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警察官・消防官合格体験記2020年度

夢のスタートラインに立つための努力

髙橋　秋恵さん

DATA BANK

最終合格試験種	横浜市消防局（大卒程度）
出身大学	和洋女子大学　家政福祉学類　在学中合格

消防官を目指した理由: 　私が消防官を目指した理由は、小さなころからの憧れです。家族が消防署に勤めており、やりがい・誇りを持ち他人のために尽くす姿に幼い頃から憧れを抱いていました。また、偶然訪れた防災イベントにて、横浜市消防職員の方の「防災活動をすることで何千人もの人の命を救うことができる。」という言葉に感銘を受け、他の仕事には感じない魅力を心から感じ、目指すきっかけになりました。

TACを選んだ理由: 　TACを選んだ理由は、兄も消防士試験を受験する際にTAC水道橋校に通っており、消防士に本気でなりたいのならTACが良いとすすめられたからです。その後TACの説明会に行き、充実した環境や、体験講義を通して感じた講師の方の熱意に惹かれ、TACで学ぶことを決意しました。

教養試験対策: 　私はTACに入会する前まで真剣に勉強に励んだことがなく、因数分解などの計算問題すら解けず、勉強をする習慣がない状態でTACに入りました。教養試験において大きな得点源になる数的処理では、例題すら解くことができず何度も勉強をやめてしまいたいと思いました。ですが、担任講師が根気強く教え、支えてくださり、毎日３時間以上数的処理に時間を費やし、問題集は１８周以上繰り返し行いました。数的処理は、過去の問題が形を変えて出題されることが多いので、過去問を解いている際に分からない問題があれば、分からないままにするのではなく必ず講師に質問し、答えまでの過程をしっかりと理解することが大切だと思います。
　また社会科学や人文科学、自然科学の暗記分野は、講義ノートの隅から隅まで暗記するように何度も読みこみました。数的処理に多くの方が重点を置くと思いますが、本番で数的処理の点数が思うように取れなかった際、安定して点数をとれるのは暗記分野だと思うので、ひとつの科目に偏らずバランス良く勉強をすることが大切だと思います。人により勉強時間は様々だと思いますが、私は本番までの半年間は１日１３時間以上勉強し、苦手を少しでもなくし本番に自信を持って臨めるように準備しました。

面接試験対策: 　私が面接を受ける際に１番気を付けたことは、普段通りはっきりと自分を飾らず表現することです。面接官はプロであり多くの面接をこなしてきた方ばかりだと思いますので、本番だけ自身を大きく見せようとしてもきっとその嘘は見透かされてしまうと思います。それならば、日常生活から消防官らしい他者への思いやりある行動を心掛け、人間性を高めることで、本番は普段通り振る舞い消防官になりたい自分の気持ちを素直に伝えることが大切だと思います。
　ですが初対面の面接官に自分を表現するというのはとても難しいことですので、慣れるために私はTACの模擬面接を活用しました。自分では完璧だと思っていても他人からみると違う印象を持たれることもります。ぜひプロの目線から評価してもらい、自信をもって面接に臨むことをおすすめします。

フォロー制度について: 　私は部活動を行いながらTACに通っており、大会前や練習がある日は生講義に出席することができませんでしたので、その際にwebフォローを利用していました。また、自分で勉強していく上で分からないことがあれば、すぐに講義を何度も見ることができ理解を深めることができました。

これから受験する人へ: 　本番までの道のりは長く、本試験の期間に入ると少しずつ周りの友人が民間企業の内定を貰いはじめて、自分は大丈夫かと焦る時期が必ずあると思います。周りに流されず、自分の夢に向かって多くの我慢と共に努力した時間は苦しいですが、今思い返せばその時の努力が結果に結びつき、本当に頑張って良かったと心の底から思います。TACの講師の方たちは頑張る私たちを常に全力で支えてくれますし、人として成長するチャンスを与えてくれます。
　TACという恵まれた環境を全力で利用し、絶対に合格してやるという強い気持ちを持って、今しかできない努力を楽しんで頑張ってください！