特集 講師が語る 戦略的TOEIC® L&R TEST対策のススメ
TOEIC® L&R TESTは英語の最大公約数。
日常を再現した問題は、あらゆるビジネスシーンで役立ちます。

「音楽」という共通項から英語に目覚めたTOEIC® L&R TEST対策講座の永井崇先生と栗林俊行先生。おふたりが英語に目覚めたきっかけから、どのような場所で英語を学んできたのか、現在の英語を教えるという仕事のこと、教壇で心がけていること、そしてTOEIC® L&R TESTの魅力などについてお話しいただきました。

左から
■永井 崇(ながい たかし)
TOEIC® L&R TEST対策講座
500点コース収録講師
愛知県出身。同志社大学、米国ベルモント大学卒業。ニューヨーク市立大学クイーンズ・カレッジ音楽学部大学院ジャズ科修士課程修了。東海大学、洗足学園音楽大学非常勤講師。ミュージシャンとしては日米のジャズ、ブルース、カントリーといったジャンルのミュージシャン多数と共演歴がある。自身のユニットThe Dead Flowersとしてもこれまで2枚のアルバム等を発表。

■栗林 俊行(くりばやし としゆき)
TOEIC® L&R TEST対策講座
基本英文法380点コース/基本英文法コース収録講師 長野県出身。米国オクラホマ・シティ大学大学院(英語教授法)修士課程(M.A in TESOL)。高等学校教諭一種免許状(英語)。趣味はジャズピアノ。ラジオ番組の司会、DJ、来日アーティストの通訳などの経験も持ち、その声質や語り口にも定評がある人気講師。

きっかけは洋楽との出会い

──永井先生と栗林先生の英語との出会いについて教えてください。

永井 6歳の頃、家にあったアメリカンポップスのレコードが好きで、英語の歌を適当にマネして歌っていたのが洋楽とのなれそめです。もう少し大きくなると兄が聴いていたラジオ英会話を聴くようになって、英語の歌や声をマネたりと遊びでやっていたのが、英語との係わり始めだと思います。
 中学高校時代になると英語の弁論大会に出たり、ラジオやレコード、カセットテープで洋楽トップ40を聴いたりして、英語は大好きな科目になりました。そして、レコードについている歌詞カードを読みながら歌ったりして、わくわくしながら妄想を膨らませていたのが英語の習得にかなり役立ちました。
 高校時代には、オーストラリアの姉妹校への派遣留学生に選ばれてホームステイしました。同時に、より深い歌詞の世界を求めて、カントリー、ブルース、リズム&ブルースなど米国のルーツミュージックを深堀りし始めます。そうすることで英語だけでなく、その背景にある文化的風土や表現にも興味が向いていったのだと思います。
 当時、地元で聞いていたラジオ番組で、30周年を迎える京都のカントリーバンドが紹介されたので、大学は京都の同志社大学に進学しました。やがて、そのバンドのライブを見に行くようになりました。それが私の音楽の師匠との出会いでした。その出会いは本当に大きいものでしたね。音楽ばかりやっていて、大学を卒業する時期になっても就職活動もしていなかった私に、「留学費用をサポートするから、ちょっと本場で音楽の勉強をしてみないか」という普通ではありえない申し出を頂いたのです。現地の音楽情報特派員のような役割を果たしながら、音楽の勉強をするという、とてつもなくありがたいお話でした。意を決して、カントリーの中心地、テネシー州ナッシュビルにあるベルモント大学に4年間留学させていただきました。費用をサポートしていただいているので必死で勉強して、なんとか首席で卒業することができました。
 サポートが終わった後も、もっと勉強したいと思い、就労ビザを取得して働きながらニューヨークにあるクイーンズ・カレッジ大学院のジャズ科修士課程で2年間学びました。修士を終えてからは、現地での音楽活動の傍らアメリカ人に音楽を教えたり、日本人駐在員の子供たちのための日本語補習校や日本人用の塾で英語や中学レベルの数学を教え、英語と音楽を教えるという現在の自分の仕事に通じるベースができあがりました。

栗林 私も洋楽や洋画に魅かれて英語に興味を持ったひとりです。音楽に関しては、父と姉が音楽教員で、私自身も5歳からピアノを習っているような音楽一家に育ったことが大きく影響していますね。音楽好きだった父は私が小さい頃からよくジャズや洋楽のFMラジオを家で流していて、スピーカーから流れる英語に子どもながらなんとなく興味を持ったものでした。特にラジオから聞こえてくるDJのかっこいい英語に憧れていましたね。また、小さい頃から洋画も大好きで『STAND BY ME』や『BACK TO THE FUTURE』を観てはアメリカにすごく興味を持つようになって、中学高校時代には英語は得意科目になっていました。
 ただ、大学受験では音楽が好きなのか、英語が好きなのか、自分でもはっきりせずにいました。音楽大学の受験も考えましたがそこまでの情熱もなく、結局、英文科を受験して不合格となり、政治経済学部に入りました。英語への興味も薄れて、大学3~4年生までは何となく人生に違和感を覚えている無目的な青年でした。「やりたいことが何もないなぁ」という思いばかり募って、就職活動の時期になってもやりたい仕事も入りたい会社も見つからず、途方にくれていました。それでも英語は根本的に大好きで、選択科目の履修はすべて英語を取っていましたね。仲良くなった英語の先生に自分の人生に迷いがあることを話したとき、「それなら僕と同じ大学に行ってみますか」と言われたのがきっかけで、TOEFLの勉強をして、何人かの先生に推薦状を書いてもらい、アメリカのオクラホマ・シティ大学大学院の英語修士課程に合格したのです。そこで英語教授法を学び、「TESOL」という、英語を母国語としていない人たちに英語を教えるための資格(修士号)を取得しました。
 大学院を2年で修了したあとは、そのままオクラホマ州にある日系企業で1年半ほど働いて、その後日本に帰国しました。

英語は自分らしく生きるための最強の武器

──おふたりとも、音楽との出会いが英語につながっていったのですね。帰国後から現在まで、どのような経緯で英語を教えるようになったのですか。

永井 ナッシュビルに4年、ニューヨークに6年と、アメリカに合計10年間滞在したのをひと区切りとして、2004年に帰国しました。その後は、縁あって東海大学、洗足学園音楽大学などで英語や音楽を教え、TACのTOEIC® L&R TEST対策講座の担当講師も務めています。自分のバンド活動も続けていますね。

栗林 私の場合は、帰国後、一度企業に就職しましたが、すぐ辞めてしまいました。何をしようか、26歳の頃は迷いの時期でしたね。英語も、音楽も、喋りも好きな自分は、全部つなげて何ができるのか模索していました。その時、思いついたのが「ラジオのDJ」です。
 そこで名古屋FM主催のDJコンテストを受けたところ運良く優勝でき、そこからラジオ局から仕事をもらえるようになりました。英語の仕事は少し遠のきましたが、最初は地方FMのようなローカルな局から声がかかり、最終的にはJ-WAVEからも声がかかるようになって、いくつものラジオ局の仕事を行う、それはそれで楽しい時期でした。でも5年ほどやっていると、ふとした時にラジオのDJの限界を感じるようになりました。
 その頃、やはり自分は英語が好きだから英語を教える仕事がしたいと、原点に返って考えるようになりました。そこで高等学校教諭一種免許状(英語)を取得して、2010年頃から英語を教える仕事を始めました。大学で教壇に立ち、英語教材を作り、縁あってTACでも講師を務めるようになったのです。
 現在は、TACの収録講義を担当するほか、企業や大学でも英語の研修講師を務めています。企業では新入社員や重役向け研修としてTOEIC® L&R TEST対策やeラーニングを活用したビジネス英語を教える機会が多いですね。大学生向けには就職対策として必要なTOEIC® L&R TEST対策がメインです。
 振り返ると、自分にとって英語は自分らしく生きるための最強の武器になっていました。一方、実は音楽も非常に好きで、今もジャズピアノをやっています。英語と音楽が自分の人生の2本柱となって、それは自分のアイデンティティになっているんだなと思います。

TOEIC® L&R TESTの魅力とは

──今回は、TOEIC® L&R TESTの魅力について、もっと知ってもらおうというのがテーマです。講師の立場から、この試験の魅力をご紹介いただけますか。

永井 私自身、アメリカから帰国後、「何も対策しなくても、こんなの簡単にいけるだろう」と、満点を取る気満々で受けてみたのですが、リスニングの内容が全然覚えきれなくて、最高スコアが990点のところ、925点しか取れませんでした。でも、何人かのネイティブにTOEIC® L&R TESTを受けてもらうと、意外にも平均点960点レベルだったりします。私たち日本人が日本語検定を受けても、全員が1級を取れるわけではないのと同じですね。ただ漫然とリスニングの音声を聴くだけでは質問をまったく覚えていられないので、時間配分を考えながら、リスニングの先を読んで「これが聞かれるな」と準備しておかないと、質問には答えられない。英語力以外の「作戦」の部分が必要なのです。
 言い換えれば、TOEIC® L&R TESTは攻略法を学べば戦略が立てられ、学んだら確実に点数が上がる楽しさがあります。ですから、写真描写問題(Part1)はこう教えよう、応答問題(Part2)ではここを多く出そうと、戦略を立てて教えながら点数アップを狙っていきます。

栗林 TOEIC® L&R TESTのおもしろい点は、いつも飛行機が遅れているとか、いつも天気が悪いとか、いつもプリンターが壊れているとか、問題に変な法則があることです(笑)。大学受験英語やTOEFLと決定的に違うところは、この「日常生活のあるある」を再現しているところなんですね。「飛行機が遅れています。理由は○○です」、「△△行き電車が何時間遅れています」と、飛行機も電車もよく遅れる(笑)。すべてこの調子で、道路はいつも工事中で使えないし、駐車場は必ず満車で、図書館は常にリノベーション中だし、レンタカーを借りると大概エアコンが壊れている。
 こうした、日常生活の「あるある」が再現されているのがこの試験で、公式の問題集にもそういった内容が盛り込まれています。受験英語やTOEFLが、ある国の歴史などが問題の対象になっているのに対して、TOEIC® L&R TESTは唯一、大人であれば誰でも先行きを予測できるような「日常生活のあるある」が再現されています。私たちが日常的にお目にかかったことのある状況や日本語で読んだことのある内容がそのまま英語になっている。そのためにすごく予測しやすいんですね。
 ですから、英語の上級者でなくても問題文の最初のほうを読むと次にくる内容を予測できます。例えば、「仕事の面接を受ける」というシーンでは、だいたい最初は「あなたは良い大学を出ていてすごい」と盛り上げておいて、「however(しかしながら)」と落とし込む。「だがしかし、ここで不採用通知がくる」というのがTOEIC® L&R TESTの出題です。こうした調子で、文法はさておき、「中古車の売り出し広告」が問題に出たら、だいたい車種や年式、距離を覚えておけばいい。英語がわからなくても推測能力で「この出題パターンのときはあの部分が聞かれるはず」とわかる、すごく取っつきやすい内容なんです。教える立場としても、社会人や大学生に教えやすいし、会社に言われたから勉強しているだけという英語があまり好きでない人にも、とても入りやすいのがこの試験なんですね。
 私は、講義でよく答えを推測させるクイズを出します。まず「飛行機が遅れます」とアナウンス。そこで問題音声を止めて「じゃあこの先どうなりますか?」と聞きます。「天気が悪いんじゃないの」、「いや、積み荷のトラブルだ」、「いや、メカニカルトラブル、機体の異常じゃないか」と話し合わせておいて、「それでは正解」と言って音声を再開すると「バッドウェザー」。そのひと言だけ聞き取れれば、正解は悪天候だとわかる。キーワードで意味付けできるクイズ大会のように盛り上げられるので楽しいですよ。

──受講生も、試験だからといって構える必要がないわけですね。

栗林 初級者に簡単に点を取ってもらう問題もありますし、ヒントが多い試験で、日常生活で使える英語が満載ですから、構える必要はないと思いますね。日本人が駐在で海外に行けば、きっと現地で同じような出来事に出くわすだろうなという、実用性がとても高い英語ばかりです。そこを受講生に話して、TOEFLよりもはるかにTOEIC® L&R TESTのほうがお役立ち度が高いことを理解してもらいます。

永井 TOEFLは歴史だったり、地層やオゾン層といったアカデミックな内容ですから、全然おもしろくないです(泣)。教える側も日常生活に密着したTOEIC® L&R TESTのほうが教えやすいです。
 ただ、先ほど言ったような推測をし過ぎてしまって、リスニングで4択あったら聞く前から答えを予測して書いてしまう人もいます。まだ問題文を流していないのに「当たってる!」ということもあるんです(笑)。

栗林 推測を使えるリスニングと違って、リーディングは文法を教えるときに一番工夫しなければなりません。

永井 そうですね。文法は知識ですから。とはいえ、日本の英語教育は文法中心なので、文法にとても詳しい方もいらっしゃいます。ただし、言葉は「生もの」なので、時代ごとに変わります。すごく古い英語の言い回しや文法は、もう今は使われていませんよ、と説明することもあります。
 実際ネイティブの方と話をしていても、「今、こんな英語は使う?」と聞くと、「ノー、そんなのいつの時代?」という答えが返ってくることは多々あります。教室英語と生の英語は違うこともあるので、常に情報にキャッチアップしていくことが必要ですね。
 その点、TOEIC® L&R TESTのリスニングの英語は、生きている英語がそのまま使われていますので、これから海外に行ったり外国人とやりとりするという方には、本当に役に立つ英語だと思います。

栗林 特に2016年に新形式の試験になってから、これまでロボットのようだった会話が、感情表現が豊かになって「Wow!」とか「Oh! really?」という表現まで出てきました。リスニングに関しては、タブレットのチャット画面も入ってきていますね。そうした意味でも、TOEIC® L&R TESTはかなり実生活に近い感じです。

──生きている英語を教えるために、何か工夫をされていますか。

永井 教える立場としても新しい英語にアップデートしなければいけないので、NHKのラジオ講座や海外のニュースやドラマをチェックしています。また、大学講師の同僚はネイティブが多いので、常に彼らと雑談をしています。話が盛り上がりすぎて授業に遅れることも時々…内緒ですが(笑)。実は苦い経験がありまして。自分としては帰国後もネイティブと言い争いできるレベルの英語力をキープしていると思っていたのですが、帰国して3ヵ月経った時、英語がスーっと口をついて出てこなくなったんです。「まずいな、やはり日本語と英語は舌や口の使う筋肉が違うんだ」と痛感しました。英語は日本語と違って口を大きく動かして喋らないといけないので、常にブラッシュアップしておかないといけませんね。

栗林 私はオンライン動画配信サービスのNetflixを使っていますね。最新映画に出てくるのが新しい英語、最近出てきた英語なんだなと意識しながら観ています。加えて、感覚が鈍らないようにするために英会話サークルを立ち上げ、途中から国際交流サークルに変えて、外国人を大勢集めました。言語というのは生まれ育った家庭やコミュニティの中で自然と学んでいくものです。学校ではなく、最終的には自然に学んで身につけたものを社会環境の中でアウトプットするということが大事です。そこで、数ある自分のコミュニティの中に、最低限ひとつは英語のコミュニティを入れておくようにしています。国際交流サークルといっても、毎週1回、カフェに集まって英語しか使わないで会話する。それだけですが、7年間ほど続いていますね。

すべてのビジネスの土台になる
TOEIC® L&R TEST

──TOEIC® L&R TESTの勉強をしている方はどのような方が多いのですか。

永井 社会人の方が多いですね。スコアが600点に届かなければ次のキャリアアップができないといった切実な受講生が多いので、皆さん真剣です。

栗林 いわゆる社会人の「英語難民」と言われる方たちですね。仕事上、英語を使いこなさなくてはいけない状況になってしまった切実な方が多いのは事実です。TACの受講生は、自分の意思で講座に通ってきている方々なので、その中には英語好きな方もいれば、英語難民の方もいるといった状況です。企業の場合は、社員全員参加型であったり、大学では就職を想定してやっていることが多いので、企業や大学での受講生はまた違ってきます。私としては、やはり英語難民の方が少しでも面白いと感じてくれるのが、一番教師冥利に尽きますね。

──TOEIC® L&R TESTとは、数ある英語の検定試験の中でどのような試験なのでしょう。

栗林 言語学の中に「第二言語習得論」という新しい学問があるのですが、その中に「パーシャル・コンピテンス」という言葉があります。「英語ができる」とひと口に言っても、「プレゼンテーションができる」、「eメールが書ける」など、多様なシーンが想定されます。その中で自分は何をできるようになりたいのかをきちんと考えて、そこに向かっていくための最短距離で学ぶのが最適だ、という考えです。TOEIC® L&R TESTなら、プレゼンテーションができるようにもなるし、eメールが書けるようにもなるので、すべてのビジネスの土台になると思います。最大公約数的に「これだけやっておけばいい」という英語のボキャブラリーが詰まっていますので、勉強しておいて損はないと思います。とりあえず土台として勉強しておけばそこからどこにでも行ける。それがこの試験だと思います。

永井 「TOEIC® L&R TESTのスコアは免許だ」と、私はよく受講生に伝えています。免許があることによって、いろいろな場所に行けて世界が広がる。でも免許がないとなかなかその先には行けない。「だったら免許があったほうがいいよね」と話しています。

栗林 その意味ではTOEIC® L&R TESTは本当に最大公約数ですね。どんな仕事をしている人でも、飛行機が遅れることはあるし、駐車場が満車のこともある。それに、テストのPart1の写真描写問題などは情景描写能力を問われる問題なので、営業マンとして商品の説明をする際など、ビジネスシーンでもTOEIC® L&R TESTで培った能力が活かされる場面があると思います。

──おふたりが英語を教えるときに心がけているのはどのようなことですか。

永井 英語には冠詞がついたり、複数形があったり、日本語にはない概念があります。加えて、私たち日本人はカタカナ英語を刷り込まれています。私は「言える音は聞こえる」と、常々講義で話していますが、本当に言える音は聞こえるようになるので、そこは殻を破っていただきたい。日本人が間違えやすい発音がどこか、ピンポイントで教えられるのもTOEIC® L&R TEST対策講座です。私はネイティブに近い発音を真似して練習するように、受講生の皆さんに話しています。

栗林 あるアメリカの研究者は、英語圏の人は日本語を学ぶのが一番時間がかかると言っています。逆も然りで、英語には語順があるけれど、日本語は語順が決まっていません。日本語は助詞があるので主語が一番最後でもいいのですが、英語では語順が決まっています。そこが母国語と目標言語の乖離性の原因になっています。
 日本人に教えるなら、日本人ならではの教授法があります。それはアメリカ留学中にも一切学べませんでしたが、今は「こういうことなんだ」とわかったので、TACの講義の随所に盛り込んでいます。そして、私が教室で教えるときは、クラス全体の雰囲気が重要だと考えています。教えることはもちろん、教室でよい環境をつくることが、受講生のやる気につながってくれたら嬉しいです。

TOEIC® L&R TEST対策講座で待っています!

──『TACNEWS』の読者とTAC受講生、資格取得に興味を持っている読者にメッセージをお願いします。

栗林 TACのTOEIC® L&R TEST対策講座はテキストがとても充実しているので、テキストを見るだけでもエッセンスを学べます。そして、そのテキストを使って学べる講座があります。巷のテキストの中にはメモしてもらえるようにという理由で空白が多いものもありますが、TACのテキストは書店で購入する参考書となんら遜色なく、ぎっしりと内容が詰まっていて、それを講師と一緒に勉強するわけですから、ハイレベルな効果が期待できます。テキストはクラスが終わっても参考書として機能するし、講師の話を思い出しながら読めるのはポイントが高いですよね。そのテキストの充実度に加えて、TACは教育的なバックボーンはきちんとしていながら高い自由度で講師たちに指導を任せているので、個性的な先生にたくさん出会える場所でもあると思います。
 また、TACには自習室があるのも大きな利点です。クラスが始まる前に学習できる場所があり、駅から近いのも魅力です。駅に近いと振替受講をしやすいという利点もあります。というわけで、ぜひみなさんも、カリキュラムが充実していて、授業中も楽しいし、教わった後も教科書レベルの問題集などで復習できる、TACのTOEIC® L&R TEST対策講座で英語を学んで、可能性を広げていってください。

永井 TACのTOEIC® L&R TEST対策講座の教材は本当によくできています。忙しい社会人の受講生、しかもいつまでに何点を達成しなくてはいけないというリミットつきの方が多い中で、その時点までに確実にスコアを達成できるという講座のカリキュラムはすばらしいと思います。よく参考書やテキストを何冊も手にして「これ買ったほうがいいですか?」と質問に来られる方がいますが、TACのテキストと問題集だけあれば、それだけで充分目標に到達できるようにできています。目標にまっしぐらに向かっていくための非常によくできた教材なので、あとは自分のやる気次第です。
 英語を学びたいという受講生が進んでいきたい道に進めるように、私たちはバックアップするような気持ちで講義をしています。英語をマスターすることは、その先に広がっている素晴らしい世界へのチケットを手に入れるようなもの。その世界へ飛び立つためのお役に立ちたいと考えています。

[TACNEWS 2018年9月号|特集]