外交官(外務省専門職)合格体験記

経歴より熱意が大切

足立 巧海さん

DATA BANK

研修語 ドイツ語
出身校 関西学院大学 文学部(卒業)
合格年度 2023年度
選択科目 憲法
私の生涯

 外交官と聞くとどのようなイメージを持たれるでしょうか。全員超高学歴のエリートで幼い頃から外国語に触れているような人が外交官になるといったイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。私はそういったイメージを持っていました(笑)。しかし、蓋を開けてみると、案外様々なバックグラウンドを持った人がいるのが外交官のような気がしました。ここでは、特に私がどんな人だったかを軽く見てみたいと思います。まず、私は一人っ子で両親が純日本人のごくごく一般的な家庭で育ちました。特に小学校、中学校でお受験をするわけでもなく、小学校の時は学校から帰れば漫画(かりあげクンやドラえもんなど)を1日中読み、中学校の時は帰宅後ずっとパズドラをしているような学生でした。中学まで全く勉強なんてせず、高校は辛うじて地域で下から数えた方が早い偏差値の高校に進学しました。しかし、ここでなぜか英語だけに燃え、狂ったように毎日英語の学習をし始めました。そして晴れて高校2年生の時に英検準1級を取得するまでになりました。ここから勉強そのものに対する態度が大きく変わり、大学受験では関西でもそこそこの所に進学でき、今に至ります。もしかすると、これを読んでいる人の中には私に似た境遇の人がいるのかもしれません。しかし、私のような人でも熱意があればしっかりと外務省専門職の試験を最終合格までできているので、決して他の受験生とのギャップを感じることなく頑張ってください。

志望理由:自国のことが好きな自分に響いた

 私の場合は、ずっと前から外交官になりたかったというわけではなく、この職業を知ったのが大学に入ってからでした。以前から「外交官」という言葉は耳にしたことがありましたが、実際に何をやっているのか全く分かっておらず、なんとなくGoogleで意味を調べてみたことから始まります。調べてみると、世界を舞台にして国を代表しながら国益を追求する公務員とあり、自国のことが好きな自分に響く文章でした。調べる前はといえば、このようなことは政治家がすることであってまさか公務員としてこのような仕事ができるものと思ってもいなかったので、この頃から外交官を意識し始めたのを覚えています。さて、外交官になろうと思い立ったわけですが、外交官になるには国家総合職か外務省専門職の試験に合格する必要があり、私は専門家になりたいと思ったため外務省専門職を選びました。

TAC・Wセミナーを選んだ理由:圧倒的な合格者占有率

 実は今回の受験が2回目でした。1回目は別の予備校に通っており、その時は1次試験で敗北しました。しかし、すでに外交官への思いが燃え上がっていたので再受験をすぐに決めました。2回目では合格者占有率が圧倒的なTAC・Wセミナーで学習することにしました。2回目の受験では予備校に行かずに独学で挑戦することも考えましたが、結局のところ外務省専門職試験は相対評価なので皆が書けるような内容を書けなければなかなか合格できない試験でもあり、TAC・Wセミナーでの再受験を決断しました。

科目別試験対策:憲法

試験では憲法を選択しました。憲法は多くの人が頭を悩ませる科目であると聞いていましたが、私の場合は楽しんで学習できたのではないかと思っています。最近の憲法の試験では事例問題が出題されるようになっていますが、憲法の事例問題はほぼ全ての問題に共通する「型」が決まっています。これをいかに早く書けるようにしておけるかで、今後の憲法に使う学習時間を節約できるかが決まってくると思います。ここではあまり詳しく述べることができませんが、私は司法試験で頻繁に使われる型を習得して論文試験を練習していました。調べたら出てくるので、一度目を通してみるのもいいかもしれません。

科目別試験対策:外国語

 外務省専門職試験では大量の翻訳課題が出題されます。ここではおすすめの学習方法を紹介したいと思います。私は外国語試験にあまり時間を使っていませんでしたが、比較的楽にできたと自負しています。そこで私がやっていた学習は、『英検1級パス単』の例文と単語暗記アプリを使って、自分が見ずに書けそうにない表現や単語を単語帳から探してアプリに「日本語」を表に、「英語」を裏に打ち込んでいくというものでした。そしてこれをひたすら覚えこんで、たまにニュース記事を翻訳してみるなどしていました。この時、なるべく覚えた表現を使うようにして翻訳を練習していきました。作成したカードの数は500個ほどでしたが、全てが本試験で書く可能性のある表現・単語なのでかなり効果的な学習になっていたと思います。実際、本試験でもこのカードの中からかなりの表現・単語を使う機会があったので、学習方法としては間違っていなかったと実感しています。

モチベーション維持:外交官の動画を見る

 外務省専門職試験では、特に専門科目の学習が大変だと思います。そんな中で、いかに私がモチベーションを維持したかについてお話ししたいと思います。私の場合は、何度も何度もYouTubeで外交官の動画を見ることでモチベーションを保っていました。特に私のお気に入りの動画は、とあるニュース番組に取り上げられていたアメリカ人外交官への密着動画です。今でもYouTubeにあがっていると思いますので見てみてください。

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