簿記3級・2級担当講師が語る2019年度試験のポイント

2019年度試験はどのように変わるのか?

2019年6月、3級試験範囲改定後、初の試験が実施されました。現在のビジネスシーンに合った内容に改定することにより、3級のうちから実務で役立つ内容が学べるようになりました。ここでは2019年度試験の内容のポイントと、6月試験の結果を踏まえて次回11月試験以降の対策について、出題予想も含めてTAC講師陣が解説いたします。

簿記3級 担当講師より

現在のビジネスに役立つ簿記の導入の位置づけに

足立 篤保 講師

1953年に第1回が実施された日商簿記検定3級の出題範囲が、2019年度(第152回)より大幅に変更されます。

「小規模の個人企業が営む商品売買業」を前提とした商業簿記から、「小規模な株式会社」を前提とした商業簿記への変更がその内容となっています。株式会社会計を前提とした学習内容が加わりますが、従来の学習内容から削除される内容もあることから、全体的には若干学習内容が増えるイメージです。

簿記は元々実学なのですが、今回の改定は、学習された簿記の知識を、実際に仕事でより活用できるように考えられた内容になっていますから、今まで以上にビジネスで役立つことでしょう。

TACでは、テキストやトレーニング(問題集)はもちろん、予想問題などの教材やカリキュラムについても新試験範囲に準拠し、無理なく合格レベルまで到達できるものとなっています。また、簿記を初めて学習する方を対象として講義を行いますから、予備知識が無くても安心して簿記の世界に一歩を踏み出していただけます。

簿記2級 担当講師より

2級の価値はこれまで以上に高くなる。今後はさらにステップアップしやすい試験に

小野木 誠一 講師

2級は、現在のビジネスに合うように商業簿記に関する試験範囲の見直しが行われ、2018年度の改定をもって完結しました。

現在、2級商業簿記の学習では基本的な簿記の処理はもとより、いずれも基本的な範囲ですが、法人税等の計算に係る税務会計、およびグループ企業を前提とした連結会計を学習します。また、2級では工業簿記が試験範囲とされており、その学習の中で、具体的な原価計算も同時に学習します。

TACでは講義で使用する合格テキストでテーマに沿って学習を進めることにより、それぞれのテーマにおける解説→設例→基本例題等を通じて、無理なく学習できます。今回の改定により、今後簿記2級の価値はこれまで以上に高まることでしょう。

また、2019年度で3級の試験範囲が改定され、これまでの「個人商店」を前提とした会計処理ではなく、「株式会社」を前提とした会計処理を学習するため、簿記3級の学習と簿記2級の学習は親密性を増し、今後、簿記2級はより学習しやすくなります。是非、この機会に簿記2級にチャレンジしてみてください。

Q&A

Q1:3級の試験範囲の変更はどのような内容になるのですか?

A:大きな変更点は、学習対象が「個人商店」から「小規模株式会社」を前提とした簿記の学習になるところです。これに基づいて、資本や税金などの論点も大きく変貌します。支払う税金も今までは所得税だったのが、今後は法人税に変わります。また、従来の2級の範囲から、「株式の発行」「利益剰余金」や、「クレジット売掛金」「電子記録債権・債務」など昨今の実務に即した論点などが移行してきます。ただ、学習量の負担を考慮し、あまり重要性が低い論点などは、削除もしくは他級へ移動します。

Q2:3級の学習のボリュームはどのくらい増えるのですか?

A:改定後の試験では、株式会社を前提とした学習内容や、昨今のビジネスシーンにおける新しい取引を扱った論点などが追加されます。ただし、従来の内容のうち実際の実務に即していないものは削除、また、他級へ移動するものもあるので、3級の学習量は従来より15~20%程度増加するイメージです。(TACの商簿講義の回数は、従来:10回→改定後:12回/PLUS 従来:15回→改定後:18回)

2019年11月目標 第153回試験はココが出る!

6月の第152回試験は近年ではまれにみる合格率56.1%でした。きちんと学習してきた方であれば、確実に合格点が獲得できる試験でした。新論点は20点程度の出題に留まりましたが、問題文も読みやすく、受験生にとっては学習の成果を発揮できる結果となったと思われます。未出題の新論点は、今回の試験で出題される可能性は高いと思われます。ここではTAC講師による出題予想を公開いたします!

TAC講師による出題予想

3級

第1問:勘定指定の仕訳問題

普通預金、定期預金、通貨代用証券、小口現金、前払金・前受金、未収入金・未払金、仮受金、固定資産、貸倒れ、償却債権取立益、受取商品券、給料、訂正、諸掛り、交通費、法人税等消費税配当金クレジット売掛金電子記録債権・債務

第2問:

①現金・預金 ②分記法と三分法 ③売上原価

第3問:

①合計残高試算表の作成 ②合計試算表の作成 ③残高試算表の作成

第4問:

固定資産台帳 ②貸倒引当金 ③証ひょう・伝票

第5問:

①精算表の作成(文章題) ②財務諸表の作成(損益計算書・貸借対照表) ③決算整理後残高試算表の作成

太字は改定論点です。第3問・第5問の総合問題においても、新論点が含まれて出題されます。(法人税等、消費税、クレジット売掛金、電子記録債権・債務など)

2級

第1問:勘定指定の仕訳問題

クレジット取引と消費税、役務収益と役務原価、外貨建取引の換算、債権の譲渡、圧縮記帳、リース取引、ソフトウェア、剰余金の配当・処分、本支店会計、合併

第2問:

①商品売買 ②固定資産 ③連結会計

第3問:

①連結精算表の作成 ②損益計算書の作成 ③決算整理後残高試算表の作成

第4問:

①費目別計算 ②個別原価計算 ③総合原価計算

第5問:

①直接原価計算・CVP分析 ②組別総合原価計算 ③標準原価計算

簿記検定合格への第一歩はココからスタート!

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