6月試験中止を乗り越えて…
11月試験はどう対策していけばいい?

boki_ouen2006_koushi.jpg

ぜひ11月試験に進んでください!『学習アドバイス特集』
TAC講師陣がお届けします!

新型コロナウィルス感染症の全国的流行による緊急事態宣言発令にともない、第155回日商簿記検定試験は中止となりました。
受験を予定していた皆様、その後いかがお過ごしでしょうか。11月試験に向けて学習を再開されていますでしょうか?
TAC簿記検定講座の講師から、ぜひ11月試験に進んでいただきたいという気持ちを込めてメッセージをお送りいたします。

進級を視野に入れ、11月試験へ向けてシフトチェンジしよう!

ここでは、6月試験に向けて頑張っていた受験生の皆様に対して、「6月試験の中止」とそれをどう受け止め、次への行動をどう起こすのが良いのか、TACの収録担当講師陣にインタビューしました。皆、伝えたいことは同じです。「11月にむけて再稼働しましょう!」

3級担当講師より

足立 篤保(あだち あつお) 講師


下を向かず次の一歩を踏み出しましょう!

第155回日商簿記検定3級合格を目指して学習された皆さん。今回の中止発表を受けて、色々思うところがあるでしょう。でも、現在の状況で多くの受験生の方が、試験会場で2時間を超える試験を受験されることを考えると、中止はやむを得ないと思います。 この機会に、ご自身の実力と性格と学習する環境を正確に分析して、今後の方向性を決めることをお薦めします。合格レベルに到達しておられる方は、第156回の試験で満点合格を目指すのも良いでしょうし、2級の勉強に進まれるのも良いでしょう。合格レベルに到達しておられない方は、曖昧な論点についてテキストを丁寧に読み込んだり、WEB講義をもう一度視聴したり、講義をもう一度受講するなどして、もう一度基礎をしっかり固めて、第156回の試験対策をすると良いでしょう。 日商簿記検定3級は毎回の受験者数が10万人前後ですから、今回、皆さんと同じ思いをされている方が10万人くらいおられるのです。試験中止について恨み言を言ったり、ため息をついたりしても始まりません。下を向かず次の一歩を踏み出しましょう。学校や会社から帰って、眠いのを我慢して勉強したことや、お友達からの食事や遊びの誘いを断ったり、見たいテレビ番組を我慢して問題練習したこと等を無駄にしてはいけません。

苫米地 静(とまべち しずか) 講師


「今の自分が未来の自分を作っていく!」自分の力を信じて前に進もう!

残念ながら、155回試験は中止となってしまいました。気持ちを切り替えて次なる目標へ進んでいきましょう。
【6月検定で3級を目指されていた方】3級は、簿記学習の大切な土台となる位置づけです。①各論点の仕訳②試算表(期中編の総合問題)③精算表・財務諸表(決算編の総合問題)この三つの柱が身についているかを、過去問題を解いて確認してみましょう。2時間の制限時間で合格点を取ることが目標です。この目標に達した方は、2級の学習を始めましょう。
【6月検定で2級を目指されていた方】2級を時間をかけて学習するチャンスです。ご自身の学習がどの程度まで到達できているかを、過去問題を解いて確認してみましょう。合格点を超えた方は、今のレベルを維持しつつ、さらに弱点補強のための個別論点学習をすすめましょう。合格点に足りなかった方は、焦ることはありませんので、気持ちをスタートラインに戻し、一つ一つトレーニングを重ねて実力をつけていきましょう。「今の自分が、未来の自分を作っていく!」自分の力を信じて、前に進んでいきましょう。

2級担当講師より

小野木 誠一(おのぎ せいいち) 講師


「知ってる知識」を「使える知識」に変換していきましょう!

5月8日、第155回簿記検定試験の中止が発表されました。これまで、皆さんは6月の試験の「合格」が目標でしたが、これ以降、11月の試験に「確実に合格する」という目標に頭を切り替えましょう。今回、試験の中止により、皆さんはより多くの学習期間を手にすることが出来ました。これはある意味、チャンスです。この時間のなかで、「知ってる知識」を「使える知識」に変換していきましょう。知識が「使える」ようになると合格はグッと近づきます。では、どうするか。まず、今1度、すべての学習範囲の見直しを行って下さい。その際「森(全体像:簿記一巡の手続き等)」を意識しながら「木(個々の論点)」を見ていくことが重要です。それともう1つ、過去問題集を用いた演習を行って下さい。①まず、直近の回から6回分程度の過去問を解いてみましょう。その際、難しいと感じた大問は無理に解答する必要はありません。飛ばしましょう。②次に飛ばした大問を検討します。近年の試験では、完答不能と思われる大問(特に商業簿記)が多く出題されているため、完答する必要はありません。20点のうちの8点程度の部分点がどこで取れるのかをよく検討して下さい。③最後に過去問から、商品売買、固定資産といった特定の論点をピックアップし、解答に必要な計算および仕訳を確認します。この作業により論点が整理され、個々の論点に対するより深い理解が得られると思います。

髙橋 靖明(たかはし やすあき) 講師


人生は一度切り!こういう時だからこそポジティブに行こう!

TACの6月目標の的中答練で合格点(復習後でも大丈夫です)を取れていた方は、3級なら2級へ、2級なら1級へ進級してください。まずは今の級を合格してから次へ行きたいという気持ちはすごく分かります。でもそれだと半年以上先になってしまいます。Time is money!(時は金なり)です。失った時間は戻ってきません。ただし一つだけ条件があります。次のステージに進んでも、11月検定で今回目指していた同級にチャレンジし、必ず合格することです。でも安心してください。みなさんが一所懸命解いたTACの的中答練は次の試験対策用としてもそのまま利用できます。それに本試験を受けるという気持ちになるとちゃんと勉強しますしね(笑)。また、勉強があまり進んでいなかった方はこれをチャンスと受け止め、もう一度基本的なことから確認しましょう。難しい問題が出題されるとどうしてもそこに目が行きがちですが、どんな試験でも基本的なことが理解できていれば、必ず合格できます。今回の試験中止を悪く受け止めるか、良く受け止めるかは自分次第です。人生は一度切りです。こういう時だからこそ逆にポジティブに行きましょう!!

1級担当講師より

商会担当:石川 貴大(いしかわ たかひろ) 講師


的中答練で自分の実力を確認してみましょう!

第155回試験の中止をとても残念に思います。しかし、皆さんが健康でいられることが一番重要ですから、中止は仕方なかったと思います。 皆さん試験に向けて大変な努力してこられたと思います。その試験が突然中止になってしまったわけですから、すぐに気持ちを切り替えて次の試験に向けて学習を始めるというのは、難しいかもしれませんが、今までの努力を無駄にしないためにも、ここで立ち止まらず、歩みを続けていきましょう! 第156回試験のための準備をどうすればよいか? まずは、自分の実力を確認しましょう。それによって、今後の戦略が変わってきますので重要です。判断基準としては、的中答練の平均得点で行います。 1.20点未満の方は、テキスト・トレーニングを使用し、インプットの学習を中心に進めましょう。 2.20点以上35点未満の方は、インプットの学習はある程度進んでいるようですので、的中答練や過去問を解き、間違えた論点を確認していくと良いでしょう。 3.35点以上の方は、合格レベルに達していますので、過去問等の確認のほかにテキストの研究テーマにある未出題論点の確認や理論対策も行いましょう。 最後に、11月の試験は、商業簿記・会計学ともにボリュームが多いという特徴があるため、限られた時間で合格点を取るために、早く正確に解答するための練習することも忘れずに。

工原担当: 清水 成彰(しみず なりあき) 講師


日商簿記、税理士、公認会計士合格者の「合格体験記」を読んでみましょう!

目標にしていた6月検定試験が受験出来なくなってしまったこと、本当に残念ですよね。その喪失感は尋常ではないことでしょう。 今、皆様が一番困っていらっしゃるのは「勉強する気が起きない」ということではないでしょうか。 そんなときにオススメの対処法が二つあります! 一つは、日商簿記や税理士、公認会計士合格者の「合格体験記」を読むことです!合格体験記はモチベーションアップに絶大なる効果を発揮します!何故なら、先輩方の苦労には共感出来るものも多く、その克服方法や勉強の仕方が大変参考になるからです。有効と思われる方法は、積極的に採り入れてみましょう! もう一つは、11月合格に向け学習計画を立てることです。計画を立てるときは、まずは大きな目標を立て、それを実現するためにはいつまでに何をすべきか、細分化してゆくのがオススメです! 例年であれば11月検定の対策期間は非常に短いため、勉強方法を試行錯誤することすら躊躇してしまいがちですが、ポッカリ空いてしまったこの時期にこそ、自らの能力を覚醒させるチャンスがあると信じて、上記を試してみましょう! TACはいつでも皆様の味方です!ともに頑張りましょう!応援しています!

各校講師からも応援メッセージが届いています!

  • いつも教室で教えてくれた先生からの言葉こそ皆さんを励まし、次への一歩を後押ししてくれます!

習熟度確認テストにchallenge!進級の判断に!

6月日商簿記検定試験に向けて3級、2級の学習を進めていらっしゃった皆様に、現在の習熟レベルが分かる「習熟度確認テスト」をご用意いたしました。本試験と同じく、全5問構成で制限時間120分です。時間を計って挑戦してみてください。
解答後は模範解答PDFより採点して、進級の判断材料としてご活躍ください。

習熟度確認テストで判定してみよう!

2020年6月試験に向けて3級の学習をされていた方へ



2020年6月試験に向けて2級の学習をされていた方へ

PDFダウンロードの際はA4サイズで出力してください。

今の学習レベルがわかったらおススメコースを見てみよう!

  • 2級に進みたいと思った方はこちら![★期間限定キャンペーン対象コースあり!]
  • もう一度!3級を学習したい方はこちら![★期間限定キャンペーン対象コースあり!]
  • 1級に進みたいと思った方はこちら![★期間限定キャンペーン対象コースあり!]
  • もう一度!2級を学習したい方は習熟レベルごとに2タイプあります!

あんな相談こんな相談

Q1:3級6月→2級11月で受験を計画していましたが、11月試験はどうすればよいですか?

A:迷わず2級受験を目指しましょう。半年かけて3級だけ学習するの時間が勿体ないです。ただし、11月検定では3級・2級両方受験することをオススメします。その理由は2つ。
①3級を受験するとなると必然的に3級(簿記の基礎)をしっかり学習するし、その基本的知識は2級にとても役立つからです。昨今難化傾向の2級ですが、実は3級の内容も多く出題されているのです。
②午前中に3級を受けることは午後の2級の良いウォーミングアップになります。
以上のことから受験料と体力の両方に問題がなければ3級・2級両方を受験することをオススメします。

Q2:11月もまた2級合格を目指すなら「2級上級合格本科生」を選ぶのはありでしょうか?

A:とにかく2級にこだわり、2級に合格したいんだという方は「2級上級合格本科生」もあります。ただ、「受験経験者向け」コースなのでリベンジされる受講生を対象としており、試験を受け、不合格で、悔しくて、それでも絶対合格したいという方に向けたコースです。今回受験できなかったのは不可抗力なので、的中答練で復習後、合格点に届いていたなら1級へ進級してみるのもありです。

Q3:1級11月試験に向けて「上級合格本科生」や「アドバンス本科生」はどうでしょうか?

A:6月試験に向けて1級の学習を進めてこられた方は、一通りの1級学習を終えられているということを踏まえ、また同じ形式で今後の半年間を進めるよりも、「上級合格本科生」か「アドバンス合格本科生」をおすすめいたします。いずれのコースも学習経験者を対象としており、基礎から応用まで演習形式で知識の再確認をする「上級合格本科生」、応用論点を重点的に講義形式でマスターする「アドバンス合格本科生」の2タイプがあります。TACの「1級合格本科生」や他スクールで一通り学習をされた方には「上級」を、「1級合格本科生」を受講したことがない方やもう一度受講したいという方には「アドバンス」をおすすめいたします。

簿記検定合格への第一歩はココからスタート!

資料請求

この講座のパンフレットを無料でお届けいたします。

無料でお送りします!

資料請求

無料講座説明会

まずは「知る」ことから始めましょう! 無料セミナーを毎月実施しています。

お気軽にご参加ください!

無料講座説明会

簿記検定講座のお申込み

申込み方法は4種類

申込み方法は4つ

TAC受付窓口/インターネット/郵送/大学生協等代理店よりお選びください。

申し込み方法をご紹介します!

詳細を見る

インターネットから申込む

インターネットで
すぐに申込む

インターネットで、スムーズ・簡単に申し込みいただけます。

スムーズ・簡単!

申し込む

電話やメールで、受講相談を受け付けています。

TACの受講相談で疑問や不安を解消して、資格取得の一歩を踏み出してみませんか?

TAC受講相談

>TAC受講相談