不動産鑑定士 合格体験記｜磯貝　良樹さん

磯貝　良樹さん
（20代）

不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

前職では不動産の自社物件の販売活動を行っておりました。 業務をこなす中で、個人消費者向けの営業職ではなく、不動産の分野で専門家として活躍したいと考えるようになりました。 不動産鑑定士は不動産の資格の中で最高峰のものであると聞き、目指すことに決めました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

この試験は論文式試験があり、私自身これまでそのような形式の試験を受けた経験がなかったことから、答練による添削指導が不可欠だと感じ、受験指導予備校を利用することに決めました。

ＴＡＣを選んだ理由・決め手

予備校選びにおいて、私は最短距離で合格することができるかどうかを軸にしておりました。その中でTACは合格実績があることから、合格のためのノウハウを得ることができ、効率よく勉強が進められると感じました。さらに、合格者占有率も高く、そのような環境に身を置くことで自らを鼓舞し、モチベーションの維持にも繋げられると思い、TACに決めました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

一度仕事をやめ、同世代の人が活躍しているのを見て、非常に劣等感を感じていた時期と成績が伸び悩んだ時期が重なり、メンタル面でやられてしまった事がありました。 しかし、その現状は、合格を勝ち取ることでしか打ち破る事ができないと感じたため、メンタル面を切り替える事ができました。

効果的な学習方法

基本的にはＴＡＣのカリキュラムに沿って学習を進めていました。 鑑定理論、経済学は講義で配布されたレジュメ、民法、会計学は基本テキストをインプットの使用教材としていました。 答練で重要と思った部分はすべてインプット教材に転記し、情報を一元化していました。 そして、その教材を何周も回転させるという勉強法を取っていました。 アウトプット教材は鑑定理論は特効ゼミ及び答練、教養科目は答練のみを使用していました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

答練教室受講：解説授業の後に講師の方が質問する機会を設けてくれていたので、不明点を残さずに取り組む事ができました。 自習室：他資格の人もいるが、同じ志を持った人だけがいる自習室というのは独特であり、非常に集中して学習に取り組む事が出来ました。

ＴＡＣを受講して良かった点①（講師について）

毎授業後に講師の方が質問対応してくださる点が良かったです。 不明点はもちろんのこと、なんとなく理解できている部分についても、この理解で大丈夫かどうか講師に質問することで、あいまいな理解の部分も解消することができました。

ＴＡＣを受講して良かった点②（教材（答練・テキスト等）について）

経済学の教材は講師のレジュメを使用していました。 数学が苦手な私にとっては、必要最低限の時間で経済学を合格レベルまで引き上げることができたので良かったです。

ＴＡＣを受講して良かった点③（カリキュラムについて）

基本講義が終わった後、基本的に毎週答練があったので、ペースメーカーとしても活用することができ、良かったです。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

TAC模試の上位者の合格率を聞き、模試で上位を取ることが一つのモチベーションになっていました。 それもあり、答練にはない緊張感で臨むことができ、良かったです。 また、本番と同じスケジュールで受験することで、本番のスケジュール感もわかることができました。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

鑑定理論 論文特効ゼミ：これは必須で受講したほうがいいと思います。高橋先生監修の問題集をひたすら回していました。本試験では１章の問題が出ましたが、問題集に載っている内容でしたのでひるむことなく、試験に臨むことができ、本当に良かったです。

直前期の過ごし方

直前期はさらに覚える内容を増やすということはせず、これまで覚えてきた内容を維持するという記憶のメンテナンスに徹していました。 また、過去の答練や特効ゼミを問題だけ見て、頭の中で答案構成をして、高速回転させていました。

本試験当日のエピソード

本試験当日は終わった科目のことを振り返らないことと翌日に疲れを持ち越さないことだけは徹底していました。 そのため、普段使用していたSNSをアンインストールし、外部からの情報を遮断しました。 また、会場近くのホテルに泊まり、大浴場にしっかりと入ることでリラックスして過ごしていました。

これから目指す方への応援メッセージ

私はこの試験は非常に勉強時間を要する試験だと思っています。 また、実力がついたと実感するまでにも非常に時間がかかるので、モチベーションの維持が大変だと思います。 しかし、合格した先の未来は明るいので、自分に負けずに頑張ってください！

合格者インタビュー