将来の選択肢|就職・転職で活かす|Y .J さん

ビジネスパーソンとして生きていく上で重要な診断士。
論理的思考を身につけられ、人脈が広がりました。

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Profile               

お名前 Y. J さん
現職 金融機関勤務
中小企業診断士
略歴 2017年、中小企業診断士試験合格。
2018年、中小企業診断士登録。
北海道出身。大学卒業後、金融機関に勤務。法人営業を担当し、
余剰資金の活用などの提案を行う。
大学時代に中小企業診断士(以下、診断士)を目指した経緯を教えてください。

 将来的にビジネスパーソンとして活躍するにはまず何をすべきかを考えました。実務経験を積むのは働いてからでないとできないし、今できることは知識をつけることだと思いました。診断士の1次試験は7科目あって、必要となるであろうビジネス知識はほぼ網羅されています。ビジネスパーソンとして生きる上で重要な内容を体系的に学べるのは診断士だと考え「やるしかない」と決めました。大学2年の9月から受験をスタートして、大学3年の1月に合格することができました。

大学の講義と診断士受験を両立するのは難しくありませんでしたか?

 そもそも両立という考えがありませんでした。正直にいえば診断士の勉強の方がより詳細に学んでいくので、診断士の勉強をやっていれば経済学部の単位の心配はありませんでした。定期試験でも良い点数が取れましたし、両立というより診断士の勉強をやっていれば、大学の勉強もうまくいくという感じでした。
 TAC大宮校に通っていましたが、グループで勉強する受験仲間ができました。受験仲間のほとんどが社会人ですから、ビジネスの現場の話やどういう流れで決済が下りるのかなどを教えてもらったり、小説家の池井戸潤さんの本やドラマなどでビジネスを感じたりすることができました。
 また、大学が学生と県内の中小企業経営者との交流の場を設けてくれたので、そのサークルの会長として経営者へのインタビューや懇親会にも参加しました。青年会議所とも交流があり、今でもそのときに知り合った方たちとの交流は続いています。意外とビジネスとふれあう場は多かったと思います。

受験生時代のストレス解消法を教えてください。

 どちらかというと勉強中心で、残りの時間は友だちと遊んで寝るという毎日でした。今考えるとこの気分転換、メリハリが大切だったと思います。それには計画を立てることが必要で、どれだけやれば休んでもいいのかがわかってくるとメリハリある生活ができるようになりました。

学生時代に診断士を受験してよかったと思うことはなんですか?

 一つ目は論理的思考力を身につけることができたこと、二つ目は何といっても人脈です。受験仲間を含めて受験でつながった人脈がどんどん広がりました。診断士は人とのつながりがかなりある資格なので、人脈が受験で得られた一番大きなものだと思います。
 学生で診断士に興味を持たれた方はぜひ受験してほしいですね。就職活動にも役立ちますし、人脈も広がります。必ず将来にために役に立つと思います。

就職活動で診断士資格は企業側にどのように評価されましたか?

 人事担当者は診断士を持っているからといって、それだけで優秀な学生とは見なしません。なぜ診断士を取りたかったのか、取ってどういう力を身につけたのかを見ていますので、そこをしっかりと話せてようやく診断士を取ったメリットがあります。また、診断士で学んだからこそビジネスについて語ることができたこと、論理的思考力の部分でもかなり身につけられたことが、結果的に就職活動がうまくいった理由だと考えています。

就職先はどのように決めましたか?

 金融業界とコンサルティング業界を考えて活動していました。コンサルティング業界は経営戦略などを提案するところまでが仕事です。一方で金融業界は、経営戦略はもちろん、資産運用や不動産までいろいろなソリューション(解決策)を提供できるので、就職活動を通じてこんなおもしろい仕事はないと考え、金融機関に決めました。

診断士の知識は金融機関での実務で活かされていますか?

 入社1年目は法人の余剰資金運用について提案する業務がメインでした。その際、資金がどれだけあるのかなど、財務諸表を読まなければわからない部分は、診断士で学んだ財務会計の視点が役立っています。
 また、金融機関では、業界独自の検定や資格試験の他に自己啓発の一環でいろいろな資格を取るように奨励されます。それらの資格試験も、診断士の勉強をしたおかげでスムーズに合格することができました。マネージャーへの昇格要件となる資格ももうすでに取得してしまいました。

 今後のキャリアップを考えると、資格としては証券アナリストに興味を持っています。調べてみると診断士で学んだ知識を活かせる受験科目があることもわかりましたので、具体的に考えていきたいですね。将来的には法人融資、M&A、IPO(「新規公開株」「新規上場株式」)、不動産提案、プライベートバンキングと幅広い知識を身につけて、スペシャリストではなくゼネラリストを目指していきたいと考えています。

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