外交官(外務省専門)合格体験記

民間企業から外交官へ

蟹江 祐太朗さん

DATA BANK

研修語 朝鮮語
出身校 同志社大学 文学部 (卒業)
合格年度 2022年度
選択科目 憲法
志望動機:日本・国際社会の問題解決に寄与したい

 高校時代、中国の抗日運動の報道に対し、私の友人の多くは中国に悪印象を抱いていました。一方、中国留学で、中国人が日本文化や日本人の性格に好印象を抱いていると気づき、相互理解の鍵は、人的交流や広報活動だと感じました。民主主義国に対する信頼や、日本を取り巻く安全保障の問題が叫ばれる今日、個人・企業・政府それぞれにおいて相互理解を促進することが、日本の領土・安全保障・国際社会における地位向上等の諸問題の改善に必要と考えます。そこで、私は、このような取組みの最前線で貢献することを望み外務省専門職を志望しました。

TAC・Wセミナーを選んだ理由:合格実績と分かりやすい説明が決め手

 外務省専門職に興味を持って、どのように皆試験を突破するのだろう、と調べているとTAC・Wセミナーの合格者占有率が約90%と圧倒的であることが分かりました。そのうえで、一度説明を聞きたい、と早稲田校に行き、TAC職員の方に合格までの道程を説明していただきました。私の年齢(当時27歳)、社会人であること、ほぼ8月からのスタート、語学力等の状況をふまえて、丁寧でわかりやすい説明をいただき、今まで不明瞭だった外専合格までの道筋が一気に具体化し、自分がこれからどのように勉強を進めれば良いかが鮮明になりました!このように、自分の抱える不安を解消して、導いてくれるわかりやすい説明と確かな実績が決め手となり、TAC・Wセミナーを選びました。

私の教養試験対策:毎日数処と何か1、2科目!

 私は、勉強開始前から数的処理に苦手意識がありました。しかし、基礎能力試験は国際法・選択科目等と同様に重要であり、その中で最も問題数が多いのが数的処理です。そこで、毎日1時間必ず問題に取り組む時間を設けていました。また、日本史・世界史・地理・思想・政治&社会・法律・経済・生物・物理・化学(物理・化学は知識系だけ)を1週間で必ず全科目10から20問以上は取り組めるように時間設定し、問題集を最低3周しました。本番では苦手科目を作らないことが大切だと思います。自分の得意・不得意を考えた上で、自分に合った取り組み方を年明けくらいに見つけられていれば十分基礎能力試験には対応できると感じました。

初学でも大丈夫!!

 私には1次試験日まで大体10か月の学習期間がありました。学習開始時点で、国際法・憲法やその他教養科目の多くは初めて学習する科目で、間に合うのか不安もありました。しかし、それぞれの科目の講師がその不安をしっかり取り除いてくれました。基礎知識はもちろん、近年の出題傾向や時事を踏まえて試験に出る可能性の高い項目をしっかり教えてくださいます。これにより、初学でも、基本を押さえたうえで、特にどの項目に注力すべきかを考えて学習することが出来るようになりました。初学で学習期間が短くても、重要ポイントを優先して学習出来れば十分戦えること間違いありません。

社会人時代と退職後:一日のスケジュールを紹介!

 私が受験を決めた時の社会的地位は、27歳(28歳の年)、飲食店に対し、ワインを商材として営業活動している社会人でした。ここでは、①TAC・Wセミナー入会~退職前(11月末)と②退職後の勉強スケジュール(平日)を簡単に紹介します。
 ①5時起床→5時半~6時半(通勤中に英単語)→6時50分~17時15分ごろ(仕事)→18時半ごろ(時論公論を見ながら帰宅)→19時半(ご飯休憩)→20時~22時半(1講座受講+その復習)→22時半~23時半(数的処理)→0時~5時(睡眠)。
 ②6時50分起床→7時~8時(数的処理)→8時半~9時50分(英語)→10時~12時(国際法or憲法)→13時~15時半(1講座受講+その復習)→16時~18時(国際法or憲法)→ご飯休憩等→20時~21時(やり足りないと感じた科目やスケジュールの見直し)→21時~22時半(基礎能力試験科目を2~3科目)→23時~23時20分(時論公論)→0時ごろ(就寝)。
 基本的にはこのスケジュールをこなしていました。しかし、疲れた時は2時間勉強時間として確保して、遊ぶ・寝る等、ストレス発散していました。これはあくまでも私の生活リズムに適したスケジュールです。勉強する中で自分に合った勉強計画がわかってくると思うので、都度練り直しながら自分のスケジュールを確立していくことが大事だと思います!

社会人って不利?:必ずしも不利ではない。2次試験ではアピールポイントに!

 「社会人って勉強時間が取れなくて、1次試験突破が難しくないか」、2次試験の面接でも、「なんで初めから外務省を目指さなかったか」「また転職しようとするのでは」と聞かれたりして難しそう、といった考えがあると思います。少なくとも私は受験前までそう思っていました。確かに、社会人生活で時間的不利はあるかもしれません。実際私は、社会人生活中は隙間時間や自宅での休憩時間・睡眠時間を削って勉強していたので、体力的なつらさはありました。しかし、2次試験の面接では社会人であることはむしろプラスに働くと考えています。①働きながら勉強→時間の使い方や体力、②仕事経験→他の人にはない自分の強み、といったアピールポイントに変換できるからです。さらに言えば、社会人には大体、「なぜ転職を考えたのか」「なぜその会社に入ったのか」のような定番質問が来ると思います。ほぼ確実に来るとわかっている質問が1~2問わかっているだけでも、面接に有利だと思いませんか?社会人経験は受験においても強み足りうるのです。

蟹江さんが受講していたコースは・・・
 選択科目を絞って効率的に学習!「セレクト憲法本科生」

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