特集 創業者から託された「代表」のバトン~TOMA税理士法人・新代表に聞く~

市原 和洋さん
Profile

市原 和洋氏

TOMAコンサルタンツグループ株式会社
代表取締役 社長
TOMA税理士法人
代表社員 税理士

市原 和洋(いちはらかずひろ)
2003年、藤間公認会計士税理士中小企業診断士事務所に入社。主に中小企業に対する節税及び資金繰り対策の他、事業承継対策、M&A等、経営全般に関するアドバイザーとして広く活躍中。また、豊富な経験を活かし、法人会、商工会議所等での講演も多数行っている。2017年10月1日、TOMAコンサルタンツグループ株式会社代表取締役社長、TOMA税理士法人代表社員に就任。

 JR東京駅から歩いて2分の場所にある「TOMA税理士法人」。2017年10月1日、創業者の藤間秋男氏から「代表」が市原和洋氏に引き継がれた。「明るく・楽しく・元気に・前向き」という経営理念のもと、「お客様の幸せづくりに貢献するためには、まず社員が幸せでなければならない」と社員を大切にする社風を持つ組織の今後を、新代表の市原和洋氏にお聞きした。

きっかけは「羽振りの良さそうな」伯父

──どのような学生時代を送られたのでしょう?

市原 経済学部のいわゆる普通の大学生で、そんなに一生懸命に勉強をしたわけではありませんでした(笑)。今の大学生はあまりしないようですが、マージャンや飲み会、合コンなど学生生活をエンジョイしていましたね。ファッションの一環としてバイクにも乗っていて、クラシックスタイルのバイクを自分たちの好みに改造したりもして。バイク仲間は男ばかりでしたが、飲み会にはしっかりと女の子も一緒でしたね(笑)。
 音楽はロックが好きでしたから、何とか生で聴く方法はないものかと考え、アルバイトでコンサート会場の設営や会場での案内をしていました。「マイケル・ジャクソンが来日して、東京ドームでコンサートをする」というので会場の設営をして、コンサート当日は会場内での案内係。ステージとは反対方向、つまり客席を向いて立っていたのですが、全神経は耳に集中(笑)。マイケル・ジャクソンの生歌を聴くことができたのです!大学が東京の水道橋にあったので、立地としても最高のアルバイトでしたね。

──なぜ税理士になろうと思ったのですか?

市原 私の伯父は茨城県で開業している税理士でした。その頃は、税理士がどのような仕事なのかもまったくわかりませんでしたが、伯父の家は大きいし、羽振りも良さそうに見えたので「サラリーマンになるよりも税理士のほうが良いな」と思い、税理士にチャレンジしました。正直なところ、あまり深くは考えていなかったのです。あとになって採用面接などで税理士をめざした理由として話すにはちょっと勇気がいりましたね。

社員への投資は事務所のため

──大学院在学中に税理士試験に合格されましたが、大学院を修了してすぐに会計事務所に勤めたのですか?

市原 受験指導校で講師として税理士講座の財務諸表論を教えました。3年間という期限で、教壇に立ってみることにしたのです。人前でわかりやすく話すことは、その後のビジネスで絶対に役に立つと思いましたから。毎回、毎回新しいことを教えるというのは想像以上に大変でした。1コマが3時間もあるので、自分の受験の時よりも勉強しましたね。毎回が真剣勝負で、勉強だけでなく説明の仕方もしっかりと考えました。これ以上のプレゼンテーションのトレーニングはないくらいの勉強になりましたよ。今もその時の習慣で、新しいことを知ると「どのように説明するのが一番わかりやすいか」を自然と考えてしまいます。
 3年後に、新宿にあった15名規模の税理士事務所に入りましたが、仕事は厳しかったですね。入社してすぐに企業の担当になり、「とにかく行って来い」と言われ、訳もわからずお客様のところへ訪問したものの、本当にわからないことだらけ。当たり前ですよね、何も経験がないのですから。それからというもの、わからないことは自分で調べまくりましたし、先輩の社員にも聞きまくりました。幸いにも社員同士はとても仲の良い事務所でしたから、先輩社員の方々にはいろいろと助けていただきました。
 そこでは、記帳代行、税務申告など一般的な会計事務所の仕事を一通り経験できました。何より大きな教訓は、トレーニングや研修の大切さがわかったことです。何もわからないことをするのは、社員にとってはやはり辛いですし、お客様に良質のサービスを提供できるはずがありません。社員一人ひとりがレベルアップすることで、サービスの質も向上できますし、事務所の評価も上げることができます。人への投資は事務所のためでもあるのです。
 この事務所で1年半の経験を積んだあと、人材会社に登録し、紹介してもらったのが藤間公認会計士税理士中小企業診断士事務所(以下、藤間事務所)、現在の「TOMA税理士法人」でした。

大変だけれども成長できる事務所

──藤間事務所を選んだ理由は何ですか?

市原 受験指導校で講師をしていた頃から、藤間事務所の名前は知っていましたが、内部の詳しいことは知りませんでした。幸いにも講師時代の受講生が働いていたので、事務所の雰囲気について話を聞くことができ、「大変だけれども成長できる事務所」ということがわかりました。これこそが私が転職する最大の理由だったのです。
 30歳で藤間事務所に入社して、この事務所を選んだことは間違っていなかったと、すぐにわかりました。

──最初はどのような仕事をされたのですか?

市原 入社してすぐに法人部に配属され、中小企業の経営者に対して税務コンサルティングや提案をしていました。3年目に主任として、病院や医院、薬局など医業に向けたサービス展開をする専門部門の立ち上げに加わりました。定年のない医療従事者であり経営者でもある医師の方々に対してのコンサルティング・サービスを提供するのですが、関係を近くすることがなかなか難しく、正直なところとても苦労しましたし、悩みました。私たちのコンサルティング・サービスは信頼関係の上に成り立っており、お客様の「ふところ」に入らなければなりません。しばらく経って自分が部下を持つようになり、マネジメントやチームとして機能させることの難しさが理解できるようになると、医師の方々も様々な想いをお持ちで、それぞれの悩みに共感できるようになりました。自分の悩みを正直に相手に伝えることで、お互いに分かり合えるようになっていったのです。この部門での仕事を通して多くの方と関わるようになり、私は大きな財産を得ることができたと思っています。医師として経営者として、たくさんの悩みを持つお客様とのコミュニケーションは難しい部分もありましたが、それが私を成長させてくれたのです。
 1年後、私は課長として法人担当に戻りました。法人担当の仕事は、会計・経理、法人税や消費税関連だと思っている方が多いと思いますが、それは最初のうちだけです。毎月顧問先を訪問して経営者との関係が密になると、経営者個人の相続や事業承継(会社の経営権を身内に引き継ぐこと)などに拡がっていきました。
 私たちの仕事の本筋は、ビジネスを継続し発展していくことです。企業が勝ち残るために様々な戦略のアドバイスが欲しいというお客様のニーズに応えるため、新たな部門を立ち上げることになりました。組織再編を専門に取り扱う部門です。簡単にいうと会社の組織を作り直すことで、私はその部門を任されました。そして、40歳の時に副理事長に昇進しました。

TOMAコンサルタンツグループのワンストップ・サービス

──現在のTOMA税理士法人はどのような事務所ですか?

市原 まずは創業者の藤間秋男のことをお話ししましょう。藤間秋男はもともと司法書士の家系に生まれ、今からさかのぼること約130年、明治23年に代書人(今の司法書士)として創業しました。藤間秋男の祖父が2代目だったのですが「藤間一族は司法書士しかいない、誰か弁護士か公認会計士になる者はいないのか」と常々言っていたようです。そこで藤間秋男が公認会計士試験にチャレンジし、合格。経験を積んだあと、1982年に事務所を開業しました。これがTOMA税理士法人の始まりです。今ではTOMAコンサルタンツグループには、藤間司法書士法人に加え、TOMA社会保険労務士法人、TOMA監査法人、TOMA弁護士法人、TOMA行政書士法人などのプロフェッショナル・ファームが協力しあい、ワンストップ・サービスを提供しています。藤間の祖父が40年以上前に複数の士業によるコラボレーションを考えたことは先見の明だったと言えますね。

──ワンストップ・サービスの利点は何でしょう?

市原 一般的に中小企業経営者の相談相手は金融機関と税理士だと言われます。ところが、融資をする際の金融機関は、中小企業と利害が一致しないことがあります。融資する側と融資される側ですから、双方の思惑が一致しないことも珍しくないのです。しかし、私たち税理士は常に経営者の方々の立場に寄り添うことができますので、最高の相談相手だと言えるのではないでしょうか。
 経営者の方々から持ちかけられる相談内容は、税務のことだけではありません。むしろ税務のことは、一部でしかありません。マネジメントのこと、人事のこと、法律関係のことなど相談事は多岐にわたります。様々な経験を積んだコンサルタントならかなり広い範囲で対応できますが、その道のプロには敵いません。例えば、人事や労務のご相談があればTOMA社会保険労務士法人の社会保険労務士と一緒に対応します。その道のプロと協力しあうことで質の高いサービスを提供できるのです。
 経営者にとっても、その道のプロからの助言はとても大きな助けになると同時に、私たち税理士にとっても、自分の経験だけでは得ることが難しい分野の知識を得る貴重な機会となります。税理士個人としての対応ではなく、プロフェッショナルのチームとしての対応ができるのがワンストップ・サービスの利点です。こうしたサービスを提供できることがTOMAグループの大きな強みだと思います。
 現在グループ全体の社員数は約200人、そのうち130人ほどが税理士法人に所属していて、お客様の多くは従業員100人以下の中小企業のオーナー経営者の方々です。あらゆる分野の1,000社以上とお取引いただいています。
 今のオフィスはJR東京駅の八重洲北口から歩いて2分の丸の内トラストタワー本館にあります。2012年に今のオフィスに引っ越した時には感動しましたね。本当に立派なビルなんです。
 ワンストップ・サービスを展開していますので、横のつながりがとても大切なので、ワンフロアの広いオフィスでは、多彩な専門家が席を並べて仕事をしています。横だけではなく、上下関係もとても近い事務所です。私も若手とよく飲みに行きます(笑)。普段からコミュニケーションをよくしておくと、下からの意見をあげやすいのです。一言で言うととても「風通しの良い」組織です。
 社員同士のコミュニケーション向上のため、社内旅行や様々なイベントも実施しており、その多くは、社員が企画したものです。過去にはみんなでホノルル・マラソンに参加したこともあるんですよ。今年の11月にもパート・アルバイトの方も含めてハワイに社員旅行に行きます。社員みんなに参加してもらいたいので費用は全額会社負担です。毎年恒例の行事としては、半期ごとの打ち上げパーティーがかなり盛大ですね。面白い制度では、「わくわくホリデー制度」があり、事業年度の開始前に、月曜日から金曜日と前後の土日で9日間の休暇取得の計画を立て、「普段できないこと」をしようというものです。計画通りに休暇を取得したら、30,000円の手当を支給しています。家族旅行や海外旅行、試験勉強などに利用する人が多いですね。
 それとは別に試験休暇制度もあります。税理士や公認会計士などの資格試験にチャレンジしている社員は、有給休暇とは別に6日間の特別休暇を取得することができる制度です。

社員の幸せづくりを大切にする理由

──独立開業を意識したことはないのですか?

市原 開業税理士だった伯父のようになりたくて税理士になりましたので、正直に言うと、入所した頃は「将来は独立しよう」と思っていました。
 ところが、創業者の藤間が60歳になった時、「65歳になったら私は引退する。後継者は身内ではなく社員から選ぶ」と公言したのです。その少し前から、TOMAは大きく変わってきていました。私の入所当時は、離職率も高く、決して最高の事務所ではありませんでした。代表の藤間が何から何まで決めていましたし、決済もすべて藤間の役割でした。しかし本人は離職率の高さに相当悩んでいたようです。
 藤間がセミナー等でよくお話しするのですが、社員が約40名になってから、10年間も、まったく人が増えない時期がありました。いくら採用しても幹部や中核の社員が次々と辞めてしまう。藤間は「一生懸命やっているのに、なぜだ」と悩みました。しかし、自分自身に問題があったことに気づきます。顧客のことは一生懸命考えても、社員のことを考えていなかった。常に自分が先頭に立ち、何事もトップダウンで決めていたのです。それでは幹部はやりがいを感じられないですよね。そこで、「明るく・楽しく・元気に・前向き」という経営理念を定め、「社員を信じて仕事を任せよう」「何よりも社員を大切にする会社にしよう」と決意しました。「天職だと感じながら仕事をすると、幸せになれる」。“幸せな社員”は、お客様が幸せになることにも貢献できます。TOMAが、さまざまな機会を通じて、社員の幸せづくりを大切にするのはそのためです。お客様から「TOMAの○○さんのおかげで会社が良くなった」などと社員を褒めていただくと経営者は幸せを感じます。社員がチカラをつけ、お客様の企業の成長に貢献し、「ありがとう」という言葉をいただく。これほどうれしいことはありません。経営理念を掲げ、それを実行したのです。最初は心配だったと思いますよ。私たちもまだまだ未熟でしたから。
 その頃から私の考え方も変わりました。独立開業もいいけれども、TOMAをより良い事務所にするチャンスに恵まれたと考えたのです。日ごろの藤間の行動からも事業を継承するということに現実味を感じることができていました。
 代表である藤間にワンマンなイメージを持っている方もいたと思いますが、実際には、数年前から、そうではなくなっていました。私たちに任せてくれていたのです。理事会でも藤間の提案が却下されることも珍しくありませんでした。そうして実務や法人の経営というよりも企業の経営者の方々を対象としたセミナーの開催など、営業面での活動に軸足を移していったのです。

思い切った権限委譲を進めチャレンジできる風土を維持する

──これからのTOMAをどのようにしていきたいとお考えですか?

市原 藤間は代表を譲った時、事業会社であるTOMAコンサルタンツグループ株式会社の株式の過半数を私たちに譲り渡してくれました。もともとは創業オーナーだった藤間の法人だったのですが、今の筆頭株主は役員持株会です。士業法人や関連会社の代表で構成する理事会に経営のバトンが渡され、私たちがTOMAを動かしていく土壌ができたのです。
 そこでまず、私自身が「税理士」から「経営者」に変わることを決めました。税理士の目ではなく、経営者の目線で法人を運営するのです。第一の目標は「TOMAにいることがやりがい」である職場にすることです。そのために社員を信じて仕事を任せることにしています。「仕事を任せる」と社員は自分の仕事に責任を感じるようになり、責任を感じて仕事をすると成長します。成長するとお客様へのサービスの質が向上し、お客様が満足します。意見を言える自由な環境があれば、どんどん新たな提案が出てきます。権限が与えられ、仕事を「やらされる」のではなく、主体的な行動ができるようになり、社員の一人ひとりが成長することによって、TOMAグループ全体が発展し、お客様の満足度も高まるのです。
 こうした良い循環がすでに始まっていて、TOMAグループには多くのプロフェッショナル・ファームがあり、組織としては独立していますが、その一つひとつが一般企業でいえば事業部のような存在です。部門長のような存在だった各法人のトップが経営者に成長し、独立した事業体として発展しつつ、協力しあって成長していける体制にしたいと思っています。これまで以上に思い切った権限委譲をし、チャレンジできる風土を維持して、グループ全体として発展し、「100年企業」を創り続けることを目標にがんばりたいですね。

記帳代行のAI化を歓迎。社員はコンサルティングに集中

──税理士の仕事の醍醐味を教えてください。

市原 税理士の仕事は大きくふたつに分けることができます。ひとつは「記帳代行や税務申告」です。もうひとつは「コンサルティング」です。税務申告は税理士の独占業務ですが、記帳代行はAIにとって代わられる仕事のひとつでしょう。会計原則というルールが決まっていて、このルールに基づいて数字を振り分けていく仕事ですから、AIがもっとも得意とする仕事です。記帳代行は個人事業主や零細企業に対するサービスとして大切です。ところが2年目の社員と10年のキャリアをもつ社員で処理できる件数はほとんど変わりません。しかも税理士の独占業務ではありませんから、過当競争が始まっていて、すでに利益率の高い仕事ではなく、社員の給料を上げることができません。社員が幸せにならなければ、会社は発展しないと考えるのがTOMAですので、私はむしろ記帳代行のAI化を歓迎します。AI化が進めば社員はより生産性の高いコンサルティングの仕事に注力できるからです。
 私たちのお客様である中小企業は日本に420万社以上あると言われています。その中にひとつとして同じ会社はありません。その上、経営者の「想い」も一社一社すべて異なります。中小企業の経営者は、人と人の直接のコミュニケーションを望んでいて、だからこそコンサルティングをAI化することはできません。このコンサルティングの仕事こそが税理士の魅力だと思いますね。企業の経営者と人間対人間の付き合いをして、お客様と共に悩み、自分も成長していくことができるのです。
 税理士の仕事を一言でいうと「面白い仕事」です。ひとつとして同じケースがありませんから、チャレンジの連続です。同僚や他のプロフェッショナルとチームを組み、お客様のために全力で仕事をする。お客様やチームのメンバーと苦楽を共にして、達成感を共有できたら最高ですよね。
 私たちの仕事は、経営者をはじめ経営者の家族、従業員とその家族、取引先の経営者と従業員、そしてその家族すべてに貢献できる仕事です。その前提となるのが、TOMAの社員の幸せです。幸せな社員は、お客様とその関係者すべてを幸せにできるのです。社員の幸せのために新しい働き方や働きやすい環境を提供していきます。

求められるのは、人間としての総合力

──最後に、TOMAの代表となられた市原さんのお気持ちをお聞かせください。

市原 「社員が、一度しかない人生を賭けるのに、ふさわしい会社にしたい」。私がTOMAの経営に携わる中で、折にふれて思い返す決意です。そのためには、社員が成長できること、そして、幸せを感じられることが大切だと考えています。TOMAの社員には、どこに出しても恥ずかしくない、とても優秀な人材がそろっています。新卒や未経験の若い人も、そうした先輩たちから学び、またお客様である経営者の方々から鍛えられることで、短期間で驚くほど成長することができます。私たちの仕事に求められるのは、会計や税務の専門的な知識だけでなく、人間としての総合力です。日本には一般には名前が知られていなくても、すばらしい製品やサービスを提供することで、世の中に大きな貢献をしている会社がたくさんあります。そんな会社を経営する人々のふところに飛び込み、がむしゃらに仕事に取り組む経験は、人生の大きな財産となるでしょう。また、中小企業でもグローバルに活動することが当たり前となった昨今、我々も2013年のシンガポール支店開設を皮切りに、海外の仕事にも積極的に取り組んでいます。そういった新しい分野への挑戦も、社員を大いに成長させるでしょう。TOMAではがんばった人を褒める風土があります。社員が「これをやってみたい」と自ら手を挙げたことに対して、会社が「NO」ということは基本的にありません。たとえ結果が出なかったとしても、我々はその“挑戦する意思”を尊重し、大いに奨励します。
 「人のチカラになりたい」
 「そのためにチカラを付けたい」
 そんな気持ちを抱いている人と一緒に、私も挑戦していきたいと願っています。誰かの役に立ちたいと思っている人と一緒に働きたいですね。