外交官(外務省専門職)合格体験記

最後に勝つのは心の強さ

相馬 堅志朗さん

DATA BANK

研修語 チェコ語
出身校 創価大学 国際教養学部(在学中合格)
合格年度 2023年度
選択科目 憲法
志望理由:第二の故郷・中東欧地域を求めて

 中学1年生の夏からチェコ共和国で暮らしました。ヨーロッパでの生活が初めてだった私は、様々な不安を抱えながらプラハ日本人学校に通っていました。しかし、現地のチェコ人は弱冠13歳の日本人中学生を優しく迎え入れてくれ、ほとんど怖い思いをせず帰国できました。また、多感な時期に、チェコ共和国成立の歴史に、文化や民族的アイデンティティが強く関係したことを学び、日本とは違う国家観に衝撃を受けました。
 大学では、国際教養学部で様々な分野について学ぶ中で、自分の専門性は何かということがわからなくなり、将来について思い悩みました。そこで自分のアイデンティティに立ち返る中で、日チェコ関係に関心・知識があり、かつパッションのある人間は同世代では自分以外にほとんどいないのではないかと気づきました。そのような中、ロシアによるウクライナ侵略が起き、チェコ共和国にも多くの避難民が流れ込みました。不安定化する中東欧地域の状況を見て、自分に何ができるか考えた結果、現地で実際に物事を見て・聞いて、出来事を分析し、民衆のために活かしていくことが性に合っていると感じ、外務省専門職試験の受験を決断しました。

TAC・Wセミナーを選んだ理由:体系化されたメソッド

 法学部生ではない自分にとって国際法と憲法は初学となりました。その中で、「最もわかりやすく、学習法も明確に示してくれるのはTAC・Wセミナーだよ」との大学の先輩からの言葉を鵜呑みにして、入会しました。実際に講義ペースもちょうどよく、論文答練もあるため、アウトプット・インプットともに効率的に学習できました。また、月1回のカウンセリングで、担任の井能講師が学習の進捗状況を親身に聞いてくださり、次の1か月何をするべきか明確にしてくださったことも、通信生にとって非常に助かりました。

周りの合格者と話して気づいたこと:暗記型より理解型という人に伝えたい!!

 暗記が得意な人は、徹底的に授業でやった答案やテキストの論証を覚えきった人が合格しました。しかし、私は暗記がめっぽう苦手で、最後まで1つの論証も覚えませんでした。しかし、代わりに判例と国際法・憲法がどう関連しているのか、わからないことを徹底的に質問するようにしていました。理解型の人にとっては、1つの「わからない」が命取りです。講義の時に抱いた、「なんで?」の感性を大切にし、積極的に質問するようにしましょう!どんな質問にも誠実に答えてくださる講師ばかりですよ!

担任講師の紹介:もはや恐怖!驚異の的中率!!

 担任の井能講師(国際法)は、出題者の専門分野や著作、近年ホットな国際・国内問題に至るまでを分析し、予想問題を作っておられます。その結果、本試験でもほぼ類問と言っていいほどの問題が出たり、少なくとも講義で学んだ内容が出たりと、TAC・Wセミナーで学んでよかったと、日々感じています。

持つべきメンタリティ:一種の開き直りと強い意志

 開き直りと強い意志は矛盾しているように思われますが、コインの表と裏のような関係です。外務省専門職試験は、大学の講義とは異なり、ここまで学習すればよいスコアが取れるという明確なベンチマークがありません。そんな時、「絶対に受かる!!」という強い意志・確信を貫くには、ある種の開き直りが必要です。つまり、「TAC・Wセミナー生が解けない問題はみんな解けない!!」と信じることです。私はこれを合格者の先輩から実際に聞いて、心が軽くなりました。上述の通り、TAC・Wセミナーは最強の講師陣を擁しています。その講師陣が予想できない問題は、必然的にほかの受験生にとっても難問になります。当然、その中で突き抜けてやるという野心は大事ですが、試験中混乱して本来のパフォーマンスを出せないことがないよう、持ち合わせておくべきメンタリティであると思います。

続・持つべきメンタリティ:最後は気持ちで持っていけ!!

 一緒に受験した親友と語り合った結論は、今年しかないと決めて最後まで学習を続けた人が最後に合格を勝ち取っているということです。実際、チェコ語が募集言語になるのは10年以上ぶりで、今回ダメだったら、次はないぞ!!と思うことで、講義や論文答練に一層身が入りました。誰しも莫大な知識をインプットする中で、今年だめでも来年があるという投げやりな気持ちが顔をのぞかせます。しかし、それは「開き直り」ではありません。自分の中で譲れない軸をもち、絶対に今年受かってやるという一念を貫くことで、最後の1か月で自分でも体験したことがない成長を実感できるはずです!

衝撃のカミングアウト:直前の公開模試の点数が…

 ぶっちゃけると、国際法の1問目が4/50でした。やばいですよね。本当に。しかし、合格者の中でも公開模試で惨憺たる結果を取っていた人、結構いたんです。だから低い点でも全く気にするな!というのは楽観的過ぎるわけですが、本試験で自分が間違えるはずだったところが事前に分かったとポジティブにとらえることにしましょう。 最後に、『赤毛のアン』の好きな言葉を引きます。
「一人の人間がする間違いには限りがあるに違いないわ。だからいくらあたしだって、し尽くしてしまえばそれでおしまいよ。」
 大事なのは、同じ間違いを繰り返さないことです。気負いすぎず、最後まで確固たる信念をもって頑張ってください!!

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