税理士ブログ 【簿記論】3・4月の学習のポイント
~本試験を意識した学習へのシフトチェンジ~

Profile

瀬戸川 豊 講師

TAC税理士講座 簿記論担当

すべての簿記論受験生へ
3月・4月にやっておきたい学習法をご紹介!

 

木々の芽がふくらみ始め、春の暖かさを感じられるようになってくると、少しずつ本試験の足音も聞こえてきます。4月には受験願書の交付が始まり、TACでは5月から直前期に入り答練という模擬試験がスタートし、いよいよ本試験モード全開となります。 そこで、今日は直前期を目前に控えた受験生のみなさんに、この時期の学習として大切なことをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

■1月から学習を始めた初学者の方へ

これまでの数ヵ月間にさまざまな個別論点のインプットをしてきたと思います。ここで学んだたくさんの仕訳が簿記の礎となるので、この機会に次のことを確認するようにしましょう。

①勘定科目が正確に覚えられているか?

株主資本や有価証券では、紛らわしい勘定科目がたくさんありましたね。漢字で正しく書けるようになっていますか?

②仕訳がスラスラと言えるようになっているか?

例えば商品売買では、さまざまな会計処理方法が登場してきました。それぞれの方法によって仕入時、売上時、決算整理の仕訳に違いがありますから、それらをスラスラと言えるようになっていると、解答スピードで大きく差をつけることができます。解答スピードの速い受験生は、仕訳をスラスラと言えるようになっているので、思い出すために時間をロスすることがないのです。

③仕訳金額の算定方法が頭の中で整理されているか?

固定資産の減損会計や退職給付会計などのように、仕訳はシンプルですが、金額の算定に手間の掛かるものもありましたね。こういった論点では、単に仕訳を覚えるだけでなく、金額算定のプロセスもキチンと整理しておく必要があります。

上記①~③の基本を踏まえた上で、これからの時期は少しずつ総合問題に触れる機会を増やしていけると理想的です。総合問題では集計の巧拙が得点に大きく影響してきますので、市販の総合計算問題集などを利用して練習量を増やしておきたいものです。

■9月から学習を始めた初学者の方へ

簿記論の学習をスタートさせてから約半年が経過しましたから、この間にみなさんの簿記力は相当にアップしたことでしょう!などと言ってしまうと、「いや~、自分はまだまだ力不足で…」という声が聞こえてきそうです。

しかし、みなさんの簿記力は、みなさんが思っている以上に向上しています。その証拠に、半年前に使っていた教材やテスト類をこの機会に解き直してみてください。そうすると、当時よりも解答時間が短縮できていることや、より多くの箇所を正解できるようになっていることをきっと実感できるはずです。この半年間頑張ってきた成果は着実に実を結び始めているのです。ただ一方で、せっかく覚えた知識が欠落し始めていることも事実でしょう。学習期間を長く取ることができれば、無理なくゆったりとしたペースで消化していけるというメリットがありますが、その分だけ記憶を長く保持し続けなければなりませんので、忘れないようにするための努力も必要となってしまいます。

曖昧で断片的な知識では、試験においてほとんど役に立ちませんから、直前期を迎える前のこの時期に、ぜひ忘れている論点や苦手意識のある論点を炙り出すことを優先的に行いましょう。

そして、知識の錆び落としをする際には、次のことを心掛けるとよいでしょう。

①1つの取引を双方の立場で仕訳してみる。

例えば、配当金を支払う側の仕訳を確認したら、ついでに受取る側の仕訳も考えてみるようにします。あるいは、社債や新株予約権などの発行側の仕訳を確認したら、ついでに取得側の仕訳も考えてみるようにします。

②複数の会計処理方法が存在する論点では、他の方法による仕訳も考えてみる。

えば、為替予約の独立処理を確認したら、同じ資料に基づいて振当処理の仕訳も考えてみます。あるいは、支店相互間取引において、支店分散計算制度の仕訳をしたならば本店集中計算制度の仕訳も考えてみるようにします。

上記のような復習をすることによって理解がより一層深まりますし、このような形で処理を対比させるような問題は本試験においても頻出ですから、そのまま本試験対策になること請け合いです。

■独学で学習をしている受験経験者の方へ

簿記論の受験を経験された方であれば、基礎固めのところまでは独学で行って、直前期からTACを利用しよう、というプランの方もいらっしゃるかと思います。実は独学にも少なからずメリットがあります。

例えば、
①受講料がかからないので、お財布にやさしい。
②仕事量の多い時期には勉強時間を少なめに、仕事量の少ない時期には勉強時間を多めに、というような時間の融通を効かせられる。
③スクールのカリキュラムとは関係なく、自分の苦手論点に時間と労力を集中することによって、ムダの無い学習をすることができる。

これを読んで下さっている独学生の方は、年が明けてから①と②のメリットを生かしつつ、③に励んで来られたと思います。その甲斐あって、弱点の苦手意識が薄らいできたならば、次は「重要論点の整理」と「総合問題の演習」へとシフトして行きましょう。特に後者に関しては、直前期に入ってからだと昨年の感覚を取り戻すまでに時間が掛かってしまうので、1ヵ月ほど早めに取り掛かることによって、5月からすぐにエンジン全開で突っ走れるようにしておきましょう。

■チャレンジコースの活用

5月までの準備として具体的にどんなことをやれば良いか迷っている…という方には、TACの『チャレンジコース』をお勧めします。このコースでは5回の講義によって頻出重要論点の確認を行って、うろ覚えの箇所や盲点となっている箇所がないかどうかを見直していきます。また、5回の演習はすべて120分問題で直前期の答練と同レベルの問題を用意していますので、単なる基本の確認にとどまらず、取るべきと箇所と捨てるべき箇所の見極めといった練習も一足早く行うことができます。また、このコースには直前期の講義(直前対策講義と答練)が含まれていますので、受講料も大変おトクになっております。ぜひ活用してみてください。

■演習ゼミの活用

学習の開始時期に関わらず、ある程度の基礎力が付いてきたならば、そろそろ練習する問題のレベルを1段階上げてみることをお勧めします。本試験では素直な基本問題ばかりが出題されるわけではありません。普段とは少し切り口を変えた問題が出題されたり、制限時間内には解き終わらないような量の多い問題が出題されたりもします。そのようなときには、基礎力にプラスして応用力も必要となってきます。また、問題量が多いときには、どの問題に手を付けて、どの問題を捨てるかという取捨選択を的確に行うことも重要になってきます。

このような実戦力を磨くために、いまTACでは『演習ゼミ』というオプション講座を開講しています。ここでは、初学者の方々に、一足早く答練レベルの問題を経験してもらうことによって、直前期とのギャップを埋めるための工夫が随所に施されていますので、ぜひ活用してみてください!

チャレンジ講義・チャレンジ演習で直前期の効果を引き出す!

チャレンジコース

早期に本試験を意識した学習にシフトチェンジしよう!

演習ゼミ

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