外交官<外務省専門職>の試験制度を
わかりやすく解説!

外交官(外務省専門職員)になるには、どんな試験を突破する必要があるの?試験の科目や難易度は?日程は?外国語試験はどんな出題形式?
ここでは本試験の流れに沿って、各科目の詳細やポイントをご説明します。
※試験日程・概要は2023年度試験のものです。受験の際は最新の試験案内をご自身でご確認ください。

受験資格

「年齢要件」と「国籍要件」のみです。
1)21歳以上30歳未満の者
2)21歳未満の者で下記のア・イに掲げる者
ア. 大学を卒業した者若しくは試験年度の3月までに大学を卒業する見込みの者、又は人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
イ. 短期大学若しくは高等専門学校を卒業した者、試験年度の3月までに短期大学若しくは高等専門学校を卒業する見込みの者、又は人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
※上記の1、2に加えて「日本国籍のみを保持していること」が条件となります。

試験の流れと内容

外交官(外務省専門職)試験は(1)1次試験が2日連続で実施される点、(2)筆記試験は基礎能力試験(教養択一試験)以外はすべて記述形式で出題されるという点で、他の公務員試験とは異なっています。

1次試験 <6/10(土)・6/11(日)>


専門試験
(記述式)


国際法(必須)、憲法・経済学(1科目選択式)の記述試験です。各科目2時間ずつ、合計4時間に及ぶ試験です。各科目3題が出題され、科目ごとに2題を選択する形式になっています。
記述試験は知識のみで解答できる多肢選択式とは異なり、「論述する能力」が求められます。

★ココがPoint!★
TAC・Wセミナーでは基礎編・応用編・直前編の3段階式講義を通じて3科目の知識をしっかりとインプットすることができます。また、演習・答練を通じて解答用紙の使い方や解答の分量、文体などの記述の基礎知識を学びながら、講義でインプットした知識を生かして合格答案を作成する力を身につけることができます。



時事論文試験
(記述式)


「時事問題についての筆記試験」が1時間30分で1題出題されます。外交や国際情勢に関するテーマが出題されることが多いです。

★ココがPoint!★
TAC・Wセミナーの専門科目(国際法・憲法・経済学)の講義をしっかりとインプットすることで、科目それぞれの知識が連動し、外交・国際情勢についての知識や解答の感覚を身につけることができます。また、出題が予想される分野は講義で詳しく解説していきます。



基礎能力試験
(多肢選択式)


五肢択一式の試験で、同日に行われる国家一般職(大卒)試験と共通の問題が出ます。2時間20分で40題を解答します。一般知能分野(数的処理・文章理解)と一般知識分野(社会科学・人文科学・自然科学・時事)が出題されます。
【科目の内訳】
一般知能分野:数的処理[数的推理・判断推理・空間把握・資料解釈](16題)・文章理解[現代文・英文](11題)
一般知識分野:社会科学(3題)・人文科学(4題)・自然科学(3題)・時事(3題)

基礎能力試験の問題の内訳は、一般知能分野が68%(40題中27題)、一般知識分野が32%(40題中13題)と、知能分野の比重が大きい試験となっています。知能分野は長期のトレーニングによって点数が伸びる科目ですので、早期の学習開始がポイントになります。相対的に重要性が低い知識分野は、頻出分野を見極めて、効率的に学習を進めましょう。

★ココがPoint!★
2024(令和6)年試験より基礎能力試験の見直しが行われることが人事院より発表されました。現行の【40題/2時間20分】の試験から【30題/1時間50分】の試験へと変更になります。とはいえ、知能分野、特に「数的処理」が重要な科目であることは変わりません。TAC・Wセミナーでは、本試験での得点力を最優先した効率的な講義を実施します。不要な部分を大胆にカットし、頻出部分の重点学習を行います。初学者向けのコースには、数的処理の入門講義が含まれておりますので、数学に抵抗感のある方も安心して学習を始めていただくことができます。



外国語試験
(記述式)


和文外国語訳が2題、外国語文和訳が2題、計4題が出題されます。解答時間は2時間です。
好きな言語を1ヵ国語選択することができますが、ここで選択した言語は2次試験(人物試験)の外国語試験においても使用する言語となるため、翻訳・会話の両方で使える言語を選択する必要があります。
※なお、試験合格後に決定される研修語(採用後に担当する言語)と外国語試験で選択する言語との関連性はありません。

<選択できる言語>
英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、アラビア語、ペルシャ語、ミャンマー語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、中国語、朝鮮語のうちから1ヵ国語を選択。

★ココがPoint!★
TAC・Wセミナーの英語試験対策では、過去問や予想問題に取り組みながら、出題傾向に即した英訳・和訳のコツをマスターします。講義や演習を通じて頻出テーマである「時事問題」や「外交関連」の文章に見られる、独特の言い回しと特殊な単語に対する対応力も向上させることができます。


1次試験合格発表<7/10(月)>

2次試験<7/25(火)~8/3(木)の指定される日時>


人物試験
外国語試験
身体検査


<個別面接>試験時間:10分~20分程度
志望動機(なぜ外交官なのか)や、担当したい言語・国・分野(外交官になって何がしたいのか)などを、面接官とコミュニケーションしながら伝えます。自己PR力が問われる試験です。
1回目:4対1の面接/2回目:5対1の面接
※日本語で実施されます。

<グループ討議>試験時間:30分程度
8~10人のグループで与えられたテーマについて討論します。

<外国語試験>試験時間:15分程度
2対1で外国語の面接を行います。1次試験で選択した言語で実施されます。

<身体検査>
胸部エックス線撮影などを含む一般的な身体検査を行います。

★ココがPoint!★
TAC・Wセミナーの面接対策では、過去の受験生から集めた生の声を基に人物評価のプロセスや注意点を解説します。また、面接カードの記入方法や自己PRの方法なども受講生一人ひとりに合わせてきめ細やかな指導を行います。さらに、模擬面接や模擬英語面接、模擬グループ討議も実施しますので、本番さながらのシミュレーションを行った上で本番に臨むことができます。


最終合格発表<8/23(水)>

外務省から最終選考に残った旨の電話があり、後日、外務省にて意思確認と研修語の通知が行われます。

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