令和6年3月24日(日) 電験三種試験速報!リアルタイム解答分析

電験三種(第三種電気主任技術者)試験[筆記方式]当日9:00より、リアルタイム解答分析「データリサーチ(Web成績診断)」の受付を開始します。解答分析結果は翌日10:30より、最終講評は翌日15:00頃公開予定!
TAC生はもちろん、どなたでも参加いただけます。

令和5年度下期(2024年3月)本試験講評&所感動画公開中!

令和5年度下期 第三種電気主任技術者試験
リアルタイム解答分析
「データリサーチ(Web成績診断)」

データリサーチ登録受付は終了しました。ご利用ありがとうございました。
ご登録いただいた方は、3月25日10時30分~4月24日10時まで結果の閲覧が可能です。

データリサーチ(Web成績診断)とは? 利用のメリット

データリサーチとは、全国の電験三種受験生に本試験答案を再現していただき、TACが採点及び本試験同様の成績処理をした上で、全国ランキングを算出するサービスです。

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全国の受験生からデータを収集。
参加者の順位、各選択肢の解答率を算出。受験生の多くがどの選択肢を選んだか分かる!

インターネットを活用して日本全国の受験生から解答データを収集し、本試験同様の成績処理を行い、精度の高い得点分析結果を提供する、TAC独自の画期的な解答分析サービスです。

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登録から結果の確認まで、すべてWebで完結!

Webページで解答を入力(選択)するだけで、結果閲覧期間内に採点結果を閲覧することができます。
またリアルタイム集計されますので、登録者数が増えるにつれ、精度の高い分析データが提供されます。(何度でもログインして確認できます。)

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TAC生の方はもちろん、どなたでも参加いただけます!

利用無料。電験三種試験[筆記方式]を受験された方はどなたでも参加いただけます。
期間限定での受付となります。

2024年3月24日(日)13:00以降順次公開

令和5年度下期 第三種電気主任技術者試験
本試験講評

受験をされたみなさま、お疲れさまでした。
次回の受験を検討し学習中の方もぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。

3/25(月)追加更新しました。

理論 講評

試験お疲れ様でした。

今回の試験は前回試験と同様に、比較的知識問題が多いことが印象的な出題でした。
特に前半部分にて静電気・磁気に関する知識問題が多く出題され、どれだけ問題を多く解いたかより、テキストの内容をしっかり理解しているかが問われる問題でした。
また、問題の難易度としても標準的なものが多く、全体を通して得点すべき問題をしっかり解くことができれば合格に近づくといった試験となりました。
難問・解きにくい問題として、問2 , 問9 , 問12 ,問13などが挙げられます。特に問2は難解な問題であり、試験前半のここで時間を消費してしまうと、他の得点すべき問題が解ききれないといったことになりかねない出題でした。また、問9や問13は普段の学習ではあまり見ない範囲からの出題となり、頭を悩ませた方も多かったのではと思います。
これに対し、問5~7の直流回路に関する問題や、問10,問11,問14などは総じて得点しやすい問題であるので、こういった問題を確実に得点できるか、しっかり理解できているかが問われる出題であったと感じます。 選択問題は、問17を選択された方が多いかと思います。三相交流回路+コンデンサといったような、あまり見ない内容だったかと思いますが、冷静に問題文が示す図を描き対処できれば得点できる問題となります。 総じて、今回の出題は奇問といったものもあまりなく、テキストを広く浅く学習し、過去問題をこなしておくことで比較的点の取りやすいものであり、受験者の方々の学習の成果が現れやすい結果だったかと思います。 また、ご自身が解ける問題を見極め、確実に得点することが重要であり、まずは手を動かして少し解いてみる、解けそうに無ければ次に進むという判断力が必要かと思われます。

データリサーチの結果を見ると、正答率が40%を下回った問題は、問4,9,13,18(b)となりました。上記の通り、問9,13は普段の学習ではあまり見ない範囲からの出題であったので、回答は困難であったと思います。
一方で、正答率が70%を超えたものは問5,7,11,12,14,16(a),17(a)となりました。いずれも合格のために回答すべき問題であり、その他、問2,3,6,8,15,17(a),18(a)についても正答率が60%を超えると、難問も含め高い正答率であったことから、過去問題をしっかり実施し、どの問題を解くべきかの判断力を磨かれた受験生皆様の受験対策の成果が発揮された結果だと感じます。
また、データリサーチ上の平均点は57.2点でしたので、試験の難易度からも合格基準点は公表通りになると考えられます。

電力 講評

試験お疲れ様でした。

今年は例年通り知識問題と計算問題が同量程度のバランスとなりました。
また、全体的な難易度としては標準的かと思いますが、解きやすい問題と解きにくい問題が分かれており、理論同様、得点すべき問題をしっかり解くことができれば合格に近づくといった試験だったように思います。
難問・解きにくい問題として、問2 , 問13 , 問15 , 問16(b)などが挙げられます。特に問2は、過去問題では問15などのB問題として出題されることが多い難しい内容であり、ここでかなり時間をとられたのではないかと思います。問13や問15についても、解きにくい問題だと感じます。
これに対し、問1 , 3 , 4 , 6 , 8などは過去問題でもよく聞かれる内容、問9 , 11 , 14などはテキストの内容を理解していると解きやすい問題であり、計算問題においても、問12 , 問16(a) , 問17などは過去問題を解いているとかなり解きやすい問題だったかと思いますので、こういった問題を確実に得点できるか、しっかり理解できているかが問われる出題であったと感じます。
また、問5などはあまり見ない内容からの出題もあり、的を絞りすぎた学習をしてしまうと、学習不足が目立つような出題内容でした。
試験時間としては理論に比べると余裕があるかと思いますが、やはり合格するという目標に対して解くべき問題の取捨選択が重要だったように感じる試験でした。
また、過去問題のみではなく、テキストもよく読み、広い知識を持っておく必要性を感じる試験でした。

データリサーチの結果を見ると、正答率が40%を下回った問題は、問2,15(b),16となりました。いずれも計算問題であり、解きにくい問題でした。一方で、正答率が70%を超えたものは、問1,3,4,6,7,8,9,11,14,15(a),17(a)と、多くの問題が高い正答率となりました。それ以外の問題についても60%前後の範囲に入るものばかりという結果でしたので、テキストをしっかり読みこんだ受験生皆様の受験対策の成果が発揮された結果だと感じます。
全体を通して非常に高い正答率であったこともあり、試験全体の難易度から、合格点は公表通りとなることが予想されます。

機械 講評

試験お疲れ様でした。

今回も概ね従来通りの出題構成となりましたが、選択問題問18が情報ではなく自動制御からの出題となったので、情報の問題で得点を狙っていた方にとっては、点が取りにくかったかと思います。
難易度としては、標準的であったかと思います。
難問・解きにくい問題として、問4 , 問13 などが挙げられます。特に問4は非常にわかりにくく、どう解けばよいかがわからなかった方も多かったかと思います。また、問13も内容的に難しいテーマであり、頭を悩ませた方が大半なのではと感じます。

これに対し、問1 , 2 , 3 , 7 , 10 , 14 , 15 , 16 , 17などは過去問題でもよく聞かれる内容であり、問5 , 8 などはテキストの内容を理解していると解きやすい問題であったため、やはりこういった問題を確実に得点できるか、しっかり理解できているかが問われる出題であったと感じます。

選択問題についてはどちらの問に対しても苦手意識を持っている方も多いかと思いますが、解いて見ると意外と簡単にどちらも回答できるものなので、最後まであきらめずに、1問でも多く回答できるように粘る必要があります。
問16についても、(a)は直流チョッパ回路の動作原理を知っていないと難しいですが、(b)は(a)とは別に、公式に代入するだけで解ける問題となりますので、こちらも回答しておきたい問題となります。
機械科目は範囲が広く、苦手意識を持っている方が多い科目ですが、各問の解き方は過去問題と似たワンパターンのものも多く、計算のボリューム感もそれほど大きくないものが多いので、他科目同様、解くべき問題だけを確実に解くことで合格に近づくことができると思われます。

データリサーチの結果を見ると、正答率が40%を下回った問題は、問4,13となりました。上記の通り、この2問は難問であるので、本試験時に回答できなくても問題ないと思います。一方で、正答率が70%を超えたものは、問1,2,3,6,7,9,11,15(a),16(b),17(a),18(b)と、多くの問題が高い正答率となりました。特に問6,7は正答率が90%を超えており、しっかりと学習し試験に臨まれた結果だと思います。また、問5や問10はいずれも(2),(3)で回答が割れており、問5はベクトル図の組立、問10はパワー半導体に関する正誤と、いずれも非常に判断しにくい内容であったことがわかります。
全体を通して非常に高い正答率であったこともあり、試験の難易度からも合格基準点は公表通りになると考えられます。

法規 講評

試験お疲れ様でした。

今年は例年通りの出題傾向となり、前半では各種条文について、後半では計算問題について問われました。
難易度としては、全体的に少々難しく、特にB問題の出題は全体的に得点しにくい問題だったかと思います。問11では地絡電流の計算として、テブナンの定理を用いた計算を行う必要があり、問12では、力率改善の問題ではありますが、直列リアクトルが接続されていることで複雑となりました。問13においては計算問題ではない問題が出題されたため、B問題で得点を稼ぐことを想定されていた方にとっては、点が取りにくかったかと思います。
ですが、A問題の条文問題の中にはかなり解きやすい問題が出題されており、例えば、問3 , 5 , 6 , 7 , 10などは比較的過去問題でもよく聞かれる内容なので、そういった問題を確実に得点できているかがポイントとなります。
これまでB問題は比較的パターン問題のような問題が多く、特に近年はA問題よりB問題の計算問題で得点する方が良いとされてきましたが、今回のようにB問題に難問が多く出題されることもあるので、苦手な方も多いと思いますが、条文・計算問題ともにバランスよく学習しておく必要があります。

データリサーチの結果を見ると、正答率が40%を下回った問題は問10,12(a)であり、正答率が70%を超えたものは、問1,2,3,6,7,13(a)と、比較的条文問題の正答率が高かったことがわかります。また、計算問題については、やはり全体的に難問であったことが伺えます。特に問11(a)では(3),(4)で回答が割れており、問題の考え方、文字式の組み立て方など、受験生が悩むポイントが多くあったと思われます。
全体的に見ると、他科目に比べ正答率は若干低めであるので、試験の難易度としては若干難しかったと思われますが、合格基準点は公表通りになると考えられます。

令和5年度下期電験三種本試験について

2024年3月24日(日)実施された電験三種本試験について、講師からの所感を公開しました。
どんな問題だった?難易度はどうだった?をお伝えします!

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