国家総合職 合格体験記

最も濃密な1年間

谷口 元軌さん

DATA BANK

内定省庁 消費者庁
出身校 法政大学 法学部
コース 法律本科生
受験区分 大卒程度 法律区分
国家総合職を目指した理由・キッカケ

生活したいと思える社会を目指して

 理由は様々ありますが、高校生の時に部活で日本各地を訪れ、自身の生活圏以外の日々の営みを知ったことが国家公務員を目指した現体験であったように思います。その後、法律を学ぶ中で日本という社会を維持し、自身の思う社会の課題を解決するためには既存の法律等に従うのみならず、社会の枠組み自体に関与したいと考えるようになり、国家総合職を志望しました。
 また、大学生の時にサークル活動で模擬裁判を行った際、自分と同世代の方々と法律論を交わし、多様な価値観に触れることの必要性を再確認しました。こうして得た自身の経験を最大限に発揮できる場として国家総合職は合致していると考えたことも志望理由の一つです。
TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ

情報の集積場

 独学では内々定を得るために十分な情報を得ることができるか不安でしたが、大学での無料ガイダンス等を通して公務員試験に関する情報が十分に集積されている場を利用するべきだと判断してTAC・Wセミナーを選びました。また、先輩や知人がTAC・Wセミナーを利用しており、信頼があったことも理由の一つです。
 特に、志望省庁別に仲間を作る機会が存在するところが嬉しかった点です。各省庁の情報や社会の課題及び解決案の検討等を一人で十分に対応することは難しいですが、同じ省庁を目指す仲間と支えあって一緒に目指すことでそれぞれを補完しあうことができました。このことは官庁訪問でも非常に役立ったと思います。
所属校舎または講師のおすすめポイント

同じ内容の講義を複数の視点から受講できる

 法律科目をわかりやすく、重要判例を個別に纏めなおしていただいたり、質問も毎回細かく答えていただけたり、非常に親身になって対応していただけます。また、各自の志望先に合わせて読んでおくべき本や知っておくべきニュース等も提示していただけるので、可能な限り対面で参加することを推奨します。
 オンラインでは辻本講師の法律科目が初学者でも十分に理解できる授業構成で、基礎・基本から講義いただけるのでおすすめです。通常講義の端々や論述講義等では判例を踏まえた上で様々な学説や通説からの考え方を提示していただけるので答案作成に非常に参考になります。二人の講師の講義を両方共に受講することで多様な見方を得ることができるので、可能であれば両講義を受けると良いと思います。
教養試験対策

取捨選択

 英語に関しては、海外のニュースのスクリプト等を読んで語彙力・読解速度を高められるように毎日1トピックを最低限読むように努めました。結果として時事問題や政策論文にも活かすことができたと思うのでおすすめです。
 数的処理に関しては、必ず解ける問題と解けないかもしれない問題とに分けて前者を優先して解答しました。自分は資料の読み取り等は時間をかければ十分に解答できましたが、初等幾何は解けないことが多かったので後回しにしました。前から順番に解こうとしないことが何よりのコツであるように思います。
 自然科学等に関しては大学受験時の知識を思い出しつつ、TAC・Wセミナーで知り合った他学部の方と会話をする中である程度絞り込める程度の知識量を確保しました。
面接・官庁訪問対策

自身の持つ軸を固めること

 最も重要なのは、自身が国家公務員(その中でも総合職)を目指す理由を明確に持つことだと思います。このことは人事院面接だけでなく官庁訪問においても何度も質問されましたので、各省庁も重要視しているものであるように感じます。また、両方共に、質問に回答すること及び聞かれていないことには答える必要性が無いことも意識すべきであるように思います。特に官庁訪問においては、その場で成長を見せることができるかがよく見られていると感じました。新しい知識を使いその場で解決案を考えられるかはこの点における見せ場であるように思います。普段から様々な人の意見を聞き、自分なりの回答を表現する訓練をすると良いと思います。
これから受験する人へアドバイス

理想主義と合理主義を併存させること

 実際に内々定を得るためには試験勉強以上に自身が夢を抱くことが重要であるように感じます。長く試験勉強をしていると次第に視野が狭まり気付かないうちに目指す省庁の政策にのみ傾倒してしまいがちですが、国家公務員は各省庁の公務員である前に国家の公務員であることを忘れないようにするべきです。自身が理想とする社会を漠然とでも良いので思い描き、公務員試験に必要な知識が実際に如何なる状況で要求されるのかといった意識を持つことが国家総合職を目指すにあたり、より必要な観点であると思います。
 勉強面においては机に向ってのインプットも重要ですが、日頃からテレビでのニュースを見たときやSNSでのトラブル等を発見した際に、自身であればどのように解決を図るかの思考トレーニングをすることがアウトプットの訓練として役に立つと思います。皆さん自身の周辺には学習に活用できる素材が沢山揃っているので最大限活用してチャレンジしてみてください!

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