税理士ブログ 本試験傾向と「演習ゼミ」の活用

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松井 啓太 講師

TAC税理士講座 簿記論担当


みなさん、こんにちは。学習は順調に進んでいますか?

各論点のインプットも終わりが見えてきましたね。今後は、答練等で総合問題を解く機会が多くなってきます。そこで、今回は近年の本試験傾向を踏まえた上で、総合問題を解答する際のポイントを紹介いたします。

❶近年の本試験傾向と合格点を取るためのポイント

まず、近年の簿記論の本試験傾向を確認してみましょう。

① 問題のボリュームが非常に多い。
② 問題ごとの難易度にバラツキがある。
③ 基本問題を落とすと合格ラインに達するのが難しくなる。

といった傾向があります。

この本試験傾向を踏まえて、合格点を取るためのポイントとしては、

① 解答要求の70%~80%を埋めることを心がける。
② 取捨選択の判断は素早く行う。
③ 基本問題から高い精度で解答する。

ということが挙げられます。

本試験の問題は、とにかくボリュームが多く、制限時間内にすべてを解答することは不可能と言えますので、基本問題を中心に解答要求の70%~80%を埋めることができれば十分です。また、応用問題で得点することは、非常に難しく時間もかかるため、基本問題から優先的に解答する必要があります。

なお、基本問題は確実に得点しなければなりません。ケアレスミスには注意しましょう。ケアレスミスを避けるためには、気持ちにゆとりを持たせるため、時間の確保が必要となります。その時間の確保のためには、次の2つのスピードが必要となります。

一つ目は、取捨選択のスピードです。このスピードは、数多くの総合問題に取り組むことによって、身に付けることができます。捨てる問題、後回しにする問題(いわゆる応用問題)を瞬時に判断することで、基本問題に費やす時間を捻出するのです。

二つ目は、基本問題を処理・計算するスピードです。これは普段のトレーニング(個別計算問題集)の練習量で決まります。 これらのポイントを意識して総合問題に取り組むことで、本試験で合格に近づくことができます。


❷ 総合問題への対策(演習ゼミの活用)

こうした総合問題への対応方法は、通常、5月からの直前期で養っていくことになりますが、早いうちから準備しておけば、今後の学習意識も変わり、大きなアドバンテージを得ることができます。

そこで、みなさんにオススメしたいのが「演習ゼミ」です。演習ゼミの問題は、直前期の答練レベルの問題が多く含まれており、レギュラーコースや速修コースの実力テストよりも、難易度が高くなっています。実際に取捨選択を意識する絶好の機会となり、新しい発見が盛りだくさんでしょう。特に、初受験の方にとっては良い刺激になると思われます。さらに、これまでの学習論点から網羅的に出題しますので総復習もできて効果的です。

「演習ゼミ」を受講することで、直前期までに何をすれば良いのかが、より明確になるはずです。他の受験生よりも一歩リードするため、直前期に良いスタートダッシュをかけるためにも「演習ゼミ」を活用し、本試験での合格を勝ち取りましょう!

早期に本試験を意識した学習にシフトチェンジしよう!

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