資格試験・資格取得の情報サイト>国家総合職(官僚) >Career News>04.内定者座談会 2021|どんな人が国家総合職を目指す? ~志望動機編~
04.内定者座談会

どんな人が国家総合職を目指す? 志望動機編

どんな経緯で国家総合職試験を目指すようになったのか?官庁訪問で特に気を付けていたことは?就職活動を通していちばんつらかったことは?
そんな疑問を内定者にぶつけてみました!今回は【志望動機編】についてお答えします!

Aさん 外務省内定者

Bさん 厚生労働省内定者

Cさん 農林水産省内定者

Dさん 総務省内定者

志望動機編

国家公務員になろうと思ったきっかけは何ですか?

Aさん 母親が看護師として働いている姿を見て、公益性のために働くことへの憧れを感じ、国家公務員を目指しました。


Dさん その中でも外務省を選んだのはなぜですか?


Aさん 外交を中心に司っているところ、国家関係を多面的に観られることが魅力だと感じたためです。


―――Bさんはどうですか?


Bさん 元々両親が地方公務員だったので、「自分も将来は公務員になるのかな」と自然に思っていました。大学生になってからは、「社会問題を解決したい!」と思うようになり、真剣に国家公務員を目指し始めました。


Cさん 具体的にはどんな社会課題を解決したいと思うようになったのですか?


Bさん ひとり親世帯の学習ボランティアの経験を通して感じた教育格差に対して、強い課題意識を持ちました。


―――Cさんはどうですか?


Cさん 私の父親は国家公務員で、その働いている姿を見て幼い時から憧れを持っていました。特に、父親がAPECの準備をしていた時期があり、その交流イベントに行ったときに「かっこいいなあ!」と思っていました。また、私自身も大学に入ってから、年金や少子高齢化などの社会課題に関心を持つようになったため、国家公務員を目指し始めました。


Aさん 私の友達の中には、親が仕事ばかりで家族を顧みなかった姿を見て、公務員になりたくないと言っていた人もいましたが、Cさんが逆に公務員になりたいと思ったのはなぜですか?


Cさん 真剣に職業選択について考えた時には、確かにその部分で悩んだこともありました。しかし、インターンなどに参加する中で、その懸念よりも国家公務員として働くことへの憧れ・魅力が勝り、国家公務員を目指すことに決めました。


―――Dさんはどうですか?


Dさん 国家公務員が活躍する映画をみて、純粋にかっこいいなと思い目指し始めました(『シン・ゴジラ』です)。また、私は大学での専攻が日本史なので、将来この時代を学ぶ人たちに「いい時代だったな」と思ってもらえる社会にしたいと思ったことも大きな後押しとなりました。


一同  確かに『シン・ゴジラ』はかっこいい……。


Bさん ちなみに、『シン・ゴジラ』のどのような点に惹かれたのですか?


Dさん 未曾有の事態に対して、官僚たちが身を粉にして働く姿がかっこいいと思いました。


Cさん 日本史を学んでいて「素敵だな」と思う時代はありますか?


Dさん 明治や戦後のように新しい制度を作っていく時代は、「みんな頑張っていたなあ」と感じることができて、素敵だなと思います。

なぜ、数ある省庁の中から内定先省庁を選んだのですか?
他の省庁とは迷いませんでしたか?

Aさん 元々、国家関係の信頼を担いたいという軸で省庁を考えていました。そのため防衛省とも悩みましたが、安全保障以外にも経済などの観点から国家関係を担える点に魅力を感じ、外務省を選びました。加えて、言葉という一つの手段で国家関係を担えるという外交に非常に魅力を感じたことも、決め手の一つでした。


Bさん 外務専門職ではなく総合職を選んだのはなぜですか?


Aさん 総合職は2~3年でポストを異動するので、様々な経験をしたい自分には合っているなと感じ、総合職を選びました。


―――Bさんはどうですか?


Bさん 数々の省庁と迷いましたが、官庁訪問の面接で一番自分の人間性を見てくれたのが厚生労働省だと思ったからです。


Aさん 他の省庁はどこを見ていたのですか?


Bさん 総務省の自治分野から入り、国土交通省、農林水産省、文部科学省を見ていました。


Dさん どのような関心に基づきその省庁を選んだのですか?


Bさん 自分の大切にしている軸として、地方・教育・福祉があり、そこに合っているのがこれらの省庁だと思ったからです。


―――Cさんはどうですか?


Cさん 元々、自分が一生かけてもいいと思える仕事をしたいと考えていて、「食の為なら自分の一生をかけて働ける」と思い、農林水産省にしました。


Aさん なぜ「食のためなら一生をかけて働ける」と思ったのですか?


Cさん 私の場合、旅行に行っても一番楽しみなのはその土地の食べ物ですし、食は季節を感じる一つの手段でもあって、日本人にとって大事なものだと思ったからです。また、食は家族団欒やコミュニケーションの手段としても非常に重要なものだと思っています。


―――Dさんはどうですか?


Dさん 私はもともと情報技術に強い関心があり、総務省の説明会に行ったときに自分の考えを評価してくれたことが志望につながりました。また、情報技術の利用者に寄り添う業務ができる点、自治・行政管理など他にも様々な分野を所管している点に魅力を感じました。


Aさん なぜ科学技術に関心があったのですが?


Dさん 親が科学技術系統の仕事をしていたため、自分ごととしての課題意識を持ちやすく、関心を抱きました。

霞が関は「ブラック」と言われがちですが、官僚を目指す上で不安だった点はありますか?
また、その不安がありながらなぜ働こうと思ったのですか?

Aさん 確かに、長時間労働等は不安ではありました。しかし、説明会などに参加する中で、政策や仕事の大きさの魅力に触れ、「やっぱり自分はここで働きたい!」と思いました。また、働き方に関しては現状が良しとされているわけではないので、自分が入省して変えればいいや!と思いました。


一同 拍手


―――みなさん貴重なお話をありがとうございました!

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