外交官(外務省専門)合格体験記

最後まであきらめずにつかんだ夢

T. Sさん

DATA BANK

研修語 中国語
出身校 大阪大学 外国語学部 (在学中合格)
合格年度 2022年度
選択科目 憲法
志望動機:高校時代からの夢

 「外交官」という職業を知ったのは高校生の時です。外国語を活かし、何よりも生まれ育った日本のために全身全霊で世界を舞台に働く仕事に大きな魅力を感じました。様々な国の学生と交流する中で、外国語を使う楽しさを覚えたと同時に、自らが日本人であることを強く意識するようになり、日本のために国際社会で働きたいと考えるようになりました。英語以外にも自分の強みとなる外国語を身につけたいと大学では中国語を専攻しました。中国語の学習を通して中華圏の学生と交流を重ねるうちに、中国語を武器に、日本と中華圏の架け橋のような外交官になりたいと考え、中国語担当の外務省専門職員を志望するにいたりました。

受験生活を振り返って:何度もあきらめかけた受験

 大学3年生の時からTAC・Wセミナーに入会し、外務省専門職に向けて受験勉強を始めました。ネット配信の講義を黙々と受けていたのですが、最初は学習すべき科目数に圧倒され、正直、自分の勉強サイクルを確立できませんでした。それでも計画を何度も作り直しながら、日々机に向かって勉強を続けました。しかし特に苦手科目は一向に成績が伸びず、もどかしい思いでいっぱいでした。自宅から一人で配信講義を受けていた私には受験生の友人もおらず、その悩みもなかなか相談できず、「もう受験はやめようかな」と何度も思うことがありました。しかし、そんな時こそ、「初心忘るべからず」の精神で、なぜ外交官を志したのか振り返ったり、励ましソングを聴いたりして、自らを奮い立たせていました。正直、それで気持ちを全て切り替えられたわけではありません。辛いときは全く勉強しない日もありました。しかし、休んだら、また机に戻って勉強を続けられたことが今振り返ると大きかったと考えています。今、受験勉強をされている皆さんもきっと同じような壁にぶつかることがあると思います。少しサボってしまったぐらいどうってことありません。自分を責めず、休んだ後にどう行動すべきか考え、少しずつでいいので勉強を続けてください。そして悩みや不安があれば一人で抱えこまず、周りの人にぜひ話してみてください。

TAC・Wセミナーの良かった点:安心して学習できるカリキュラムと充実の二次試験対策

 TAC・Wセミナーの強みはたくさんありますが、ここでは2点取り上げます。
 1点目は通信生も安心して学習できるカリキュラムです。私の場合一次試験対策はほぼ100%自宅で行い、TAC・Wセミナーの校舎に通ったのはホームルームや答練など数えるくらいです。私のように校舎が遠く、通学に時間をかけられないような人にとっても安心して、自分のペースで学習できる環境がTAC・Wセミナーには整っています。
 2点目は二次試験対策(面接・グループ討議・外国語面接など)です。前述した通り、私は一次試験終了後まではほとんど受験生の知り合いがいませんでした。しかし、一次試験後は自主ゼミを組み、TAC・Wセミナー生同士で面接やグループ討議の練習を重ねることができました。講師が「ダイアモンドはダイアモンドでしか磨けない」とおっしゃっていたのが印象的で、受験生同士で切磋琢磨しあうことで、お互い良い刺激を与えあい、面接カードの内容の充実や面接・討議の技量を高めることができました。何度も準備を重ねられたおかげで落ち着いて、そして冷静に本番に臨むことができました。

民間就活との両立

 第一志望は外務省でしたが、他の業界にも興味があったこと、そして様々な仕事についても理解を深めたいという思いから民間就活も同時並行で進めていました。私の場合、10社以上にエントリーしていましたが、外務省専門職受験生の中ではかなり多い方だったと思います。実際、春〜夏という受験直前期に各社選考が進むので、両立は難しかったです。というか両立できていなかったかもしれません。というのも、各社選考の結果に一喜一憂し、外務省専門職の試験勉強へのモチベーションにも影響したと感じているからです。しかし、結果論ではありますが、民間就活をして良かったと考えています。その理由は2点あり、1点目に何よりも自分がしたいことは何か、とことん考えることができたからです。最初は外務省一本と考えていましたが、世の中にはいろいろな職業があり、自分はどんなことがしたいのか、様々な企業と接点をもつ過程で考えることができました。そしてもう一つは、早い段階から民間就活で面接の経験を重ねることで、自らについて考え、それが外務省の面接にも大いに活かすことができた点です。苦手意識の強かった面接も、一社一社の面接に全力で取り組むことで、ベストな状態で挑むことができるようになったと感じています。長々と書きましたが、外務省専門職受験生の就活は十人十色です。試験一本で挑戦するもよし、他の公務員試験併願もよし、民間就活もよし、皆さん一人一人が選んだ道で後悔せず、ベストを尽くしたと言えるような選択をしてください。

最後に:周りの人への感謝

 私がこうやって自らのしたいことに挑戦できたのは両親、家族、友人、先生の支えがあったからです。そしてTAC・Wセミナーにおいても、井能講師をはじめ、講座の講師方、事務のスタッフの皆さん、同じ受験生など、数多くの人の支えのおかげで受験に挑むことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも周りの人への感謝の思いを大切に、一歩一歩、自分で選んだ道を信じて、立派な外交官になれるよう頑張ります。
 受験に挑戦する皆さん、これから先、壁にぶつかることもあると思います。しかし、そんな時こそ、皆さんのことを応援してくださる人がいることを決して忘れないでください。その思いが皆さんの力になることを信じています。応援しています。頑張ってください。

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