警察官・消防官 合格体験記2020年度

島崎　渉さん

DATA BANK

消防官を目指した理由

　私が幼い時、自宅の前で人が倒れ、その際に看護師である母親が迅速かつ冷静な対応をしており、その姿に感化され、自分も将来人の命を助ける職業に就きたいと考えました。その中で、私が小学校から中学校に上がる時期に東日本大震災が起きました。その際にTVの向こう側、多くの人が助けを待つ、現場の最前線で活躍する消防士に憧れ、私も消防士となり、人の命を助けたいと考え、消防士を志望しました。

TACを選んだ理由

　大学の先輩や卒業生から予備校について話を聞いた際に、TACの学習スタイルなどの魅力などを教えてもらいました。その中で実際にTACの説明会や体験授業に足を運んだ際に講義の雰囲気や講師の熱量を肌で感じ、TACで学びたいと感じました。また校舎が池袋、水道橋、新宿など各地域に展開されていて、通いやすさも決め手の一つです。

教養試験対策

　公務員試験では受ける自治体によって各科目の割合が異なります。そのためにまず、自分が受ける自治体の各科目の割合を知る必要があります。次に自分自身の得意な科目、苦手な科目を知るべきです。そして、各科目の勉強時間の配分を自分なりに整理することで、効率的な学習ができるはずです。また、公務員試験は時間との戦いです。一つの問題にかけられる時間も限られます。そのため、普段の学習においても短時間の間にどれだけ集中し、何問解いたか、どのくらい覚えたかなどが大切だと思います。

論文試験対策

　論文試験対策はいかに早く始めるかが大切であると考えます。始めは、論文テキストなどの例文を真似したり、自分なりに書いてみることを行ったりし、論文を書くことに慣れるべきです。私は、論文に苦手意識があったので、公務員試験の1年前くらいから1週間に２・3枚書くようにしていました。そうすることではじめは評価が低かったですが、公務員試験直前には合格レベルになり、どんな論題に対しても対応できるようになりました。
　また論文試験対策として、知識も必要です。今の世界の現状や日本の問題や取り組みなど様々な知識を得ることで、論文を書く際に書ける内容の引き出しとなり、武器となります。そして、知識においては面接試験対策にも生きてきます。そのために普段から新聞やニュースに関心を持つべきだと考えます。

面接試験対策

　面接試験対策は人と話すことが基本にあります。まずは物事に対して自分の考えを持ち、その考えを人に伝えられることが大切です。私は面接試験対策として考えられる質問は答えられるように、100通りくらいは準備していました。しかし、準備した内容の2割程度しか聞かれませんでした。面接官の方もこちらが準備した内容でなく、普段の素の姿を出させようとします。そのため、私生活の中から人と話す際（特に年上の方）、話し方や聞き方、言葉の使い方などを意識したり、気を付けていたりすると面接試験の時に生きてくると思います。

これから受験する人へ

　公務員試験の学習範囲はとても広く、短期間で覚えることはとても困難です。そのために自分に合った学習スタイルで進めていくことが大切だと感じます。その面で、TACでは学習のペースがカリキュラムを通し理解することができます。また、講義を受講できない際や内容が理解できなかった際、ビデオブース講座やWebフォローを活用することで、自分の生活に合った形で学習を行うことが可能です。そして、公務員試験の学習はすぐに成績に反映されるとは限りません。「焦らずにコツコツを積み上げていく」、そのような考え・姿勢が成功に繋がると考えます。
　最後に、公務員試験は自分との戦いです。今遊んで、後悔するか。今頑張って、後に笑うか。これからの限られた時間を大切にしてください。