簿記学習者の注目資格 中小企業診断士
中小企業診断士
中小企業診断士とは
スキルアップやキャリアアップを目指すビジネスパーソンにオススメ
中小企業診断士は経営戦略、組織・人事、マーケティング、財務・会計、生産管理、店舗運営、物流、経済学、IT、法務など幅広い知識やスキルを必要とする経営コンサルタントに関する国家資格です。
経営全般に関する悩みを抱えている経営者からの依頼を受け、現状を調査・分析し問題点を整理、経営診断報告書を作成し、今後の経営方針に対する助言や指導を行います。
資格取得後、士業として活躍できるのはもちろん、学習中においてもビジネスパーソンに必要な「経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を横断的に見る力」や「論理的思考力(ロジカル・シンキング)」を身につけることができるので、就職や転職を考えている方に大変ふさわしい資格と言えるでしょう。
中小企業診断士資格を取得するメリット
1
経営資源を横断的に見る力が身につく
中小企業診断士試験の学習をすることによって、企業の経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)に関わる知識を横断的に身につけることができます。経営資源について横断的視野で思考できる能力は、現在の仕事に活かすことができるのは言うまでもなく、「キャリアアップ(昇給・昇格)を目指す」「就職・転職する」「独立開業する」など、次のステージへチャレンジする場合においてもまた非常に大きな強みになります。
2
ロジカル・シンキングで問題解決力や説得力を強化できる
中小企業診断士試験の学習を通して、物事の本質をつかむために、論理的に考えて思考を整理し、その結論を相手に分かりやすく伝えるためのスキル「ロジカル・シンキング」を体得することができます。ロジカル・シンキングのスキルを身につけることは、日常のビジネスシーンや人間関係にも役立たせることができます。
3
幅広いネットワークを形成でき、将来の選択肢が無限に広がる
中小企業診断士試験の学習をされている方のバックグラウンド(職業・経歴)は実に多彩で、受験生時代はもちろん、試験合格後もまた中小企業診断協会や研究会・勉強会での活動により人脈が広がります。幅広いネットワークを活かして、各分野の専門家や行政機関と企業を結びつける役割として、企業内において各部署・事業の間をつなぐ人材として活躍することができます。
中小企業診断士試験のココがポイント
1
日商簿記と中小企業診断士「財務・会計」は関連性が高い!
日商簿記と中小企業診断士「財務・会計」の学習領域は、2級で約40%、1級で約65%と実に多くの部分で重複します。学習をスムーズに進められるのはもちろんのこと、多くの受験生が「財務・会計」を苦手としていますので、大きなアドバンテージを持って学習を進めることができます。
2
1次試験は【科目合格制度】なので、計画的に受験ができる!
1次試験は「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」の7科目です。選択式のマークシート試験なので受験しやすく、「科目合格制度」(有効期間は合格年度の翌々年度まで)が設けられていますので、「1年目は3科目、2年目は4科目の合格を目指す」といったように、計画的に受験することができます。
3
次試験に不合格でも、翌年は2次試験からチャレンジできる!
2次試験は「組織(人事を含む)」「マーケティング・流通」「生産・技術」「財務・会計」の4科目です。事例形式の筆記試験で、合格率も例年20%程度と難しい試験ですが、万が一、残念な結果に終わっても、翌年度は1次試験からではなく2次試験からチャレンジすることができます。
中小企業診断士 講師からのメッセージ
日商簿記で学習した知識を、会社全体に関わる横断的な知識につなげよう!
TAC中小企業診断士講座 講師<「財務・会計」科目責任者>
松原 知範
日商簿記で学んだことは、様々な企業活動と関連しています。しかし、売上を計上する時の処理はわかるとして、そもそも売上を獲得するためにはどのような経営戦略が必要になるのでしょうか?また、具体的にどのように生産・販売を行っていけばいいのでしょうか?
みなさんが中小企業診断士の学習を行うことで、今まで学習してきた知識を様々な企業活動とつなげて考えられるようになり、ビジネスパーソンとしての力が格段にアップすることは間違いありません。また、中小企業診断士では「財務・会計」という科目があり、ここでは日商簿記での学習が有利に働きます。ぜひ中小企業診断士にチャレンジして、ビジネスパーソンとしての力を何倍にもアップさせましょう。
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簿記学習者は有利! 中小企業診断士への大きなアドバンテージ ・・・そしてその魅力とは!
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タイトル
簿記学習者、必見!次の資格を狙うなら「中小企業診断士」がおすすめ
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日時
6月16日(日)10:30~12:00
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内 容
中小企業診断士試験で重要科目となる「財務・会計」は、日商簿記と学習領域が重複するところがあります。よって、日商簿記の学習経験者は大きなアドバンテージを持って中小企業診断士試験の学習に取り組めるというメリットがあります!当日は、中小企業診断士の魅力と令和5年度中小企業診断士1次本試験の問題を簿記の知識を用いて解説いたします!
ガイダンス終了後は質疑応答の時間を設けております。 -
参加方法
当セミナーは予約制です。下記の予約ボタンより予約ページに進んでください。
講師:岩崎 美友紀
TAC中小企業診断士講座 講師
20代で中小企業診断士・社会保険労務士に合格。その経験を活かし、全国の高校や専門学校・大学にて「資格を武器にキャリア形成する方法」や「資格の知識が実社会でどう活かせるのか」等の講演を実施。
日商簿記検定2級・1級販売士、他多数資格・検定取得