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新卒で入社した大手総合人材サービス会社の営業として働く中で、「会社の看板ありきで自分自身にはサービス業としてのコンテンツが何もない」と感じていました。そこで、自分自身の商品価値を高めるためにめざしたのが社会保険労務士(以下、社労士)です。大手企業の人事部や中小企業の経営者と向き合い、労働者派遣法、社会保険、雇用保険について相談を受けた際、その都度法務部に問い合わせるよりも自分で回答したいと考えたのです。 こうして社労士を取得し、その後人事面だけでなく会社経営全体をサポートしたいと考えて独立系経営コンサルティング会社に転職しました。 コンサルティング会社では会社統合、人事制度統一、人事制度設計、M&A後のPM(I Post Merger Integration)に携わっていましたが、「全社的視点の経営コンサルティングをしたい」という思いが募り、中期経営計画策定や事業・財務デューデリジェンスにのめり込んでいきました。ただ、コンサルティング会社は激務で家庭との両立が難しかったので、それをきっかけに中小企業診断士(以下、診断士)を取得して独立しようと考えるようになったのです。
コンサルティング会社を退職して独立しようと思ったときに、勤務中に培った事業経営、財務、会計などのノウハウとスキルの対外的な証拠となるものが勤務経歴しかなかったことがひとつです。もうひとつは、実務で学んだ経験を体系的に知識として裏づけたいと考えました。診断士は分野の違う7科目で企業経営を体系的に理解できます。そこで、退職後4ヵ月間、集中して受験勉強をした結果、診断士1次試験に合格し、同年に2次試験も合格できました。そして、診断士受験を通してできた仲間には多様な人材がいて、そのネットワークは大きな財産になっています。
経営コンサルティングはSanctuary Consultingで、社労士業務はアウトソーシング部門としてサンクチュアリパートナーズで受け、それぞれに責任者を立て私は両方を見ています。グループとしてはコンサルティングから入って、アウトソーシング部門があるイメージですね。 コンサルティング部門では事業立ち上げやPMO、モノをいかに売り、売った後の数字回りをどう管理していくかを支援して、PDCAを回していく業務がベースとなっています。 アウトソーシング部門は給与計算、手続き業務、就業規則作成だけでなく、人事制度設計から入ってくる「より経営の根幹に関わる案件」があるので、そこはコンサルティング部門が受け皿となり、その後、労務顧問になればアウトソーシング部門が担当します。 このようにコンサルティングからアウトソーシングまで一気通貫で受けられるのが私たちの大きな強みです。そこではコンサルティング経験と診断士の資格が活かされ、Wライセンスをとても有効に使っています。診断士は会計・財務・法務すべてがわかるので、信頼できる専門家のパートナーの方々と一緒にゆくゆくはクライアントのバックオフィスに関するすべてをアウトソーシングで請負いたいと考えています。
ベースとしてP/L、B/Sがわからなければ同じテーブルにつくことができません。診断士に合格すれば、会計、マネジメントの話はできるので「まずは診断士に合格してから来てください」と伝えています。 私自身、社労士は営業の激務をこなしながら土日祝日と平日の夜勉強したので、1年間本当に大変でした。1人目の子どもが生まれたばかりで、家族の時間という大きな犠牲を払って勉強に集中できる環境を提供してもらいました。診断士はコンサルティング会社を退職して勉強しましたが、2人目の子どもが生まれたばかりの状況で、妻の理解があって集中学習できたからこそわずか4カ月で合格できたのです。 何かを得ようとすると何かを犠牲にしなければなりません。「覚悟を決めているならとりあえずきちんとベースを作ってきてほしい」と伝えています。
診断士1次試験は努力でカバーできる試験です。できなければ2000時間かけて受かればいい。一方、2次試験は経営課題を現状分析・課題抽出し、改善策を立てて実務に落とし込んでいくコンサルティングさながらの試験なので、センスと経験を問われます。未経験の方はとにかく合格に執着し、諦めずにやり通してほしいですね。 コンサルティングの経験を積めるようになるために、持っておくべきは、ずばり「診断士」です。ビジネスのベースはすべて診断士に詰まっているので、ビジネスパーソンとして診断士は最低限持っていた方がよい資格です! と。
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