資格試験・資格取得の情報サイト>公務員>2023年度合格体験記| なんば校合格者 H.F.さん

2023年度公務員講座合格者の声

効率的な学習方法で最終合格

H.F.さん

Profile

公務員を目指した理由・きっかけ: 　私が公務員を目指した理由は、特定の対象のためではなく、国民全体・社会全体という広い対象のために働くことができる点に魅力を感じたためです。我々国民が安心して私的な経済活動や社会活動を行うために不可欠な、社会の基盤づくりに広く携わることができる、国家公務員という職に就きたいと考えるようになりました。

TACを選んだ理由・よかったところ: 　複数の予備校を比較したり、TACの公務員講座を受講していた友人から話を聞いたりして、得られる情報量が多いことと、対面講義とWeb講義とを好きなように受けられることが決め手になり、TACを選びました。
　私が受講していたなんば校は、街の中心に位置していたため友人と遊ぶ前後に自習室で学習をしたり、面接カードや復元シートを閲覧して情報収集をしたり、担任カウンセリングでお話を聞いていただいたりと、隙間時間を有効に活用して、学習時間と息抜きの時間を上手く両立することができた点も、TACを選んで良かった理由だと考えています。

所属校舎・担任講師のおすすめポイント: 　担任カウンセリングでは、こちらの不安や意見に対して、的確なアドバイスをしてくださいました。Webでの受講が多く、カウンセリングで一つ一つの疑問に、端的に回答を頂き学習のモチベーションに繋がることができ、私の性格に合った接し方をしてくださったなと感謝しています。

択一試験対策: 　志望度が高かった国家一般職試験は、択一試験の配分が大きかったため、特に重点を入れて取り組んでいました。
　何より科目数が非常に多いため、どのように学習を進めていけば良いのか迷いました。
　私の場合は法学部に在籍しているため、大学の講義で触れたことのある憲法・民法・政治学は知識自体は知っていることも多く、公務員試験における選択肢の潰し方や覚えるべき事を吸収するように意識しました。
　それに対して、経済学や数的処理は馴染みのない科目であったため、苦手意識がなかなか払拭できず苦労しました。そのため、毎日数問ずつでも苦手科目には触れるように心がけ、正答率の高い問題は最低限正解できるように努めました。苦手科目こそ、細く長く、コツコツと積み重ねていく意識が重要であると思います。
　選択科目については、必要科目数+2科目ほど学習しておいて、当日自信のある科目を選ぶようにしていました。学習する科目数が増えて大変ではありましたが、出題する問題との相性は試験ごとで変わりうるため、この方法で間違いはなかったように考えています。

面接試験対策: 　面接に対して、苦手意識が強くあったため、年明けごろから少しずつ情報収集をしたり、自己分析をしたりして、面接を意識するようにしていました。自己分析については、いわゆるガクチカや自己PR、長所をアピールするもととなるエピソードを振り返り、なぜそうしようと思ったのか、それをしてどのような評価を受けたか、など思いつく限りの深掘りを自分で繰り返しました。
　しかし、あまり早くから模擬面接をおこない、回数を重ねすぎると、演技のようになってしまうと考えたため、模擬面接は数回にとどめました。公務員試験の面接は、公務員についての適正や人柄をよく見られているように感じるので、その適性や人柄が相手に伝わるように、あまり硬くなりすぎず話せるように心がけていました。

これから受験する人へアドバイス: 　公務員試験は、筆記・面接ともに準備期間が長く、科目も多いため、不安に感じることが多いと思います。実際、私自身も春先に民間就活を終えた友人を見て、合格できるのか不安になったり、どうしても苦手を克服できない科目にぶつかって悩んだりもしました。しかし、公務員試験は全てを満点合格する必要はない、という講師の方の言葉を思い出し、気持ちを切り替えて、追い詰めすぎずに学習に向き合うことができました。
　皆さんも、もし不安を感じて暗い気持ちになってしまう時があったとしても、あまり自分自身を追い詰めすぎず、ふかふかの布団でゆっくり寝て、美味しいものを食べて、適度に息抜きをしながら、コツコツと取り組み続けていくことで、望む道に辿り着くことができると思います。