外交官(外務省専門職)合格体験記

これまでの人生をぶつけた試験

佐野 帆奈美さん

DATA BANK

研修語 ルーマニア語
出身校 早稲田大学 国際教養学部(在学中合格)
合格年度 2023年度
選択科目 憲法
志望理由:日本を好きな人を増やし、日本人が誇りに思える日本をつくりたい!

 私が外務省専門職員を目指した最初のきっかけは、高校生の時に3週間オーストラリアにホームステイして、日本が海外の方に大変興味を持たれていること、世界がとても広いことに感動と衝撃を覚え、将来は日本の良さを海外に広めていけるような職業に就きたいと思ったことです。大学に入学し、民間企業に就職することも考え就活も行いましたが、何十社と企業を見る中でも、やはり国の立場からしか根本的に日本人や日本企業の活動を支えプレゼンス向上に取り組むことはできないと考えました。また、アイスランド留学を通して欧州での日本の認知度をより向上させたいと考えたこと、人があまり学ばないような言語が好きなこと、ウクライナから避難してきた学生との関わりを通じ、日本人にとって当たり前の平和に貢献したいと考えたことから、外務省専門職でしか私のやりたいことはできない!と考え受験しました。

TAC・Wセミナーを選んだ理由:合格実績に基づく情報量!

 外務省専門職受験を決意した留学後の私はすぐにTAC・Wセミナーに向かいました。圧倒的な合格実績にここしかない!と確信し、合格後の今、TAC・Wセミナーを選んだ過去の自分を抱きしめてあげたいくらいです(笑)。合格実績が高いということは、カリキュラムやテキストの充実度、2次試験対策の的確さに加え、情報量が桁違いということだと考えました。外務省専門職試験はなかなか情報が手に入れにくい試験だと思います。実際に情報量がものを言う2次試験では、他の受験生と一緒に対策を進めることができたので、本番では安心感を持って自分自身の力を出し切ることができました!また、合格者アドバイザーに試験対策を相談できることも大きな強みだと思います。実際に受験を経験した方々なので、受講生視点からのアドバイスにも大変助けられました!

合格を掴み取れた理由:仲間(将来の同期)の存在

 私はずっとオンラインで受講していたので、試験と同じように問題演習をする時期(2月から4月、論文答練期と呼ばれます)まで外務省専門職試験を受験する友人や知り合いは存在しませんでした。しかし論文答練期になって、声をかけてくれた受講生がいました。1次試験本番でも先ほどの声をかけてくれた子とお互いに励まし合い、終わった後は(手応えはどうであれ)とりあえず難解な専門科目(国際法、憲法)と膨大な量の基礎能力試験、何が出るかわからないブラックボックスのような時事論文、近年量が増え続ける外国語試験が終了したことの喜びを分かち合いました(笑)。2次試験対策も他の受講生と行う中で客観的なアドバイスをもらったり励まし合ったりすることができ、自分ではわからない癖や話し方、話の内容をブラッシュアップすることができました。将来の同期となる他の受講生と切磋琢磨し合った日々は、私にとってこの試験で得たかけがえのない財産だと思います。

失敗談:お手本ではない受験生活

 合格したとはいえ、私の受験勉強はお手本のようなものではありませんでした。留学後の7月に受講を決めTAC・Wセミナーに入会したものの、1月時点で国際法少しの受講のみ。もういいや、と投げ出しそうになりましたが、ここで諦めたら一生後悔する、と自身に喝を入れ、2月から始まる論文答練期の最初の論文答練に向かいました。教室に着いても何もわからないのに来た意味あるのかな、みんな頭良さそうだな、といたたまれない気持ちになりながら論文答練を受けました。もちろん良い出来ではなかったのですが、それまでの持てる知識を使って論文答練を乗り切ったことで腹を括るスイッチが入り、講義の受講を一気に進め、時間を割く学習法(書いて覚えるなど)を徹底的に避け、取捨選択をしながら暗記と問題演習に主軸を置いた学習を始めました。受験勉強を始めるのが遅い人の最大のビハインドは、学習法の試行錯誤ができないことだと上記のような受験生活を送った私は思います。私自身、学習法が見つからず何度も変え、学習が先に進まない、そして焦る、という負のループで時間を無駄にしました。早くから学習を始めていた人は自分に合った学習法が見つかるまで試行錯誤し、見つかればあとは進むだけ、という学習ができますが、私のようなギリギリの場合、試行錯誤ができず時間が過ぎていくため大事なのは一度決めたら貫き通すことです。私のような受験生にならないよう気をつけてください(笑)

最後に:十人十色

 先述のように私の受験生活は散々なものでしたし、1次試験合格後の2次試験の対策の中でも他の受講生はみんなすごいな、と考え私なんかが受かるのかな、とばかり思っていました。1次試験では受験番号を間違ったかも、2次試験では面接官からの質問に対して論点がずれていたかも、など何回も不安になりました。未来の受験生で、私のように不安になる方、受講が思うように進まない方もたくさんいると思います。しかし、絶対に最後まで諦めないでほしいです。外務省専門職試験は人物試験が最大の配点を占め、外務省が人物を重視して採用していることがわかります。私自身も1回目の面接で上手くいかなかったと自身で思っていたため、2回目の面接では外交官という職業に対する思い、これまでの人生の中で私はどんなことを考えてきたのか、ということを的確に伝えることができるように修正して臨みました。それが伝わって春からはずっと夢だった外交官の卵になることができます。一人ひとりの魅力を最大限発揮することが、「外交は人だ」と言う外交官である面接官の方々に一緒に働きたいと思ってもらえる近道だと思います。

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