税理士ブログ 【財務諸表論】いよいよ学習も折り返し!
これからの学習ポイントと「強化ゼミ」の活用法

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TAC税理士講座 財務諸表論担当

藤原 宏一郎

こんにちは。財務諸表論講師の藤原です。

年明けから緊急事態宣言が発令され、前年度に引き続き本年度も厳しい状況が続いています。なかなか学習環境が整わず勉強に身が入らないという方もいらっしゃるかもしれません。

一方で、税理士試験については明るいニュースもあります。第70回本試験の合格率は簿記論が22.6%、財務諸表論が19.0%と軒並み高い数字となりました。前年度に辛抱強く勉強されていた方はしっかり合格できたようで、我々講師もホッとしています。

さて、学習の折り返しを向かえて、この時期に何をやればいいですか、という質問をよく受けます。特に会計事務所に勤務されている方は、これからの繁忙期を乗り越えるためにいま何をしておけばよいかに悩まれることでしょう。そこで、財務諸表論に合格するための王道をお伝えしましょう。

①いま力を入れるべきは?

ご存知の通り、財務諸表論の試験は理論と計算から構成されますが、いま力を入れるべきは間違いなく計算です。

理論問題は点数の取れる箇所が限られているため差がつきません。一方で、計算問題は平易な問題が出題されるため、できる人とできない人とで天と地ほどの差がつきます。

相対試験である以上、ライバルに差をつけることができる計算に力を入れて勉強するのが賢いでしょう。理論は他人に負けない答案を作ることができれば十分なのです。

②計算を得意にするには?

では、計算を得意にするにはどうすればいいか。

それはインプットとアウトプットのたゆまぬ努力ですが、このうち特に大事なのがアウトプットです。

どんなにインプットに時間を割いても、実際に問題が解けなければ意味がありません。知識を十分に仕入れてからじゃないと、不安で問題演習に手を付けられないし…という方は、プールで泳ぐケースを想像してみましょう。

腕の動かし方、筋肉の収縮、たんぱく質の成り立ち、効率的なエネルギーの取り出し方、全部インプットしてから初めて泳げるようになるわけではないですよね。むしろ実践することによって、初めて泳ぐためにはどうすればよいのかの気付きが与えられ、そこから水泳への理解も深まっていくはずです。

計算も同じように、簡単な準備運動が終わったら、すぐさま実践に移すことをおすすめします。

計算に苦手意識のある方は単に演習が足りないだけです。問題が解けるようになれば勉強が楽しくなってきて、勉強が楽しくなってくれば成績も上がってくる、この理想の循環状態を作り上げることができれば合格はもらったも同然です。

嫌いな論点を横に置いていてはいつまでたっても点数は伸びません。実践を通じて過ちを繰り返していく中で計算力は向上していくのです。

③計算のアウトプットには「強化ゼミ」を活用しよう!

いよいよ始まる『強化ゼミ』は、まさに“この実践から始めよ”にぴったりのアウトプット型のオプション講座になります。

昔やった内容はほとんど覚えてないんだけど…という方のために、『強化ゼミ』では基本事項もポイント整理という形で再掲載しています。ポイント整理を一読すればすぐに問題にあたることができるため、重要事項の確認と実践を同時に行うことができます。

また、本試験では毎年同じような問題が繰り返し出題されるため、『強化ゼミ』では、積極的に過去問を取り入れ、頻出項目のほぼ全てを網羅しています。

さらに、直近5年間でどのような論点が出題されているのか(ex貸倒引当金の表示方法、減価償却累計額の表示方法など)を分析して掲載していますので、本試験のレベルや特徴についても理解を深めることができます。

“敵を知り己を知れば百戦危うからず”です。是非、『強化ゼミ』を有効活用して、これからの勉強に役立ててください。

まだしばらく厳しい社会状況は続きそうですが、このような中でひたむきに勉強に向き合っている人から合格していきます。税理士試験合格というゴールに向けて足を進めていきましょう!

本試験に向けて強化すべき“学習項目”や“問題対応力”を短期的に取得!

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