外交官(外務省専門)合格体験記

通信生でも大丈夫!ODAの専門家を目指して

中田 愛梨さん

DATA BANK

研修語 英語
出身校 早稲田大学 国際教養学部 (在学中合格)
合格年度 2021年度
選択科目 憲法
受験動機:ODAを通して対日信頼度の向上に貢献したい!

 帰国子女の私は、小さい時から漠然と「英語を使って働きたい」「国際的な仕事がしたい」と思っていました。その中でも開発援助や国際協力に興味を持ったのは、中学生の時にたまたま参加したNPOでアフリカの少年兵や児童労働について学んだことがきっかけです。その後、大学で開発学を学ぶ中で、民間企業やNGO、JICA等の様々なアクターが開発協力に関係していることを知り、私はどの立場から開発に携わりたいのか悩みました。最終的に外務省を志望する決め手となったのは、日本が好きという気持ちと、外務省専門職員のパンフレットを読んだ時のワクワク感です。開発協力を通して他国との信頼関係を築き、日本の国際的な地位の維持・向上に貢献したいと考え、受験しました。

TAC・Wセミナーを選んだ理由:合格占有率&充実した通信生サポート!

 圧倒的な合格占有率を見て、ここしかない!と思いました。公務員試験突破のためには、学力はもちろんのこと、情報収集も必要だと考えています。多くの合格者を輩出しているTAC・Wセミナーの教材は、先輩の生の声を書いてくださっているので本当に貴重なものです。
 また、私は地方に住んでおり、コロナ禍で講義の度に東京に行くのは憚られたため、通信生として入学したいと考えていました。オンラインでの担任講師との面談や上限回数まで教室講義を受講できるスクーリング制度など、通信生でも手厚いサポートが受けられる点も魅力的でした。いつもオンラインで見ていた講師や合格者アドバイザーを生で見ると、芸能人に会った時のような感覚を味わえます!笑
実際に今年も6人の通信生が合格しているので、直接校舎に行けないから不利ということはないと思います。地方にお住いの方もぜひ挑戦してみてください!

基礎能力試験対策:毎日コツコツ…ではなく、戦略派!目標点から逆算して得意分野を見極める

 私は専門科目の国際法・憲法に比べて基礎能力試験の方が得意だったので、ここで他の受験生に差をつけたいと考えていました。とはいえ、基礎能力対策にあまり時間を割くわけにもいかないので効率よく学習する必要がありました。そこで、まず本試験で取りたい目標点を設定し、その点数を取るには、どの科目のどの範囲がどの程度できなければいけないかを細かく計算しました(例えば、数的処理の中でも判断推理は6問中5問、数的推理は満点、…等)。やや大変な作業ですが、最初に自分の学力と相談して方針を立てておくと後がスムーズに進むと思います。私は得意だった文章理解や数的処理で可能な限り点数を取り、暗記量の多い世界史・日本史と未習だった物理は全く対策しないというかなり思い切った戦法を取りました。自分で設定した目標を達成・維持できる程度にやろう!という心持で学習できるので、毎日コツコツやるのが苦手だという方や専門科目になるべく時間を使いたい方にはおすすめです!笑

勉強を楽しもう!:おすすめ文房具

 長い外専受験生活の中で私が出会ったおすすめの文房具をいくつかご紹介します。
 ①ペン部門:SARASA dry (ZEBRA)…本当に超速乾なので、答案を書く時もインクがにじまず重宝していました。水性なので、答練や本試験で使用できます。私は面接カードの清書にも使いました。赤ペンなど黒以外の色もおすすめです!
 ②ノート部門:裏うつりしにくいノート5冊組(無印良品)…なんといっても、5冊で199円というコスパの良さが魅力です。主に基礎能力のV問題集を解くときや、暗記の際の殴り書きなどに使用していました。家にストックしておくと直前期に買いに行かなくて済むのでおすすめです。また、専門科目の答案化にはTEFRENU(Kingjim)のA4リングノートを使用していました。リングが上下に分かれており、真ん中が平らなので書きやすいです。
 ③スケジュール管理部門:Rollbahn…大学受験の時から、勉強計画を立てるのに愛用しています。年間カレンダーと月間カレンダーの両方がついているので、大まかな計画をカレンダーに書き、方眼紙のページに具体的な日ごとのスケジュールを立てたり答練の結果を記録したりしていました。後ろにクリアポケットもあるので、TACの会員証やお守りを入れて携行していました。
 以上、ほんの一部ですがどれも私のお気に入りです。気になるものがあれば是非使ってみてください!

最後に:外専試験を終えて

 井能講師が以前、「外専の試験は頭の良さを試すものではないのです。」とおっしゃっていましたが、私も実際に受験を終えてその通りだと思いました。大切なのは、外交官になりたいという強い意志と、途中で投げ出さずに2次試験まで受け切る体力だと思います。もちろん1次試験突破のためには学習も必要ですが、学力だけでは2次試験に太刀打ちできません。反対に、1次試験に自信がなくても、しっかりと自主ゼミで2次対策をすれば十分に挽回可能な試験だといえます。
答練で一喜一憂したり、公開模試の成績が悪かったり、民間就活を終えた人を見て焦ったり、本試験でハプニングが起きたり…と、試験対策中に不安になる要素は多く転がっていると思います。こうした不安とどのように向き合い、志気を維持できるか、最後まで戦い抜けるかという自分自身との戦いです。
私は大学受験で第1志望を逃してしまった経験があるので、安易に「努力は報われる」とは言いませんが、少なくとも完走しなければ合格はあり得ないということは言い切れると思います。手強い試験ではありますが、TACの仲間たちと共にぜひ走り抜いてください。心から応援しています!

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