞きました。あとは、他の予備校のアクセスが悪いという点でもTACが一番良いと自分自身思い、TACに決めました。

教養試験対策

　私は、文系科目が苦手なため英語と人文科学は勉強しませんでした。しかし、理系科目が得意だったため、数的処理や自然科学、そして社会科学は念入りに勉強しました。数的処理と自然科学はTACのWebフォローの講義を二回ずつくらい見て、先生が書いたことは一時停止を使ってノートに書き写し、後で自分が見てわかりやすいようにまとめました。
　あとは、V問題集を解き続けました。社会科学は、Webフォローの講義を見てからはずっと問題集や他の教材の問題をたくさん解きました。５択の中で、正解以外の４つの選択肢がなぜ違うのかを必ず理解することが、社会科学の点数アップに繋がると思います。文章理解の現代文は、勉強開始時に４問解くことです。実際のテストでも初めに現代文が出てくるケースもあるからです。時事問題はTACの「時事コレ！」に加えて、新聞やスマートフォンのアプリなどで常に情報を取り入れることです。

面接試験対策

　私は、TACで６回、大学で４回の面接練習を行いました。人によってはあまり面接練習をやりすぎるのも良くないという人もいるのですが、私はできるだけ多くの面接練習を行ったほうがいいと思います。面接官によって言われることが違うので、多くの面接官に面接を行ってもらうことで様々な意見をもらえることができ、今まで気づけなかったことも気づくことができるからです。
　あとは、できるだけ多くの質問を想定して練習することです。そして、本番で緊張するのは当たり前です。その緊張を面接中にどうコントロールするかが大切です。私自身、受験者の中では最後の面接で待ち時間もとても長かったです。しかし、そこで今まで自分が行ってきたことを振り返ることで、緊張や不安が自信になりました。なので、本試験までの積み重ねが自分自身の自信へ繋がります。

これから受験する人へ

　私自身、本格的に勉強を始めたのは年明けからです。数的処理、社会科学、自然科学など様々な教科がある中で、自分は何が得意なのか不得意なのかをしっかり理解した上で勉強することをお勧めします。そして、すべての教科を完璧にすることは無理です。なので、自分が志望する自治体の傾向を調べて、何が必要で何が必要でないかを決めることも大切です。
　そして、１日に一回は必ず息抜きの時間を作ってください。勉強だけの一日では後々身体が持ちません。