どんな人が合格しているの?
外交官<外務省専門職>の合格者データを分析!
外交官(外務省専門職)試験の合格者数は?20代後半でも受かるの?学歴は?受験言語は?
試験に挑戦するにあたって気になるアレコレを、過去の合格者データを紐解きながら分析します!
過去5年間の採用状況
年度【採用予定者数】 | 1次受験者数 | 最終合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
2019年度【50】 |
253(132) |
48(25) |
5.3 |
2020年度【50】 |
217(107) |
51(23) |
4.3 |
2021年度【50】 |
248(142) |
52(31) |
4.8 |
2022年度【50】 |
233(130) |
55(30) |
4.2 |
2023年度【50】 |
195(106) |
60(35) |
3.25 |
( )内は女性内数
倍率=(1次受験者数/最終合格者数)
年齢別合格者数(2023年度)
合格者の年齢は21歳から29歳まで万遍なく広がっており、年齢による合否へ影響は確認できません。毎年の合格者には、現役の大学生、大学院生、民間企業経験者、再受験者など、様々な経歴の方がいますが、それぞれの経験や環境の中で最善の努力をすれば、年齢に関係なく合格できる公平な試験であるといえます。
年齢 | 合格者数 |
---|---|
21歳 | 16(12) |
22歳 | 23(12) |
23歳 | 4(2) |
24歳 | 4(4) |
25歳 | 3(1) |
26歳 | 5(2) |
27歳 | 1(0) |
28歳 | 2(1) |
29歳 | 2(1) |
( )内は女性内数
合格者の学歴(2023年度)
合格者の学歴別内訳をみると、大学卒業後に合格された方が3分の1を占めています。民間企業での勤務経験者は、積極的に社会人経験をアピールして合格をつかみ取りましょう。
合格者の受験言語(2023年度)
合格者の受験言語は8割以上が英語です。受験言語と合格後に割り振られる研修語には関連性がないため、英語以外の言語ができる受験生も、受験戦略上、合格者の多い英語を選択する方が大半です。「受験言語は英語、研修語はフランス語」といった例はめずらしくありません。
研修語の募集実績表
合格者の研修語(採用後に担当する外国語)は、概ね下記の外国語から選ばれます。募集される研修語は年により異なります。英語や中国語などは毎年募集がありますが、希少言語については募集がない年もあります。また言語によっては募集があっても採用がなかったり、逆に、募集がなかった言語が研修語になる場合もあるようです。
募集言語名 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|
アラビア語 | ○ |
○ |
○ |
イタリア語 | ○ |
||
インドネシア語 | ○ |
○ |
○ |
ウクライナ語 | ○ |
||
ウルドゥー語 | ○ |
||
オランダ語 | ○ |
||
カンボジア語 | ○ |
||
ギリシャ語 | ○ |
||
クロアチア語 | |||
シンハラ語 | ○ |
||
スウェーデン語 | ○ |
||
スペイン語 | ○ |
○ |
○ |
スロバキア語 | |||
スロベニア語 | ○ |
||
スワヒリ語 | ○ |
○ |
|
セルビア語 | ○ |
||
タイ語 | ○ |
○ |
|
タガログ語 | |||
チェコ語 | ○ |
||
デンマーク語 | ○ |
||
ドイツ語 | ○ |
○ |
○ |
トルコ語 | ○ |
○ |
○ |
トルコ・カザフ語 | |||
ノルウェー語 | |||
ハンガリー語 | ○ |
||
ヒンディー語 | ○ |
||
フィリピノ語 | ○ |
||
フィンランド語 | ○ |
||
フランス語 | ○ |
○ |
○ |
ブルガリア語 | ○ |
||
ベトナム語 | ○ |
○ |
○ |
ヘブライ語 | |||
ペルシャ語 | ○ |
○ |
|
ベンガル語 | ○ |
||
ポーランド語 | ○ |
||
ポルトガル語 | ○ |
○ |
○ |
マレー語 | |||
ミャンマー語 | ○ |
||
モンゴル語 | ○ |
||
ラオス語 | ○ |
||
ルーマニア語 | ○ |
||
ロシア・ウクライナ語 | |||
ロシア語 | ○ |
○ |
○ |
英語 | ○ |
○ |
○ |
中国語 | ○ |
○ |
○ |
朝鮮語 | ○ |
○ |
○ |
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