国家総合職 合格体験記

自身を見つめ、成長を探り続ける

S.Oさん

DATA BANK

内定省庁 防衛省
出身校 東北大学 法学部
コース 政治・国際本科生
受験区分 大卒程度 政治・国際区分
国家総合職を目指した理由・キッカケ

 小学生の頃、地元の港には海上保安庁の艦船、石油備蓄施設があり、稀に海上自衛隊の艦船が寄港することもありました。国家総合職を志した理由はいくつもありますが、原点は、自身が身近に感じてきた海に国の安全を守るための施設や艦船が小さいころからあり、安全保障を身近に感じてきたことだと思います。

TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ

 政治国際区分の講座を提供している数少ない予備校であったからです。私は法学部でありながら、政治学や国際関係、行政学等、政治国際の大半の科目について大学の授業を取っておらず、不安がありました。しかし、TAC・Wセミナーの教材を学習することでしっかりと合格ラインを超えることができました。さらに、相談体制についても充実しており、安心して長期間に及ぶ試験勉強に臨むことができました。地方に住む学生でも、オンラインで担任講師に相談ができ、私自身何度も利用していました。政治国際区分を受ける学生の少ない私の大学でも、主に首都圏で政治国際区分を受ける予定の学生の学習の進捗の傾向を講師から伺い、参考にすることができました。

所属校舎または講師のおすすめポイント

 Web通信講座でも、充実した指導を受けることができたと感じています。Web通信講座でも、学習のペースやその時点で出来ておくべきラインを示してくださるなど、遠くにいても緊張感を持って講義を受けることができました。また、講義や過去問、答案練習に関する質問メールを何度も利用しましたが、どの先生も丁寧にご回答いただきました。質問にただ答えていただけるだけでなく、それに付随した内容や今後の学習の指針等までお示し下さり、対面で質問ができない中でも、特に不安はありませんでした。

教養試験対策

 自分にとって、基礎能力試験が試験の中で最も大きな関門でした。小学生の頃から一貫して算数・数学が苦手だった自分にとって、数的処理が大きな壁でした。もちろん、数的処理の対策に時間をかけ、何とか16問中3問程度は自力で解く力を身につけましたが、本番に向けやはり不安は残りました。そこで私が目標としたのは、「文章理解で満点を獲得すること」でした。英語や国語の苦手意識はそれほどなかったので、まずはこの目標を達成できるように力を注ぎました。本番の試験では、案の定、数的処理に全く自信を持てない出来のように感じたので、早々に数的処理を切り上げ、文章理解で満点を取れるように見直しを行いました。
 本来なら数的処理の苦手意識を克服するのが一番良いと思いますが、なかなかそうはいかない人もたくさんいるのではないかと思います。そういった方は、本番での得点配分を戦略的に構想して、自分の自信の持てるところで稼ぐことを意識するとよいのではないかと思います。

専門試験対策

 専門試験対策で気を付けた点は3点あります。まず、過去問を何度も繰り返し解くことです。特に政治学では、あまりなじみのない学者や概念の名前が問われることも多く、苦労しました。しかし、他科目もそうですが特に政治学は過去問と似た内容が問われることも多く、繰り返すほど手ごたえが高まるので、挫けず覚えるまで繰り返しましょう。
 次に、問題文全体を見渡して、明らかにおかしい選択肢を切ることができるようにすることです。私の場合、学習をしているとつい、細かい字句や表現に注意を向けてしまうことも多かったのですが、そうではなく「文章全体のニュアンス自体がおかしい」と気づけるように冷静に問題文を読むように注意していました。
 最後に、試験勉強だけでなく新聞等でニュースを日々追いかけることです。この取り組みのよいところは、まず試験勉強でインプットした知識を再確認して記憶に定着させることができることです。例えば、私の場合は国際関係で学んだ国際機構の名前を改めて新聞で読むことで、具体的にその組織が今どんな取り組みをしているのかを確認していました。こうすることで、知識を定着させるだけでなく、より発展させた形で知識をアップグレードできるように意識していました。これは、2次試験の政策論文試験でも役立ったと思います。

これから受験する人へアドバイス

 国家総合職の試験勉強は、やみくもに勉強しようとするとなかなか大変だと思います。私が意識していたのは、自分の現状を分析し、TAC・Wセミナーや内定者の方々のアドバイスを受けたうえで、これからの自分に必要なことを探すことでした。多くの人にとって国家総合職試験の学習は初めての経験であり、自分一人で対策をするのは難しいと思います。サポートしていただける方のアドバイスを最大限活用し、自分の頭で今何が必要かを戦略的に考えることで、苦しいときはあるかもしれませんが、無理なくゴールまでたどり着けるのではないかと思います。頑張りましょう!

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