弁理士合格体験記|Y.Sさん

働きながらの2年計画合格必勝法

増金勲さん

Y.Sさん(47歳)
立命館大学理工学部
情報工学科 卒業

ストレート合格

DATA BANK

受験回数 2回(10数年前に3回受験)
※2019年度 短答合格 2020年度 論文・口述合格
受講講座 2年本科生
得意科目とその理由 特許・実用新案
四法の基本であり、時間をかけて勉強したため
不得意科目とその理由 意匠
利用・抵触・他法との関連で問題が複雑になるため
ズバリ合格の秘訣 TACのカリキュラムを信じて、学習を継続すること
1日の平均学習時間 入門期~基礎期 平日2時間 休日5時間
直前期 平日2.5時間 休日8時間
弁理士を目指した理由

 10年以上前に一度弁理士試験に挑戦したことがありました。その時は短答試験すら合格できませんでした。その後、仕事や子どもの誕生で受験をしていなかったのですが、今の会社に知財部門があり、専門的な知識を身に着けることで会社に貢献できることと定年後も仕事を続けたいと考えていましたので、再度弁理士試験にチャレンジすることにしました。

TACを選んだ理由

 普段仕事で帰宅時間が不規則だったため、1年目は短答試験、2年目に論文試験、口述試験を合格する計画で始めようと考えました。TACは2年合格を目指す受験生向けの2年本科生コースがあったため、TACで受講することに決めました。また、私は地方に住んでいるのですが、通学で通えない距離でもないので、そのことについて受講相談をすると、TACでは通信を受講した場合でもライブ講義を受講することを教えていただいたので、通信で受講することにしました。

TACの講師、教材、カリキュラムでよかった点

 インプット講義(基本講義(逐条編))は、Webで小松先生の講義を受講していました。受講を開始した直後は、講義を理解するのに時間がかかり復習が思うように進まないこともありました。 また、1日2コマあることが多く、ついていくのがやっとか、遅れているときもあったと思います。 しかし、TACのカリキュラムは年内にインプットの講義が終わり、年明けからアウトプットに集中できるようになっており、ペースメーカーとして非常に役立ちました。 小松先生の講義は、知財の知識には直結しない話でも、受験する上での心構えや、モチベーションの維持の方法などのアドバイスもあり、長い受験生活を続けていくことができた原動力になりました。 また、逐条編のテキストは、趣旨、重要判例、審査基準がまとまっており、短答試験、論文試験に必要な知識を身に着けることができました。
 逐条編の講義は、主にWebで受講していましたが、短答答練や短答模試、論文答練や論文模試は梅田校で受講しました。 答練や摸試はタイムマネジメントが大切ですし、同じ弁理士を目指している方々の中で受験することでより本番に近い環境で問題を解くことができたのは非常にいい経験になりました。 地方に住んでいる私にとって、受講形式を自由に選べたのはありがたかったです。
 逐条編や答練で疑問点がある場合は、i-supportを通じて質問を理解できるまで行いました。 疑問に思ったことを文章にまとめて質問するのは時間がかかりますが、まとめているうちに自分がどこでつまずいているのか、どのように表現すると回答して下さる先生にわかってもらえるかというのを考えながらできるので、知識の定着にもなりました。
 また、勤務先の近くにTACがあったので、会社帰りや週末によく利用しました。 ずっと家で勉強していると、集中力が途切れてきますし、家族にも気を使わせることになるので、気分転換もかねて自習室を利用していました。 先ほどの答練と同じですが、資格は異なりますが、勉強に打ち込んでいる受講生の方の中で勉強することもモチベーションの維持に役に立ったと思います。

オリジナル学習法

 小松先生の講義で言われていた平日2時間、週末で10時間、合計1週間で20時間の勉強時間を確保するような生活リズムを心がけました。具体的には、朝5時に起床し7時まで勉強し、平日の2時間の勉強時間を確保し、土日は家族との予定もあるので、特に時間帯は決めませんでしたが、自習室に行って強制的に勉強時間を確保したりもしました。 また、子どもの送迎で出かけた時も、待ち時間に車の中やファミレスなど、隙間時間を見つけては勉強時間を確保していました。
 短答試験の勉強については、小松先生も講義でおっしゃっていましたが、マークシートの試験なので、過去問が重要になります。そのため、年内に10年分の過去問を四法は2回、それ以外は1回解くようにしました。 年明けは、10年分の過去問を3回解き、それ以降は解けなかった問題を繰り返し解くようにしました。 答練をペースメーカーに、特実の答練がある週は特実の過去問を行うようにし、インプットとアウトプットを意識した計画を立てて勉強していました。 それ以外に四法対照整理ノートを購入し、過去問や答練で出題された重要ポイントを記入するとともに、小松先生が講義でおっしゃった要件と効果をマーカーで色分けし、一目でわかるようにしました。 小松先生が戦える資料を1つか2つにまとめるほうがいいとおっしゃっていましたが、私は四法対照整理ノートを選びました。法文集に比べると、書き込む余白が多く、大きさもコンパクトで荷物にならないのでよかったと思います。
 論文については、1年目は対策していなかったので、2年目に論文解法マスター講義(現:基本講義(論文編))で必要なテクニックを勉強しました。あわせて補助レジュメで趣旨や判例などをインプットしました。そして、短答の時と同様に、答練をペースメーカーにして、特実の答練がある週は特実のレジュメを復習し、インプットとアウトプットを意識して勉強しました。 ただ、短答の時とは異なり、インプットをしても、題意把握ミスをしたり、項目落ちがあったりして点数のいい時と悪い時の差がありました。答練の都度、小松先生に教えていただいた失敗ノートにミスしたところやインプットすべき事項をまとめるようにしていました。
 口述は過去問を受験生仲間とひたすら問答する練習をしました。短答や論文の筆記試験とは異なり、コミュニケーションも必要になるので、相手に出題したり、出題してもらったりすることは非常に役に立ちました。

直前期の学習方法

 短答の直前期は、逐条編の講義で重要度の高い条文の要件と効果のインプットを先述の四法対照整理ノートを使用して行っていました。特に時期的要件は定着しなかったので直前期に繰り返しインプットしました。また、同時に過去問や摸試で間違ったところを整理ノートに転記していたのでそちらの復習も行いました。論文の直前期は、題意把握ミスや項目落ちを防ぐために、過去問や答練の題意把握や答案構成を繰り返し行いました。また失敗ノートを振り返り、以前した同じミスをしていないか再確認するようにしました。直近1か月は、いつ、どの答練や過去問を解いて、答案構成が漏れなくできたかを記録し、間違えた問題は直近1週間で見直しました。口述は論文の結果発表から本番までの期間が短かったので、先述の通り問答を繰り返し、相手がいない場合はインプットの時間に割いていました。

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